
さて、桜特集①の続きです♪
こちらは別の日に訪れたものです☆

埼玉県鴻巣市、鴻巣総鎮守、鴻(こう)神社です!
私には関係のない子育て、安産の神様です(笑)

庚申塔。

見事な桜でございます☆

手水舎。

拝殿。
鴻巣宿の中心にあった氷川社、熊野社、雷電社を明治6年(1873年)に合祀し鴻三社と号したのが始まりである。
その後、明治35年(1902年)に、日枝社、東照宮、大花稲荷社、八幡社を合祀して、社号を現在の鴻神社と改めた。
(Wikipedia抜粋)

樹の神とコウノトリと卵かな♪

鴻の宮。
こうのとり伝説の伝わる社。
『こうのとり伝説』
昔、「樹の神」と言われる大樹があり、人々は「樹の神」の難を逃れるためにお供え物をして祭っていた。
これを怠ると必ず祟りが起こり人々は恐れ慄いていた。
ある時、一羽のコウノトリが飛来して、この木の枝に巣を作り卵を産み育て始めた。
すると大蛇が現れて卵を飲み込もうとした。
これに対しコウノトリは果敢に挑みこれを撃退させた。
それから後は「樹の神」が害を成す事は無くなったという。
人々は木の傍に社を建て「鴻巣明神」と呼ぶようになり、土地の名も鴻巣と呼ぶようになったと伝えられている。
(Wikipedia抜粋)

なんじゃもんじゃ稲荷。

幸宮弁財天。

三狐稲荷神社。

御神木。

宿神社。

鴻神社。
旧社格は村社になります。
◎御祭神は6柱
・素戔嗚尊(スサノヲ)
・父:伊邪那岐命(イザナギ)
・母:伊弉冉尊(イザナミ)
・速玉男命(ハヤタマノオ)→以前書いたイザナギの唾。
・事解男命(コトサカノオ)→その唾を掃きはらう神。
別雷命(ワケイカヅチ)→以前書いた賀茂社の祭神。
雷除けの神。

本殿。

御朱印です☆
参道の桜は非常にキレイでした♪
さて、桜特集①の忍城を見た後ご飯にしました!

以前から良く通る道で気になっていたお蕎麦屋さん、どんまいじゃんさんにお邪魔しました☆
おばぁちゃん1人でやっていましたがすごく良かったです!

天丼せいろセットです。
お蕎麦の風味も良くすごく美味しかったです☆
さて、桜特集最後はこちらです。

埼玉県坂戸市、真言宗智山派由城山福聚院慈眼寺です☆
こちらは、しだれ桜と閻魔様で有名なお寺です♪
ネット見て初めて来ましたが良かったですよ!

ちょっと雨と少し時期が早かったようですがなかなかの美しさです♪

雨降ってきましたが、本来は菜の花と垂れ桜が絶景のようです☆
ホームページの写真はこちら!

(ホームページより)
樹齢250年以上とも言われているしだれ桜は坂戸市の天然記念物に指定されています!
しかし、そんなことより本堂の参拝が可能な上に堂内撮影O.K.と言う珍しいお寺でした☆
(ホームページによると堂内拝観は要連絡とのことです)
若いお坊さん曰くSNSに挙げて頂いて広く仏教を知って欲しいとのこと(笑)
であれば出来るだけ詳しく書かせて頂きますとも☆
(Wikipediaより調べさせて頂きましたのでご了承下さいませ!)

まず正面入口に見えます三像。
向かって左から准胝観音。
真ん中が地蔵菩薩。
右が八手観音菩薩かな?(違っていたらすみません)。
『准胝(じゅんてい)観音』
日本の真言系では変化観音とされて真言宗系では「六観音」の一尊に数えられ、日本の天台系では観音ではなく仏母とされる。
真言系では聖観音、十一面観音、千手観音、馬頭観音、如意輪観音、准胝観音を六観音と称す。
天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とする。
六観音は六道輪廻(ろくどうりんね、あらゆる生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする)の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもの。
①地獄道 - 聖観音
②餓鬼道 - 千手観音
③畜生道 - 馬頭観音
④修羅道 - 十一面観音
⑤人道 - 准胝観音
⑥天道 - 如意輪観音
という組み合わせになっている。
悪いことをしたら地獄に落ちる!って良く言われるやつは、天国と地獄の間に6つの世界が存在し、今我々がいるのが人道である☆
『地蔵菩薩』
釈尊が入滅してから弥勒菩薩が成仏するまでの無仏時代の衆生を救済することを釈迦から委ねられたとされる。
『八手観音菩薩』
人々を救う8つの道具を手に持った観音様。

外陣からの閻魔様☆
素晴らしい!

