座席シートの放熱と通気性を改善してみた
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
6月半ばにして気温35度を突破!
寒いのは平気なのですが、暑いのには本当に弱ります・・・。
というわけで酷暑対策の第2弾です。
昨年はダッシュボードマットを敷いて、かなり効果を感じました。
本当は熱線カットの透明カーフィルムも貼りたいのですが、車検が心配。
次善の策として、体幹を冷やすべく座席シートについて対策します。
2
VNレヴォーグはシートヒーターがある一方で、シートベンチレーションは設定がありません。
ないものは仕方がありませんので、後付けの製品を調達。
三金商事さんの「MTK コンフォートファンシート」です。
マニュアルもちゃんとした日本語で、1年保証ありなのは評価高し。
タイミング良くセール&予約枠ありだったのでポチりました。
割としっかりした箱で届いたのでびっくり。
送風ユニットがかさばるからでしょうかね。
電源の違い(USB/シガーソケット)とヒーター有無で、3製品が用意されています。
今回は、シガーソケット・ヒーター無しバージョンを買ってみました。
3
この品を選んだ理由かつ、製品最大の特徴でもある、外付け大型ファンユニット。
巷の類似品では、シート前面の内蔵ファンから、シート座面内部を経由して背面まで送風しています。
一方のこちらは、座席下の外付けファンから、ダクトを通じて座面・背面へダイレクトに送風することによって、より効率的な冷却ができるようにしたもの。
取り付けには座席下に最低8cmの空間を必要としますが、VNレヴォーグくんはこの点、問題なく取り付けできます。
(シートを下げすぎなければ)
4
実際の取り付けに移ります。
まずは送風ダクトを、背もたれと座面の隙間に後ろから差し込む必要があります。
ただし、座席後ろの底面は目隠しカバーで覆われていて、そのままでは差し込めません。
カバーは強力なゴム紐で、底面2箇所、茶色のフックに固定されていますから、手探りで外しましょう。
写真は固定を外した状態のカバーです。
※ちなみに、どこに紐が引っかけられていたかは、必ず覚えておいてください。
忘れると、とてもとても困ったことになります(戒め)。
まさか、ファイバースコープを引っ張り出す羽目になろうとは・・・。
5
目隠しカバーを開放してあげたら、後ろから前にむけて、隙間にダクトを差し込んでいきます。
ダクトの頭が前方に出てきたら、クールシート側の接続部分と連結。
正しくセットできればカチッと音がして、外れないよう固定されます。
接続したあとは、ヘッドレスト、背もたれ、座席下用の固定バンドも連結しておきましょう。
6
写真は諸々連結したあと、ファンを座席下に置いた状態のもの。
※ ファンが座席下の黒いユニットに当たって音を出さないか心配になったため、応急処置として、ファンケース側へ緩衝材を貼り付けています。
※ あと、シートを低くし過ぎたときファンの動きがどうなるのか? 吸気に差し障らないか・・・。最適なファン配置も色々探りたいところ。
これで作業はほぼ終了で、あとは目隠しカバーを戻し、電源をシガーソケットに差し込めば完了となります。
7
装着が一通り終わったところで、早速、使ってみましたのでレビューをば。
一体型の類似品との比較になります。
【送風】
背中の中程から座面にかけて、かなり涼しい。外付けの長所で、途中の経路損失が少ないためしっかり風を感じます。
一体式だと座面はまだしも、背面は風が出なかったり温風(!)が出たりしますから、冷やす点では外付け型に軍配が上がります。
【座り心地】
意外なことに、座り心地は優しめです。無論、多少は変わるのですが、一体型はゴテゴテと部品が多いためかお尻が痛くなった記憶があるため、嬉しい誤算でした。
【作動音】
これは・・・どちらも五十歩百歩。座席下だから気になりにくいとのウリですが、風量なりの音は出ています。やや高音よりか。
自分は可としますが、こればかりは個人の感覚によるでしょうね。
そのうちに分解して、静音化できないか試してみたい。
以上、ファン外付け型シートクーラー(クールシート)と、装着作業のご紹介でした。
どなたかのご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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