VG31ウルトラセブンのブログ一覧

オイチャンは、この５年くらいTVを１時間以上見ることが無くなった。

どの番組を見ても出てくる人は、毎回同じようなお笑い芸人が登場。
まともな事を言ってる？！チックな評論家のウソが多くてつまらないからだ。
若者のTV離れが進んでいるのも納得だ。

ここ最近興味深く見ていたのは、ユーチューブ動画で広島県安芸高田市の石丸市長と議会とのやり取りだ。
そこに全国の地方自治体で起きてる問題の縮図と若手と老人議員との軋轢。
政治に無関心な市民が多くいて、最終的な責任を負うのは市民という結末が待っている。

TVのような台本もなく、今、現実に起きている事に立ち向かう市長と執行部。
問題を問題と認識出来ない老人議員の対決は、どのドラマよりも面白い。

石丸市長の言葉の中に
地元の新聞社である中国新聞に対し、
「偏向報道があまりに酷い」
「今や社会の公器と言われてきた誇りはないのか？」
「正確な情報を出せないTVや新聞はなくなるべき」
「新聞やTVは、ユーチューブの切り抜き動画とどう違うのか？」
という話しをされた。

SNSが普及する前は、世論を形成する源が新聞やTVだった。
社のスポンサー、広告代理店、政治的圧力が加わり本当の情報を伝えてこなかった。
そして、写真週刊誌のように、売れる記事を書けば良いとする体質に満ちている。
にも関わらず「世論を形成してきたのは我々だ」のオゴリと虚栄がそこにある。

私の親の世代、昭和世代は、未だに新聞やTVの言ってる事は正しいと思い込んでいる。私がネットで知り得た裏の真実を親に伝えると、その情報と真実性に驚く。

なぜそんな事になっているのに、世の中の政治家は動かないのか？と呟く。
母が信頼する地元の高齢町会議員に私が伝えた話しをすると、ネットの情報はあまり信用しない方が良いと言われたそうだ。
確かに高齢者に情報の選択は難しいかもしれないが。。。

地元の問題を語れば、安芸高田市の議員と全く同じ体質。問題意識ゼロ。
問題解決の糸口やアイデアも何にも無い。
結局、自分たちの世代さえ良ければそれで良い。
将来のツケは、孫子に先送りする体質が透けて見えた。
まぁ、これも安芸高田市と同様、そんな議員、政治家を選んだ市民の責任だから仕方ない。

石丸市長が市民に向けた言葉に、このままだと最悪の自体（財政破綻）が起きる。
「みなさん、覚悟はできていますか？」
が思い出された。

土曜日は、２４時間勤務。
宿直だったが、トラブルもなく出動することも無かった。
今朝、４時に宿直室のTVを点けると老人女性向けの補正下着、何とかコラーゲン。
ハンディ掃除機の激安通販番組が放送されていた。
世の早起き老人達には人気の番組なのだろう。

ウクライナでは、今もテント生活をしている親子も居る。食料も乏しい。
ミサイルの落下に怯えながら泥だらけの塹壕の中で固まっている兵士も居るだろう。

このTVを見ている老人に一人でもそんな事を考えている人が居るだろうか？

宿直室のTVの電源をOFFにした。