こちらが閻魔天。
『閻魔天』
インド神話のヤマが仏教に取り入れられ、天部となったものである。
運命、死、冥界を司る。
密教においては各方位を守護する八方天、十二天の一尊となり、南方焔摩天とも呼ばれる。
真言宗系の曼荼羅の閻魔天は、このようにインド風の服を着た姿(いわゆる菩薩形)で、温和な表情をしている場合が多い。
塗香をし、いざ内陣へ♪

左から順番に、
①大日如来・金剛界
②軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
③大威徳明王(だいいとくみょうおう)
『金剛界、胎蔵界大日如来』
大日如来は真言密教の本尊である。
この辺は難しくてわかりません(笑)
ただ、真言密教では、異なる姿の大日如来を対とし、一体とすることで、その教えもふたつでひとつのものである。
『軍荼利明王』
密教において五大明王の一尊。南方の守護神で、ものごとの発生、持続にあたってさまたげになることを取り除くとされる。
『大威徳明王』
密教において五大明王の一尊。西方の守護神で、六面六臂六脚で、神の使いである水牛にまたがっている姿で表現されるのが一般的である。
阿弥陀、文殊が人々に教えを導く為に恐ろしげな姿をとったと言われる。

④愛染明王(あいぜんみょうおう)
『愛染明王』
真言密教で信仰する明王の一つ。
人間がもっている愛欲をむさぼる心、つまり煩悩も仏の悟りの智慧 (ちえ)に等しいことを意味する。
つまりは愛欲に染まっていても悟りの境地へと繋いでくださる唯一の明王なのではないでしょうか(笑)

⑤阿弥陀如来
『阿弥陀如来』
大乗仏教の仏。 西方の極楽浄土の教主で,生あるものすべてをすくう仏。
⑥聖観世音菩薩
『聖観世音菩薩』
仏教の慈悲の精神、すなわち仲間に対する友情と悩める者に対する同情とを人格化したもの。
すべての事物を自由自在に見ることができる仏様。
観自在菩薩とも言う。
⑦興教大師正覚坊 覚鑁(しょうかくぼう・かくばん)上人
『覚鑁上人』
平安時代後期の真言宗の僧。真言宗中興の祖にして新義真言宗始祖。
興教大師と呼ばれる。
⑧虚空蔵菩薩
『虚空蔵菩薩』
知恵が虚空のように広大な菩薩。

⑩本尊/十一面観世音菩薩
『十一面観世音菩薩』
密教系の尊格であり、奈良時代から信仰を集め、病気治癒などの現世利益を祈願して祀られた。
十一面観世音菩薩は頭上に11の仏面があるもので、四方だけでなく十方を見つめ、すべての人を救うという意味がある。

⑪不動明王
『不動明王』
密教特有の尊格である明王の一尊。 大日如来の化身とも言われる。 また、五大明王の中心となる明王でもある。 真言宗をはじめ、天台宗、禅宗、日蓮宗等の日本仏教の諸派および修験道で幅広く信仰されている。
煩悩を抱える最も救い難い衆生をも力ずくで救うために、忿怒の姿をしている。

