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2021年06月10日

埼玉県寺院巡り~岩室観音堂、瑠璃光寺編♪

埼玉県寺院巡り~岩室観音堂、瑠璃光寺編♪ 日にちを変え今回もまた埼玉県の寺院巡りをしてきました。



最初に訪れたのは埼玉県比企郡吉見町、真言宗智山派岩室山龍性院湯澤寺です♪
久しぶりの参拝です☆

その中でもこちらは岩をうがって観音像をまつったところから岩室観音堂と言いわれます。
龍性院の境外仏堂です。

この観音のはじまりは記録には残っていませんが、弘仁年中(810~824年)と
いわれています☆

松山城主が代々信仰し護持していましたが、
天正18年(1590年)松山城の攻防戦の際に
兵火にあって当時のお堂は焼失してしまいました。
現在のお堂は、江戸時代の寛文年間(1661~1673年)に
龍性院第三世堯音が近郷近在の信者の助力を得て
再建したものだそうです。

お堂の造りは懸造り様式で、江戸時代のものとしては
大変めずらしいものだそうです。





お堂に入ると左右の洞窟内にたくさんの石仏が安置されています。

その数は合88体。

「四国八十八ヵ所」の霊地にたてられた本尊を模したものと言われ、 ここにお参りに来れば居ながらにして四国八十八ヵ所をお参りしたのと同じ巧徳を得られるとされております。

比企西国三十三札所巡りにも
指定。



お堂の2階に上がると正面にご本尊様が奉っております。

こちらは岩室観音堂の御朱印☆

ちなみに観音堂屋根改修の為、私も鶴を奉納しました。
しかし、何十年ぶりの折り紙の鶴、折り方がわからずネット検索すること10分でやっと奉納できました(笑)



階の奥を覗くと急斜面に胎内くぐりも見えます。
岩室観音堂の胎内くぐりはハート型になっており、
ここで胎内くぐりをすると、 子宝・安産・子育ての
願いに通ずると言われております。

ハート(笑)
ただ、私、独身だし子宝、安産、子育て全く関係ないのだが(笑)

以上が岩室観音堂です☆

ちなみについ最近モヤさま2でも取り上げられていてちょっと嬉しかったです(笑)


観音堂から車で3分ほどにこの観音堂の管理の龍性院があります。

龍性院湯澤寺。



本堂。

龍性院は今から400年以上の歴史を有する寺院だそうです。

本堂の中には薬師如来が奉られています。

その名前の通り病気を直し、安楽を与える仏様として有名です。

そのため仏像も薬壺を持っているのが多く見られます。

さらに本堂には御本尊の不動明王が奉られています。

梵語名のアチャラ・ナータの意味は
「揺るぎなき守護者」であり、これから不動明王と呼ばれたそうです。

真言宗では教主「大日如来」の成り代わったお姿と言われています。

不動明王は私達の心の迷い・煩悩を祓うために恐ろしい姿をされ、仏法に従わない者を教え諭し、仏法に敵対する事を力ずくで止めさせ救済するという役目を持っておられます。

そのお姿は忿怒の形相をし、右手に降魔の三鈷剣を持ち左手に羂索と呼ばれる縄を持つ 大変恐ろしい姿をしておられますが、そのお心は私達を救済しようとする厳しくも優しい慈悲に満ち溢れていると言われております。

私はお不動様が好きなので大本山成田山新勝寺やその他、数多く不動尊巡りをしております☆


弘法大師像。

境内の小さな階段を上った先には、
学問の神様として有名な天神様(菅原道真公)が
奉られています。

ちょっと隣接してお墓が多数あり写真は撮りませんでした(..)

