
週末、自分の時間が上手く取れず、アップが今日になってしまいました。
さて先週におこなった作業です。nano再封入のためにアルミ系チップを剥がした後、既に付いているspeedexシリーズ以外のコンデンサーを全て撤去しました。低回転時のトルクの細さが目立つことになりましたが、中高回転時の伸びがでています。ECUの学習も落ちつき走りそのものは意外な程良かったのですが、燃費が極端に悪くなってしまいました。6.9㎞/lです!(ーー;) 走り方もあるのでしょうが、どうも暑さの問題もありそうです。水温が90℃油温100℃を越えて、熱ダレも感じるようになっています。アイドルが長く続くとスパークプラグの熱価をあげている事からカブリ気味になっています。今月は暑さ対策に追われることになりそうです(^^;)
まずはnano再封入から帰ってきた第一陣を使ってヒューズボックス内に装着しました。今回は板ヒューズには付けていません。後日チップを上から貼り付ける以外の方法で攻略したいと思います。「
整備手帳_1」
そして、湾岸アースシステムにパワーコアを追加しました。今までポイントへのケーブルには各一個、ボディーアース2本には各2個付いていましたが、それぞれ一個ずつ追加しました。「
整備手帳_2」
もう一つは今回のメインです。nano再封入のために剥がしたチップ数が相当ありますので、それを全て元に戻してばかりでは、面白くないので、違ったことで補えないかと考えて行った作業がアーシングターミナルに「
ELチップ(nano)」を装着してアーシングケーブルを介してエナジーを重要ポイントに伝達することです。「
整備手帳_3」
エアークリーナーボックス上のMulti(STD)等3枚はnano再封入のために取り外しましたので、暫定的にEGBnano(L)を3枚と換装しました。
アーシングケーブルの行き先はDI・スロットル・マフラーアース(触媒下部・テールエンド前接続部)の3ヶ所でそれぞれ違う要素のポイントに接続しています。エナジー量が1000Teを越える事でケーブルの長さからくるエナジー減退を克服し、今まで体感するまでは至っていないマフラーアース攻略とスロットルへの直接チップ装着の軽減、DIへの被膜上からでないエナジー伝達の3つの目的を同時に攻略することを思いつき行いました。不安要素としては、電子系チップのみでマフラーアースにどの程度効果が望めるのか(特に触媒下部)、エナジー量が大きすぎてDIに効きすぎて重くならないか等あり、全くどう落ちつくかが予測できないことです。
時間の都合でヒューズボックス内とアーシングターミナルは1日装着が、ずれてしまいましたので、変化の経緯は参考程度に留め置き下さい。
1日目
ヒューズボックス内の旧チップとの換装ですが、板ヒューズには付けていません。
エンジン回転が重いというより硬質感のあるものとなっています。5000回転前後で振動がでています。レスポンスは極端に悪くはなってはいないのですが、ブーストが掛かる3000回転まではかったるい感じは拭えません。
2日目
アーシングターミナルにELnanoを装着。状況は以外にも1日目と殆ど違いを見出すことが出来ない状態です。
3日目
少しアクセルが軽く感じ、ざらつき感のあるエンジン回転では無くなってきました。レスポンスは悪くないのですが、低回転域でのトルクは減退しています。アクセルの反応はさほど良くない状態です。4000回転以上の排気音の音量が小さくなり、こもり気味なのですが、なかなか良いものとなっています。クォーーーン!と唸りをあげ今までに聞いたことのない音を奏でています。中回転域の伸びがなかなか良いです
4日目
3日目とほぼ変わらない状態です。但し3日目で奏でていた高回転時の排気音でなく、こもり系から抜け系になりバラツキがあり五月蠅くなっています。中回転時の伸びも前日ほど感じません。
5日目
少しアクセルが軽く感じ、エンジンもざらつきが若干有りますが硬質感へと変わったようです。しかしアクセルの反応が鈍くなっています。どれも今一の状態です。5500回転前後の排気音がとてもでかく、触媒が唸りをあげているのがわかります。
6日目
朝、出勤時は気温も20℃前後で過ごしやすい感じですが、エンジン回転は前日より若干重く、レスポンスも良くありません。期待とは反対の状況です。
帰宅時、気温はまだに中の影響で高い状態です。しかし以外にもエンジン回転が軽くなっています。アクセルも軽く感じます。期待度ほどの効果ではないですが、低回転時のトルクの細さと若干レスポンスの悪さを感じます。しかし中回転域の伸びを感じます。渋滞時油温が100℃を若干上回っても以前ほど熱ダレを感じません。アイドル時のカブリはほんのちょっと感じます。
7日目
朝、出勤時気温はほぼ前日と変わりません。またもやエンジン回転が重く、前日の朝とほぼ変わらない状態です。
帰宅時、気温はほぼ前日と同じなのです。エンジン回転は前日帰宅時に比べほんの少し軽くなりました。アクセルの踏み答えと低回転時のトルクの細さを若干感じます。
8日目
エンジン回転が軽く吹き抜けます。3000回転からブーストがかかったら一気にレッドまで駆け抜け周りの景色がすっ飛んでいきます!低回転時のトルクの薄さも解消してアクセルの反応も初期反応から良すぎるぐらいになっています。外気温が29℃でアイドル時カブリ気味になることはありませんでした。熱ダレも若干緩和されています。
総体的に低中回転にトルクを感じることが多かった以前に比べると出足でのトルクの薄さを感じますが、中回転域からのパワーを感じることが出来、予想以上の結果となりました。今回のアーシングターミナルのへの試みは銅グリスで密着させて、タイラップで固定していることから、いくらでも調整変更が可能です。高さのクリアランスの問題から、これ以上の積み上げは困難ですが、SEMnanoと一部換装など可能性を見出すことの出来るものといえます。ただ個別ポイント近くでのケーブル被膜へのチップ装着よりは効果が劣ると思いますがまとめて出来ることや直接装着の数量を減らすことが出来ること、そして何よりエナジー伝達がケーブルを介しているのでELnanoの磁力の干渉を殆ど心配が無いというのが最大の利点と考えます。
Posted at 2007/06/12 01:57:47 | |
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