需要あるのかなー?と思いつつ。そんなに難しくもないので今までやった中での注意点とか参考になれば…😅
※あくまでも個人的な意見ですので、工程に間違いとか使用材料とか違うかも知れません。真似する際は自己責任でお願いします🙇🏻
色んな呼び方があるのですが…チョップドカーボン、鍛造カーボン、フォージドカーボン(言いやすいのでフォージットとしています・笑)
要はカーボン繊維をランダムに配置して樹脂で固めた物です。
強度も何もありません(苦笑)だって、繊維切ってますから…😅
仕上がると大理石みたいなカーボンが出来上がります。テキトーな私にとって柄としては好きですね〜😆
では、ソロソロ本題に行きます。
【準備するもの】
・カーボン生地(柄はなんでもOK🙆)
・カーボン用樹脂(FRP用は❌)
・よく切れるハサミ(❗️重要❗️)
・タッパーの様な入れ物(蓋あり)
・ピンセット
・マドラー(ハケでも可・好みの問題)
・圧縮袋
・PPの防草シート(以下PPシート。穴あきビニールの代わり〜100均にあります)
・防虫シート(ピールプライの代わり〜100均にあります)
・不織布(余分な樹脂を取る用〜100均にあります)
・キッチンペーパー
こんな感じですかね?
後は洗浄用液体とか脱脂用の液体とかマスキングテープとかのいつも使う様な物は書きません(苦笑)
製作する物によって離型するなら離型剤必要だし、裏抜け防止の黒塗装するのにラッカースプレーとか書いても…自分。エアブラシ派なので。とか言われても困るので(笑)書きません。
私は貧乏性なので、基本100均で揃う物をチョイスしています。
【作業準備】
①カーボンを切り刻みタッパーに保管します。
今は初めからカットしてある物もありますので、メンドイ人はそちらを😅
カーボン生地は綾織・平織とも格子状に編まれているので、端の方から何本かに分けて抜いていきます。一気にやろうとすると、繊維がぐちゃぐちゃになります。
又、カットするとハサミの力加減でカーボンが飛んでしまうので注意して下さい。
出来るだけ素手で触らない様に(繊維がバラけます)
カーボンの長さは長くても2cmくらいが作業性が良いかな?あまり短過ぎても後がメンドイので😅これくらいにしています。
②被せる物を切り出しておく。
PPシートは貼る対象物の大きさより大きめにカットします。
防虫シートはPPシートより大きめにカットします。

不織布はテキトーな大きさですが(笑)少し厚みがあるとベスト。
③樹脂の準備。
いつも樹脂は小分けに用意しています。
アバルトのフューエルリッドくらいの大きさでは、15gを2〜3カップは用意して硬化剤は入れません。
小分けにするメリットは、必要な分だけ用意しておくと途中で硬化して樹脂をダメにするのを防ぐ為です😊(貧乏性・笑)
【ノリ撒き】
やり方は色々ありますのでコレが正解と言う訳でもないです。
色々な工法の中、一番安価な方法を探して辿り着いた感じです😊
❶まずはベースに樹脂を塗る
普通のカーボン自作と何ら変わりません😅
ただ、隙間が出来やすいので対策は必要かと…カバーならpvaの色で分かりますが、直貼り付けならベースに黒は必須です。
塗り厚は、あまり厚く塗らなくてOKです。
カーボンが止まれば良いので。
❷カーボンを撒く(通称:ノリ撒き)
樹脂が乾く前にタッパーからカーボンをピンセットで摘み樹脂の上に撒きます。
この時に多すぎるとバサって乗っかるだけなので、樹脂のうえで振るうとか、そもそも少ない量で摘むとかします。

カーボンが重なって浮いていても全体的に撒きます。
❸下地が見えているなら追いカーボン
❹樹脂を垂らします(塗るのではない)
硬化剤を入れた樹脂が余っている場合は素早く全体的に垂らします。
一箇所に集中しないようにして下さい。
あと、ヘラとかで横流しは❌ダメ。絶対❗️
カーボンがほつれて折角の柄がぼやけます。
なので、押しつけたい時はマドラーを使いソーっと押します。(❷の作業でもOK)
樹脂が硬化時間内なら勝手に広がるので大丈夫🙆焦らす行きましょう。
ココでも隙間があるなら追いカーボンで👍
❺押さえ込み
ある程度全体に樹脂が行き渡ったら次はカーボンを押さえるためにPPシートを
被せます。

樹脂は、吸い取るのでダバダバにしていても意味がないです。必要量を考えておきましょう。
で。押さえ込みと言っても被せるだけです😅力一杯押さえるとカーボンがズレます。
PPシートの後は防虫シートと不織布を被せ、圧縮袋にIN❗️
❻含浸
圧縮袋に入れたら空気を抜いて型・カーボン・PPシート・防虫シート・不織布を密着させます。

この時も横にズレない様注意して下さい。
上から軽く押さえる感じ。
ただ、最後の方は形を整えて下さい。特にRの部分とか凸凹とかがある場合は形状が追従する様にします。
(不織布の厚みが追従するので少し厚みが必要なのです…そうしないと袋の形がトレースされます😆)
❼乾燥・開封
圧縮袋に入れたら、一晩寝かせています。
すぐ開けたいですけど…ココは落ち着いて完全に樹脂が乾燥するまで待ちます。
後は袋を開けて、PPシート・防虫シート・不織布を剥がしますが、先に防虫シートと不織布を剥がしてからPPシートは慎重に剥がします。(隙間に樹脂がある場合。カーボンが剥がれます)
防虫シート要らないんじゃね?
と思うでしょ😏不織布とPPシートでも剥がれるのは剥がれるのですが、カーボンを巻き込む時があるのです…なので防虫シートは不織布を取るための物としています。
❽追加の樹脂で仕上げ
ここまで来たら後は普通のカーボンと同じ作業です。
巣穴とかあると思いますが、樹脂はハケでも何でもOK🙆なので、ヌルテカにしましょう。

シャークアンテナ

ドアミラーカバー

ドアノブ
【アトガキ】
圧縮袋に入れない方法もありますが、樹脂の量が半端ないのと、下手をすればカーボンごとズリ落ちる可能性もあるので一次固定のためにいつも圧縮袋を使います。
如何でしたでしょうか?
分かり易く書いたつもりなのですが…
強度も方向性のない柄としての切ったカーボンを使うこの方法。同じ物は二つとない物になります😊
生地の量も結構使うので、経済的にはマイナスですけど、完成したらウキウキです(笑)
最近は色付きケブラーを入れたりしたのもあって表現が無限大です。
自作は失敗もありますが楽しいですよー😆
では、今回はこの辺で😊
let's enjoy DIY❗️