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3月11日の地震による被害により亡くなった方の御冥福をお祈りします。






3月22日、カミさんの祖母が亡くなりました。


青森県の東海岸近くに住んでいたのですが、幸い高台にある地区であったため、地震による津波の被害は受けませんでした。

しかし、同時に発生した停電により暖房が使えず、肺炎を患い、亡くなりました。


地震の直接的な被害により亡くなった方は大勢いらっしゃいますが、間接的な被害により亡くなる人も多いことを実感しました。

最初の地震発生から30時間を経過し、自分の周囲の状況も落ち着きました。

通常の勤務時間から緊急配備となり24時間拘束された後に、現在の自宅待機となりました。

拘束中は自宅の様子が気になっていましたが、電話も繋がりにくく、カミさんと両親に自宅の状況を託し、避難場所に毛布や飲料水を届けるために市内を回りました。

今回の地震で強く感じたのは危機管理の甘さです。

・地震発生時において、災害対策本部になるはずの市役所内部ですら避難指示や今後の体制について指示を出せていないこと。
・災害対策本部を置く庁舎の耐震強度が0.3未満であるにもかかわらず、対策を講じないこと。
・自家発電設備がなく、完全に沈黙している状況。（日本銀行や地方銀行、イトーヨーカ堂は自家発電設備により活動を継続していた）
・灯油などの備蓄も少なく、車両燃料切れが多かったこと。

自分が知ることが出来た情報だけでも、これだけ危機管理体制が出来ていないことがわかります。


新しい事業に予算かけることが悪いとは思いませんが、万が一に発生する災害に対応できる体制の整備にもっと予算を割いて欲しいと思いました。

青森市内は15時後半に電気復旧が終わったようです。
ひとまず報告でした。

１４時４６分。
ゆっくりと揺れはきました。

青森市内は、机の下に隠れるほどの揺れではありませんでしたが、続く揺れのため屋外避難もしました。

揺れたときに大きい用をたしていた時だったので、完全に逃げ遅れ状態でした。（汗

停電により、情報入手も困難なので、落ち着いて行動することが求められますね。

お昼直前、ゆらゆらっと地震がきました。

意外に長く揺れが続きました。
いい感じで揺れも強かったので、耐震不良の会社の建物が壊れないかな～
壊れたら建て替えれるなぁ～とか馬鹿なことを考えてました。


今のところ被害は出ていないようですね。