ガングリップタイプ(メーカー不明)のステアリングに交換してみた。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
Myαの純正本革ハンドルを,アップガレージで購入したガングリップタイプのステアリングに交換してみました。
ステアリングの表面の塗装の傷みを補修しながら使用していたのですが,傷みが目立ってきたので,購入しておいたステアリングと交換します。
画像は,購入しておいたメーカー不明のステアリングホイールです。裏面のカバーが付属していましたが,ステアリングダンパーは付属していません。
あとで配線するために,クルーズコントロールのレバーを既に取り付けてあります。
2
エアバックが作動してしまうと困るので,安全のためにバッテリーのマイナス端子を外します。
その後,エアバックの溜まっている電気が放電されるまで,30分ほど放置してから,作業に入りました。
3
放電されるまでに,ステアリングを外す準備をします。
ステアリング裏のカバーのふたを内装外しで,取り外しました。以前製作したダイソーのハイカーボン入りヘラ(改)が役立ちました。
4
放電が終わったので,コラム奥にあるエアバックを抑えているバネをマイナスドライバーで押していきます。
ある程度押したならば,エアバックの下に指を入れ,エアバックを持ち上げるようにしていくと,ガコンという音とともに針金のロックが外れます。
右側のロックが外れたら,左側も同様に行います。
5
エアバック裏側に接続されているイエローの信号線を外します。
外し方は,オレンジ色のカバーの裏にイエローのロックボタンがあるので,そのボタンを精密ドライバーマイナスを2本用いてこじりあげるとロックが外れました。
あとは,オレンジ色のカバーを上に引き上げるとイエローの線を取り外せました。
6
KTCのスピナハンドルと19㎜のソケットを利用してステアリングのロックナットを回します。
締め付けトルクは,50Nmということなので,緩まるか心配でしたが,あっさりと緩まりました。
その後,ステアリングを上下左右にゆすりながら,外しました。
私は,最初にステアリングの下側を力づくで引き,上側を同様に行うことでステアリングを引き抜くことができました。
ステアリング中央上にある白のコネクタも外しておきます。
7
外した純正ステアリングからステアリングシェイクダンパーと左右のコントローラーパネルをネジを合計6本取り外します。
パネルは,下側から持ち上げると止めたある2本のツメが外れて取れるようになります。
8
ここである残念な出来事がありました。
左側のパネルが,やけに簡単に外れたので,よく見てみると2本ある内の下側のツメが折れています。
ステアリングの中を確認したのですが,ツメは見当たりません。
パネルが浮き気味だった理由が分かりました。いつから折れていたのでしょうか。
9
交換予定のステアリングに純正ステアリングから取り外したステアリングシェイクダンパーを付け直します。
アクアには,装着されていない部品です。多少,プリウスはコストが掛けられているようです。
10
ステアリングのロックナットを締めこみます。
エクステンションバーに19㎜のソケットを付けたもので,ある程度まで締めこみをした後,トルクレンチで締め上げます。
ステアリングのロックナットの締め付けトルクは,50Nmなのでトルクレンチをその値に設定して締め付けました。
11
ステアリングパネルからの配線を白のコネクターにはめ込み直します。
さらにクルーズコントロールのレバーからの配線も,その隣の空いているコネクターに差し込んでおきました。
Myαのグレードでは,クルコンの配線が来ていないので,後日配線を行うために行っておきました。
12
エアバックを元に戻します。
エアバック上部を引っ掛けてから,エアバックの下部を掌で押して,エアバックを付け戻しました。
バッテリーを接続していないので,十分に力を掛けることができます。ボコッと音がしてはまりました。
13
外しておいたバッテリーマイナス端子への配線を10㎜スパナで止め直して,カーゴの内のカバーを戻して,交換終了です。
スタートボタンを押して,ナビが立ち上がるのを待ち,パスワードを入れ,7つほど設定を確認して,これで乗り出すことができます。ナビ内の設定は,走行距離や学習内容もリセットされていませんでした。
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