菅原道真公は平安時代に政治家・学者・歌人として
名を馳せた方ですが、藤原時平の讒言によって大宰府に流罪となってしまいました。

没後天変地異や疫病が多く起こり、
さらに平安京に落雷が続いたのは菅原道真公の怨霊の祟りだとされ、道真の霊の怒りを鎮めるために人々は雷の神、すなわち天の神様として祀ることにしました。

この時に天満天神の号が与えられたのですね♪


弁財天。

境内左手に小さな池があり、運上昇、諸芸上達、願い事全般に ご利益のある弁財天(弁天様)が奉られています。

七福神の中の紅一点。

もともとはインドの神様サラスバティという名で、
サラスは「水」、バティは「富む」を表しており、
川、池、湖など、水を神格化したものだと言われています。

そのため多くの弁財天は、水の近くに奉られています。

この弁財天は、蓄財の神様としてよく知られています。

これは、江戸時代の文化文政時代(1804年~1830年)に
七福神を参詣する七福神詣が流行し、弁財天にお参りしお札をもらうと財産を得ることが出来ると宣伝されたことがきっかけです。

そのため弁財天の「財」はもともとは才能の「才」で
あったものが、財産の「財」を書かれるようになったと言われていますね。

また、弁財天が琵琶を奏でるその優雅な姿から音楽の神様としても知られております。
(龍性院ホームページ抜粋、引用)

御朱印頂きました。
ちなみに岩室観音堂の御朱印もこちらで頂けます♪

ホントに良いとこでしたよ☆


さてさて、龍性院を後にし車で40分走り着いたのはこちら。



仁王門。

埼玉県深谷市、天台宗深谷山光明院瑠璃光寺です。

こちらは初めて訪れました♪

瑠璃光寺の創建の時期は二説あります。一つは、807年、もう一つは、835年となっているそうです。

いずれにしても平安時代初期の創建であり、1200年の歴史がある、由緒あるお寺ですね☆



仁王像。


こちらの仁王門は江戸時代中期の享保年間(1716~1736)に建立され、明治と昭和61年に改修されているそうです。

この仁王像の股をくぐると麻疹(はしか)が軽く済むと云われ、古くから近隣の信仰を集めていたそうです。

寺伝や言い伝えによると、天海僧正が徳川家康公の遺骨を日光に奉遷する際、表向きは川越喜多院より忍・館林方面に行列を仕立て、実は川越より古鎌倉街道を深谷に下り、当山に立ち寄り、家康公の遺骨を狙う賊をやり過ごしてから世良田の長楽寺に向かったという理由により幕府より御朱印を賜り、この仁王門にも葵の紋が付けられています。
(Wikipedia抜粋)


境内の薬師堂に向かって十三仏があります。

正面からは、お墓があるので撮れませんでしたが(..)

13の仏とは、閻魔王を初めとする冥途の裁判官である十王と、その後の審理(七回忌・十三回忌・三十三回忌)を司る裁判官の本地とされる仏であります。

つまり、亡くなった人を浄土に導く13人の仏様になります。
初七日から33回忌まで、それぞれに担当が決まっているのです。

インドでは四十九日まででしたが、中国に伝わってから道教の十王思想の影響を受け、十の仏様が選定されます。
そして十王に対する本地仏とされました。
日本では中世以降に三人の仏様が加わり、十三仏信仰が完成したそうです。


簡単に説明しますと人は死ぬと10人の王さまによる裁判が行われるのです。

初七日 秦広王(不動明王)
二七日 初江王(釈迦如来)
三七日 宋帝王(文殊菩薩)
四七日 五官王(普賢菩薩)
五七日 閻魔王(地蔵菩薩)
六七日 変成王(弥勒菩薩)
四十九日 泰山王(薬師如来)
百ヵ日 平等王(観世音菩薩)
一周忌 都市王(勢至菩薩)
三回忌 五道転輪王(阿弥陀如来)

二七日って言うのは「ふたなのか」と読み7日×2で14日とゆうことです。

つまり、35日目に閻魔様によって六道(天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道)
の仮決定がされます。

