ひざすり　ひじすり　肩すり？　有名な“マモラ乗り”

最近のモトGPを見て気がつきました。


最近は、フロントカウルに、ウイングがついています。
フロントのダウンフォースを得るためだとか？
エイプリルフールではないです(笑)


ライダーも空力パーツですので、背中にコブがついています。
そして、ヘルメットもバイクに合わせるそうです。
ストイックな世界ですね。


そして最近は、バイクのバンク角が恐ろしいことになっています。
タイヤの性能が向上したのだと思いますが、ライダーの肩が路面に接触しそうなぐらい、バンクしています。


昔は、ハングオンといい、内側に腰をずらして、ひざを路面にこすって、コーナーリングしていました。
ケニーロバーツが有名ですね。


革つなぎのひざにはニースライダーという、使い捨てのプラスチックのパッドがついていました。
こすれて消耗したら交換するのです。


しばらくすると、ライダーはひじをするようになり、ひじにもエルボースライダーがつくように。


昔は、バイクを必要以上に寝かせずに、ライダーの重心をイン側の低い位置に持っていくことで、コーナーリングしようとしていました。
その究極の形が、ランディー・マモラ氏の有名な“マモラ乗り”ですね。

アウト側の足が浮いています。昔は外足加重が基本と言われていました。
その時代に逆行しています！

大好きなライダーです。
マモラ乗りの解説はこちら
http://aquilarium.fc2web.com/riding_dynamics_main.htm