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武田勝頼の高天神城を落とすための軍事拠点となったお城になります。


縄張図


説明版


本丸跡
江戸時代まで使用していたお城でしたので、
礎石もしっかり残っていました。

玉石積みの石垣が特徴で、直線的な形となっています。
最初のイメージよりも、規模の大きい城郭です。

遺構の説明資料

この城跡を探訪しない分けにはいかず、
少し遠方でしたが、駆け足で行ってきました。
未だ４割程度しか見切れていないので、日を改めて
リベンジしたいところです。

さすが武田信玄が城を落とすのを諦めただけのことは有り、
難攻不落の言葉がぴったりと合う城跡でした。

城郭想像図

北側の搦手口から登城しました。



いきなり本丸跡に有った高天神城址の碑


石垣は有りませんが、尾根を巧みに利用して構築しており、
ところどころに堀切があり、現在でもはっきりと
遺構が残っています。
写真では分かり難いですが、高さ５ｍ近くあり、落ちたら足が
痛いですね。これは武田勝頼側がが守備していた時の遺構。


三日月井戸
現在でも水が岩からしみだしています。
籠城の時は、貴重な水源だったのでしょう。

本丸跡

的場曲輪跡

袖曲輪跡

井戸曲輪跡
城郭には必ず井戸跡が有ります。
野田城では金堀人足が穴を掘り水源を断ったことで
開城しています。

御前曲輪跡
消失した展望台の土台だけが残っている。

この城跡周辺にも砦が多数有ったと思うので、
そこにも探索へ行きたいところです。

長篠城址と関係のある場所になりますが、
設楽ヶ原古戦場にも行ってきました。

織田・徳川連合軍３万８千人、
武田勝頼軍１万５千人による死闘が行われた場所になります。

織田・徳川連合軍には、主だった武将の被害はなく、
武田側の信玄時代からの有名どころの武将が討ち死にしています。
　内藤昌豊、土屋昌次、馬場信房、山縣昌景など
高天神城での勝利が、武田勝頼が自信過剰になった原因かな。

火縄銃の３段撃ちはなかった、騎馬隊は存在していなかったなど
所説ありますが、３段撃ちで人が入れ替わり立ち替わりはなかったかも
知れませんが、射撃・銃身の掃除、火薬弾込めなど、
担当を分けて対応したと思っています。


土屋昌次のお墓

現在の連吾川
昔から変わらず残っているところが凄い
奥に見える高架は、新東名高速道路です。


一部だけ復元された馬防柵

実際には、全長２ｋｍに渡り設置されていたようです。

長篠・設楽原合戦屏風絵図
織田側は馬防先の後、徳川方は馬防柵の前に出て
戦っている。

野田城址から４ｋｍ離れたところにある
長篠城址に行ってきました。
この辺りは、徳川と武田がせめぎ合っていた地域になます。
平城の割には、遺構も残っています。
時間が有れば周辺を探索しましたが、先の予定も有ったので
さらっと見て終わりにしました。

縄張概図


鳥居強右衛門
この人は有名ですが、もう一人、鈴木欽七郎重政という人も
脱出していたとは知りませんでした。


本丸の堀跡

長篠城本丸跡の碑

鳥居強右衛門が磔にされた場所が見えるはずですが、
木々がうっそうとして見えませんでした。

かなり以前から城郭に興味があり
しばらく振りに野田城跡の他、
近隣の城郭探訪に行って来ました。

先ずは野田城跡から

武田信玄の狙撃場所を示す案内板

今でも堀か残っています。深さ5m位は有ります。

案内板
城郭としては規模は小さいが、ここを攻め落とそうとしたがゆえに深傷を負ってしまったのか。狙撃がなかったら織田、徳川は滅亡していたかも。