ここの所投稿しております自作カーボンについて、こんな物が良かったとか、ここを良くしたらもう少し手間が省けたなど、まとめてみようと思います。
まぁ、興味ない人はスルーしてもらって構いません(苦笑)
これから挑戦しようかな?と思う人の参考にでもなれば幸いです😏
尚。今から書くことは個人的な意見ですので、楽しんで見てくれればうれしいです。
【型取り】
対象にそのまま貼るのが自作カーボンの第一歩ですが、型取りは動画とか見てやれるかな?と思ったのが・・・ウンノツキ😆
個人的にはできるだけリーズナブルに行けると嬉しいので、100均アイテムは必須です(笑)

①ふわっと軽いねんど(ダイソー):雄型
ほんと軽いです。硬化後は固いスポンジのようになります。乾燥後の成型は難しいので、芯材の使用がイイかと😏

②石粉ねんど(ダイソー):雄型
石膏粘土です。乾燥すると固くなります。やすりとかで成形できますが、柔らかいうちに均したり整えたりするのがイイです。また、完全乾燥には時間が掛かります(自然乾燥の場合)
重量はそこそこ重いです。

③発泡ウレタン~1液性:スプレー式(ホームセンター):雄型
作成する大きさによりますが、小さいものだと余ります。1回きりなので、コスパが悪くなります😵
発泡には湿度が必要で、空気中の湿度と反応するので、密閉していると固まらない箇所が出ます。
PPには付着しません。
養生はこれでもかと言うくらいしないと付着したら取れません。
④石膏粉(ホームセンター):雌型
水と混ぜて型に流し込むタイプです。袋に書いている通りにやれば問題なくできると思います。
型は水漏れしないように注意です。
一番使いやすかったです。剥離剤を間違わなければ・・・(苦笑)

⑤インダストリアルクレイ(ネット購入):雄型
プロ用の工業用粘土です。エアロパーツや新車のデザインなんかの作成に使用されてます。
(見たことある色だと思う・笑)
冷えると固くなる性質なので切削が容易にできます。買ってよかったアイテムの一つです。
再利用できるので、長く見ればコスパが良くなるはず・・・😊
色々と使いましたが、一長一短あります・・・シリコン型と言う手もありますが、大きな物はコスパが悪いので、シリコンを使う場合は小物限定の方が良いでしょう。
型取り用のマスター型は時間をかけて徹底的に作りこまないと後で修正の日々が待ち構えております。
石膏型でも結構細かい所まで転写されるので、塗装→ウレタンクリア仕上げまでやる勢いでツルツルにするくらいでいいかもしれません。
【剥離】
今回は型を作ってどうにかしたいのがあったので、色々やってみました。

①メタルラップスプレー(ネット購入)
金属加工品の保護剤なのですが、厚みが足りないのかあまりうまくいかず・・・
FRP樹脂で溶けるので、使えないかな?

②PVA(ネット購入)
FRPの剥離剤と言えばこれです。
しかし、扱いが難しいですね。均一に塗れないし、1回で塗らないといけないし・・・
動画の人の様にはいかず、結構苦手です😵💫
③WAX(在庫品)
平たい板に塗ったりしていました。見えにくいので塗れているか分かりにくいです。
専用品のボンリースの方がいいと思います。
塗って、ヒートガンで炙ったりしてました。

④PPシート(ダイソー)
防草シートなんですが、今の所これが一番いいですね。
フォージット仕様だと、カーボンの切れ端を押さえないといけないので重宝します。
ポリエステル100%のカーテン生地を使っていましたが、先日ものの見事に失敗して今後はPPシート1択になりそうです。
写真は編み込みのためカーボン生地に見えるけどPPです😅

⑤アルミテープ(在庫品)
FRP樹脂がくっつきません。薄いですがアルミホイルもお勧めです。
ただし、段差や継ぎ目などは、コピーされるので貼るときに気にしないといけません。
剥離できないことで、せっかく作った型を壊さないといけなくなるという致命傷になりかねません。
樹脂が食い込まないようにマスター型を作り込むか、石膏型なら壊す前提で作るか・・・
型ならゲルコートやガラス繊維も何種類か必要になりますね。
今回はうまくいっていませんが、次につなげたいと思います。
【作業道具】
樹脂作業、硬化後作業など、色々なアイテムがあった方が作業が楽に進めます。
基本的な物は書かないつもりです。「お!?」っと思ってくれるものがあるかな?

