
昨日のエンジン警告灯には少々焦りました。なぜなら路上で突然動かなくなる恐怖を経験しているからです。
それは1年ほど前、エクシーガで高速を走っている時でした。
加速しようとアクセルを踏み込んだら回転だけ上がってスピードが上がりません。
あれ? ニュートラルになっちゃったのかな?
と思ってシフトを動かそうとするとDに入っています。 同時にメーター内のインジケータを見ると「D」ではなく「--」と表示されています。そして「AT temp」の警告灯が点灯!
えーと、なんだっけ?
瞬時に状況が理解できません。が、みるみる速度が落ちていきます。
アクセルを踏んでも回転が上がるだけ。ニュートラル状態です。シフトをD、N、+、-とカチャカチャうごかしても変化なし。
とにかく後続車に対しても危険なので路肩に寄せて止まりました。
高速道路の、しかもジャンクションの手前ですからかなり危険です。でも動けないんだから仕方ない。
とりあえずマニュアルを見てみます。
「AT temp」が点いた場合、エンジンを切らずに冷えるのを待つように とあります。
でもそれって明らかに熱くなりすぎた時の対応だよな。と思いながらもアイドリングのまま待機。この時は4月で全然暑くない日だったし、熱でダメになる状況ではありません。
待つこと数分。症状は改善しません。
エンジンを一度切って再始動することは考えましたが、エラーが出ている以上 一度エンジンカットすると再始動しないんじゃないか? という思いが残り、カットできません。マニュアルにもエンジン切らずにって書いてあるし・・・
でもこのままじゃすぐに優秀な高速パトロール隊が来て「どうしました?」って事態に・・・
まあそんな体験もいいかな? なんて。
でも「この先故障車あり」って表示の当事者にはなりたくないし・・・
さあ どうする?
意を決してエンジン再始動することにしました。
電気的なエラーっぽいので、パソコンの再起動みたいになんとかなるのでは?という安易な発想です(^^;
よしっ エンジンカット。
・・・・・・・
スタートボタン オンっ! どうだ?
無事 始動しました。 しかも! ATインジゲータは「P」表示に!
恐る恐るシフトをDに入れ、ブレーキを離すとスッと前進します。 よしっ 動くぞ!
後方確認、右ウインカーを出して本線合流。そして最寄りのインターで降りたのでした。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
駆け込んだディーラーでECU診断してもらったら、ATの油圧バルブ作動不良との事。
ATオイルの中にある異物がバルブに干渉して異常を検知しエラーにしたようです。なんでも髪の毛ほどの異物でもエラーになるほどデリケートなものらしいです。
ではATFを交換すればOKか?というと そう簡単でもなさそうです。
広く言われている通り古くなったATFは交換することで沈着していた物質が浮遊しだすことがあるので、なまじ交換しない方がいいケースが多いみたいです。
じゃあ今回の場合はどうするのか。
結論としてはATF交換しました。このままより少しでもリスクを減らすためです。
完全に直すにはどうすれば良いのか?
それにはATを乗せ換えるしかないですね。という回答。まあメーカー系ディーラー的回答ですな。
しかし、その後乗り換えるまでは一時停止できる場所を常に探しながら走ってました(小心者)
トンネルの中もイヤですが、一定間隔で待避所があるのでまだましです。絶望的なのは首都高でしょう。あそこで止まりたくないですね(^^;
最近のクルマは動かなくなるなんてことはないだろう、と思っている方は要注意ですよ!
昔のクルマと違ってコンピュータで制御してますから、ECUが異常と判断すれば勝手にエラー扱いになってしまいます。
特に動けなくなってしまう点でATはヤバいです。
Posted at 2016/04/28 15:14:03 |
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