ドアミラー自動格納取り付け②

まずはミラー格納の配線を探します。
ミラーを開閉しながらテスターで探します。

爪がある方を下にして、配線側から見ます。
左から…
青➡︎アクセサリー
白➡︎開くときに12v
灰色➡︎開くときに12v
爪
灰色➡︎閉まるとき12v
茶色➡︎閉まるとき12v
黒➡︎アース
となっていました。
左右のドアミラーを制御しますので、同じパターンで12vがかかる配線をカットし、ギボシにします。

ギボシにした配線と、自動格納のユニットの配線をつないでいきます。
閉めるとき12vが出る方も同じくカットし、ギボシで繋ぎます。
ドアミラー側とスイッチ側の接続を間違えると、ドアロックするとミラーが開くようになってしまうので、注意してください。

アースとアクセサリーは配線を分岐させて繋ぎます。
エレクトロタップは、接触不良になる、、、とよく言われますが、あまりそうは思いません。
メーカーのオプションにもつかわれていますしね。
配線に合ったタップが使用されていないから、そうなるのだと思います。
今回は線が細いので、直接繋ぎます。

余談ですが、配線を分岐させる際、専用の端子もあるのですが、普通のギボシの根元をカットして使用しています。
こちらの方が配線の被覆ごと圧着出来るので、断線に強くなります。

次はドアロック信号を探します。
ドアスイッチには12vを発生するロック信号は来ていません。
微弱なロック信号をドアロックユニットに送って、そこから12vを発生させます。
運転席のドアロックに入る線を探します。
スピーカー裏に配線が通っていますので、スピーカーを外します。10ミリのボルト4本でとまっています。スポンジで密着していますので、少し外れにくいかもしれません。

スピーカー奥にコルゲートチューブに入った線がありますので、チューブをカッターで開きます。
その中の茶色の線がロック、若草色がアンロック信号です。
今回はアクセサリーでミラー展開にしますので、ロック信号のみに接続します。

ドア内部は雨水が入ってきますので、コルゲートチューブは再度ビニールテープでしっかりと処理しておきます。
接続した配線は、線を伝って水が来ないように「下向き」になるようにします。
ドア内部に線を通す場合は、ドアガラスを下げた時の干渉に気をつけます。鉄板にスポンジテープなどで固定しておきましょう。