①刷毛の代わりにお掃除スポンジ(ダイソー・セリア)
お掃除コーナーにある隙間掃除用スポンジです。樹脂は刷毛塗りが一般的ですが、毛が抜けるのでスポンジに変更してみました。樹脂を吸い込むので何グラムか多めに樹脂を作る必要がありますが、毛が抜けないので便利です。
あまり長時間やると、スポンジを止めている接着剤が解けて柄の部分と取れるので注意です。

②アルミピンチ(洗濯ばさみ)&メラスポ(ダイソー・セリア)
①の応用編です。どうしても柄とスポンジが取れてしまうのが許せなくて考えました。
ピンチは色々ありますが、金属製の方が変形・溶解しないので選択。
メラスポは大きなサイズを購入し自分でカット。好きなサイズで作れます。
尚、スポンジなので樹脂は吸います(笑)
使い終わったら押すだけでスポンジを捨てられます。と言うか、樹脂付きで放置したらピンチごとくっつきます。

③マドラー(ダイソー)
木製のマドラーです。樹脂を混ぜるだけではなく、フォージット仕様の時に樹脂を落とし込む(固定)ために使います。
フォージットの場合は刷毛やスポンジでトントンと置くよりもマドラーでやった方が早いし確実でした😊汚れものの少なくなりますし。

④圧縮袋(ダイソー・セリア)
カーボンを型にピタッと追従するために使用。100均のアイテムですが侮ることなかれ、結構使えます。(フォージット仕様なら必須)
もちろんバルブ付きの物を使用。最近はセリアの方がお気に入りです。
尚、薄いものは食品用を使います。
⑤PP板(ダイソー・セリア)
1㎜~2㎜程度の物を使用して、平たい板状のものを作成するために使用。
樹脂の表面張力を利用したりして仕上げます。乾燥後は剥離剤なしでも簡単に剥がせます。
これだと、インパラでやっても(なぜか)曇りません。表面ツルツルです😏
又。番外編としてクリアファイルも同様に簡単に剥がれます。

⑥オービルサンダー等の電動工具
サンダーだけではなく電動ドリルやリューターも使用して成型します。
樹脂が固まったカーボンは固いので手でやる作業は極力少ない方が良いでしょう。
もちろんペーパー掛けも行いますし、コンパウンドも掛けます。
100均のダイヤモンドやすりで細かい所の調整はしますが、電動工具は確実に必要ですね。

⑦スパチュラ・粘土へら(実店舗で購入)
金属製の物を購入。インダストリアルクレイの作業の時に重宝しました。
クレイ作業の時はぜひ金属製の物を使用してください。切削が簡単にできます。
いかがでしたでしょうか?
細かい所や基本的な事は何も説明していませんが😅こればっかりは文章での説明よりもやってみるのが一番なので・・・
今は参考になる動画もたくさんありますしね(失敗動画はあまりありませんが、相当苦労していると思います)
時間と手間は掛かりますが、意外にできるものですよ?
こんな道具達と一緒に毎度工作しております。
通常使用外の物も多いですし、 あれこれ考えながら失敗したりするのもDIYの醍醐味なので
興味ある人は挑戦してみてはどうでしょう😊
最後に。
焦らず慌てずやると失敗は少なくなります(無くならないとは言えない・笑)
では今回はこの辺で😏
let's enjoy DIY❗️