⑨千手観音菩薩
『千手観音菩薩』
千本の手のそれぞれの掌に一眼をもつとされることから来ている。
千本の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表している。
ちなみに千本も手がないじゃ~ん!って思いますよね。
日本では合掌手を含め42手で表されるのが一般的である。
左右20手ずつ(脇手)。
と合掌の2手(本手)。
千手観音の手は1本で天上界から地獄界までの25の世界(三界二十五有)を救うと言われております。
40の脇手にて25の世界を40回救う(25×40=1000)ことから千手観音と呼ばれております☆
ちなみに大阪府にある葛井寺(ふじいでら)の本尊、十一面千手千眼(せんげん)観音菩薩坐像(国宝)は、現存する日本最古の千手観音像にして、文字通り千本の手を持つ数少ない「真数(しんすう)千手」の代表作である。

⑩弘法大師空海
『弘法大師空海』
言わずと知れた真言宗の宗祖です☆
弘法大師に関する伝説は、北海道を除く日本各地に5,000以上あり、歴史上の空海の足跡をはるかに越える。
中世、日本全国を勧進して廻った遊行僧である高野聖が弘法大師と解釈されたことも根拠となっているが、寺院の建立や仏像などの彫刻、聖水、岩石、動植物など多岐にわたり、特に弘法水に関する伝説は日本各地に残っている。
弘法大師が杖をつくと泉が湧き井戸や池となった、といった弘法水の伝承をもつ場所は日本全国で千数百件にのぼる。
いづれにしても空海が慈善事業や社会福祉活動をしていたという事実は正しくその功績は計り知れないと思います☆
そして奈良時代の行基上人もまた日本の偉大な人物であり、日本の政治家も少しは見習って頂きたいものである(笑)
⑪普賢菩薩
『普賢菩薩』
修業を司り、釈迦如来の慈悲行を象徴し人々を救う賢者の仏である。
⑫釈迦如来
『釈迦如来』
歴史的に実在した仏陀であり、仏教の開祖である釈迦(ゴータマ・シッダッタ、ゴータマ・シッダールタ、ガウタマ・シッダールタ、瞿曇悉達多)を尊ぶ呼び名である。釈迦牟尼仏、釈迦牟尼如来、釈迦牟尼世尊に同じ。
⑬文殊菩薩
『文殊菩薩』
諸仏の智慧をつかさどる菩薩。
その他、非人救済などの慈善事業を司るほか、日本の真言律宗では慈母供養の象徴とされる。
ちなみに釈迦如来の脇侍として文殊菩薩を左に普賢菩薩を右に侍し、形成されることが多く釈迦三尊と呼ばれております☆

⑭馬頭観音菩薩
『馬頭観音菩薩』
観世音菩薩の化身で,六観音の一つ。
馬頭は諸悪魔を下す力を象徴し,煩悩を断つ功徳があるとされる。
しかし一般には馬の無病息災の守り神として信仰され、3面8臂,4面8臂などのものもある。
⑮金剛夜叉明王
『金剛夜叉明王』
密教における五大明王の1人で、北方の守護神。
を襲っては喰らう恐るべき魔神(夜叉)であり人々の畏怖の対象であったが、後に大日如来の威徳によって善に目覚め、仏教の守護神五大明王の一角を占める仏となった。
仏教に帰依した金剛夜叉明王は悪人だけを喰らうようになったと言われ、ここから「敵や悪を喰らい尽くして善を護る、聖なる力の神」という解釈が一般的となり、故に日本においても古くから敵を打ち破る「戦勝祈願の仏」として広く武人たちに信仰された。
⑯降三世明王
『降三世明王』
仏教における明王の一尊。五大明王としては東方に配される。阿閦如来の化身とされる。
ヒンドゥー教の最高神として崇拝されていたシヴァと妻のパールヴァティーは共に「過去・現在・未来の三つの世界を収める神」だったがヒンドゥー教を救う為に仏教に改宗させたという。
降三世明王の名はすなわち「三つの世界を収めたシヴァを下した明王」という意味なのである。
そして最後に
⑰大日如来・胎蔵界の仏像がある。
これが慈眼寺で参拝出来る仏像になります。
凄いですよ☆
調べるの大変でしたが(笑)

しだれ桜を見に行ったつもりでしたが本堂内の拝観が出来るとは思いませんでした☆
また参拝させて頂こうと思います♪

御朱印です☆
いろいろありましたが可愛い閻魔様にしました(笑)
それではまた♪