つまり簡単にいうと天国か地獄かその間かと裁判されるのです。

そして最終決定が49日です。

要するに宗派によってもかわりますが、法要がその為のものなのです♪
本来は7日ごとに法要をし親族や知人が集まりお坊さんにお経を唱えてもらい

「故人はいい人だったよね」

とか

「惜しい人を亡くしたよね」

とか故人を忍び別れを惜しみ何とか天国に行けるように、裁判が上手くいきますように!とお願いする場なんですね(笑)

今は簡素化されて初七日、49日、一周忌の法要が多いですが百ヵ日(100日目)法要を行う意味はここにあります。

そして一周忌、三回忌と続きます。

ちなみに一周忌と一回忌は違い、1回忌は命日(亡くなられた日)を表すので三回忌は失くなってから満2年のことです。
つまり3年後ではなく没後2年目になります。

そして、

七回忌
(阿閃如来)
十三回忌
(大日如来)
三十三回忌
(虚空蔵菩薩)

と続きます。
七回忌も没後6年目です。

これらは追善供養といいこの世に残された人が、あの世に行った故人が成仏できるように祈りをささげることを指すのです。

7回忌以降は一般的に13回忌(12年目)、17回忌(16年目)、23回忌(22年目)、27回忌(26年目)、33回忌(32年目)と続きます。

33回忌で「弔い上げ」とし、以後は個別の法要は行わないのが一般的です。

あー、まただいぶ脱線しました(笑)



瑠璃光寺は武蔵国十三仏霊場の第十二番札所にあたります。

鐘楼堂。



本堂の正面には定門(じょうもん)があります。この門の構造は至って簡素ですが、その建立は天正17年(1589)といわれ、市内最古の建造物です。

本堂。

薬師堂の東に位置するのが本堂です。
再三の火災に遭いましたが、現在の本堂は大正15年に再建され、平成22年に銅板の屋根に改修。











回廊。

薬師堂。

仁王門の正面に位置するのが薬師堂です。
本尊は秘仏薬師如来、日光月光菩薩、および十二神将を奉安しています。

秘仏薬師如来像は、12年に一度、寅年にご開帳されるようです。

関東九十一薬師霊場のお寺でもあります。



地蔵堂。

薬師堂に向かって右側にあるのが地蔵堂です。

このお地蔵様はとげ抜き地蔵ともいわれ、とげを刺したときに土団子を供え、とげが抜けた時に米の団子を供えてお礼参りをするという風習が伝えられている。

平成18年に天台宗開宗1200年、瑠璃光寺開山1200年を慶讃して改築されました。
本尊の息災延命地蔵尊の他に、子育て地蔵尊、閻魔王像、奪衣婆像を安置している。

位牌堂。

こちらは、檀徒有志の先祖代々のお位牌と戦没者の霊名記をお祀りしています。

さらに深谷七草・七福神の第一番 大黒天、はぎのお寺です。
(上記、ホームページ抜粋、引用)


なかなか荘厳なお寺でした。


まだまだ埼玉県には素晴らしい寺社が多いです。
まだ、蔓延防止重点措置につき県外移動をせず、探していきたいと思います☆

それでは!
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Posted at 2021/06/15 01:46:23

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この記事へのコメント

2021年6月19日 21:19
こんばんは^^)
いやー、説明がとっても分かりやすい!!
不動明王の部分は密教の三輪身の説明ですよね!!
十三仏にしても、私もここまで詳しくは知りませんでした(⦿_⦿)
お坊さんの説明より分かりやすいです(o_o)

僧籍を取るか、お寺の寺務所の解説員になっては如何でしょうか!!
コメントへの返答
2021年6月19日 22:41
こんばんは☆
いつもありがとうございます♪
三輪身☆
そうですね♪
知っているわけではなくて必死に調べて頭の悪い自分がまた読み返すとわかるように書いているだけですよ(笑)
お寺の寺務所の解説員のお仕事なんかあるんですか?
いいですなぁ(笑)

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