初代アクアのバッテリー交換

　新年１月６日、義父の初代アクアのエンジンが掛からなくなった！とのＳＯＳを受信しました。ハイブリッド車なので最初からエンジンは掛からずスタンバイ状態になるだけだとは思いましたが、クルマを動かせなくなったのは事実のよう。
　ネットの情報を調べると、トヨタのＨＶ車も補機バッテリーが弱ると始動しないらしく、特に珍しいことでも無い模様。下手したら新車装着時のバッテリーのままの可能性大なので、新品バッテリーを購入して持参し、交換することになりました。

　まず、右リアドアを開けまして。

　シート座面下の内装パネル（カバー）を取り外します。プッシュ式のクリップ２箇所を外してカバーを手前に引っ張ると、

　補機バッテリーが姿を現しました。

　その後の作業を考慮すると、3分割されているパネルすべて（クリップ計７カ所）を外した方がやりやすいです。

　上下２箇所の10mmナットを外すと、バッテリーを固定するステーが取り外せます。
　
　マイナス→プラスの順でバッテリー端子を足り外しますが、端子を留めている10mmナットを取り外す際には、ラチェットメガネレンチがあると便利です。

　また、水素ガス排出用のホースが写真左側面に付いていますので、それも取り外しておきます。

　古いバッテリーを取り外しました。乳白色のカバーが掛かっていて、プラスとマイナスの端子にはフェルト？のワッシャー的なものが付いてました。これらは、新品取り付け時にも、同様に取り付けておきました。

　新車から１０年半、たぶん無交換だったと思われるバッテリー。お疲れ様でした。

　Ｊ’ｍｓで購入した新品バッテリー。Ｓ３４Ｂ２０Ｒという規格のハイブリッド車用で、お値段はなんと、３１，９８０円也！
　店頭で価格を見てさすがにビビり、予め義父に了承を得てから購入しました。

　購入時にもらった販売証明書と製品保証書は一緒にして、車検証と一緒に保管しておきました。交換時のデータは記入しませんでした。

　黄色い◯で囲ったところが、水素ガス排出用のパイプを接続するところ。室内にバッテリーを設置しているクルマでは、乗員の安全のために確実を期さなければいけない重要なポイント。

　この後、取り外したのと逆の手順で新品バッテリーを取り付けて端子を接続し、エンジンが始動することを確認してから、内装パネルを取り付けて完成。

　最後に、ナビと時計を再設定して、作業は終了。
　交換時の走行距離は、89,086km。バッテリーは３年または60,000km保証とのことですので、免許返納までは大丈夫でしょう。