目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ある日、フロントだけウォッシャーが出なくなり、危険なうえ車検も迫っていたので急遽部品を手配し交換しました。
症状はミストボタンを押すとモータの「うぃーん」音が鳴るものの、ウォッシャー液が全く出ない。ボンネットを開けてみたら、インテークチャンバー(ターボ車はインタークーラー)のあたりがビチャビチャ…
恐らくエンジンフード内までは液が圧送されているが、噴射ノズル手前のホースに異常があるのだろうと判断しました。
まだ一度も交換していない方は、年式問わず予防整備としてやっておくことをお勧めします。
私の場合、長距離走行前の点検では問題なかったものの、当日になって突然出なくなって非常に困った&恥をかきましたので。見知らぬ土地で、休憩の度にフロントガラスにペットボトルの水ぶちまけるなんて痴態、晒したくないでしょう…?(泣
2
まずはボンネットを開け、インシュレータ(黄色い遮音材)を外します。
インシュレータは12個のクリップで固定されており、全てプラスチック製の内装外しを使って外すことが出来ました。
このクリップは再利用ができない為、ホースと一緒に注文しておくことをお勧めします。
部品番号は[90814FC001]です。1個80円、12個で960円です。
ここでホースが冒頭の写真のように破断している事を知ります。
エンジンに近い部分ほど硬化が進んでおり、経年と熱害によるゴム劣化が原因と推察されます。
3
今回交換するホースASSYです。部品番号は[86655AG051]、2500円。フェンダー上部~ボンネット内のホースと車体に取り付ける樹脂製の部品がセットになっています。
私はASSYで交換しましたが、エンジン直上部以外はさほど劣化していない感じでしたので、後述するシリコンホースに部分的に交換、でも良いかも知れません。この場合、行程4~6はスキップしてください。
4
ボンネット内のL字型の樹脂部品をクリップ外しなどで外しておきます。
また、新品ASSYと見比べながらウォッシャーノズル付近のホースを外します。
5
続いて、助手席側のフェンダーライナーをめくります。
ノーマル車やアウトバックならそのままイケる可能性がありますが、車高を下げている車両はタイヤが邪魔になるのでジャッキアップ+ホイール外しが必須ですw
「フェンダーとタイヤの間 指○本!」とかイキってるとこういうとき面倒なんですね
6
フェンダー内のホースをよ~く観察すると、継ぎ目があります。ASSYで提供されるのはこの継ぎ目より上です。
継ぎ目のホースが上手く抜けなかったので、写真のようにニッパーで切断しました。
ここでボンネット側からホースを引っ張れば、古いホースを全て摘出できます。
新品ASSYにはウォッシャータンク側のホースと接続する部品が付いているので、逆順に接続していきます。
7
ところで、ASSYには写真白枠部分のホースは含まれません。この部分はあまり劣化していませんでしたが、再度部品を発注するのは面倒です。パーツリストを見ても「長いホースを買って自分で切れ」的な雰囲気を感じましたので、ホームセンターで売っているシリコンホースで代用しました。
8
シリコンホースは写真の物を購入しました。
説明によると-40℃~150℃くらいまで対応しているっぽいので、エンジンルーム内での使用にも耐えてくれるでしょうか。
ASSYではなくて最初からこれを買って繋ぎかえれば良かったのでわ、、、
ぴぴぴぴえん
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