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ちりろのブログ一覧

2020年09月05日 イイね!

納車から3か月が経ちました

納車から3か月が経ちました峠道や高速道路をメインに3,000キロほど走り、操作にもずいぶん慣れてきました。
まだまだこのクルマの能力のほんの一部しか引き出せていませんが。
以前所有していたケイマンGTSとの印象の違いを書いてみようと思います。

スタイリング・デザイン
ケイマンのエクステリアは流れる風のように優雅で軽快な印象です、ある意味女性的と思います。対してGT3は空気を切り裂く刃物のような印象です、停まっていても圧力を感じるような迫力があります。
カタログ値を比較するとGT3はケイマンより約16センチ長く、約5センチ幅広です。ですが、運転しているとGT3はケイマンよりずいぶん大きなクルマに感じられます。

エンジン・音
回すほどに力が出る、それに伴って素晴らしい音を聞かせてくれる点は2台とも共通しています。ただGT3のエンジンはケイマンのそれを何倍も研ぎ澄ました印象です。特にフルスロットルで5,000rpmからレブリミットの9,000rpmにかけては身体の奥底(もしくは脳の奥のほう)を鷲掴みにされて揺さぶられているかのようです。私の脳内でドーパミンが大噴出していると思います。またエンジン音を録音してブログにアップしてみようと思います。

ハンドリング・足回り
ケイマンをサーキットでプロドライバーにドライブしてもらった時に「基本アンダーステアのクルマですね」と言われ、ポカンとした記憶がありますが、GT3に乗ってその意味が少し分かりました。ケイマンはミッドシップということもあり、コーナーで限界を超えた際に急激にオーバーステアになると私のようなアマチュアドライバーでは対応ができない、そのため限界近くでは緩やかにアンダーステアになるように仕立てられているのではないかと思います。(実際にドライビングスクールで経験しましたが、PSMがOFFの状態でオーバーステアに陥ると、あっという間にスピン、、PSMの凄さを思い知らされました。)
また、ケイマンの足回りはソフトなので加減速および旋回時の姿勢変化は大きいと思います。きっとドライバーが車両の状況がつかみやすいようにセッティングされているのでしょう。
私の腕で公道での旋回Gは最大1.2Gくらい、サーキットでプロが運転した時が1.3G強でした。

GT3はサーキットも未経験、まだまだ限界が見えません。公道で走らせた限りにおいては、負荷をかければかけるほど動きがシャープになります。ケイマンと違って、アクセルを踏むとクルマがより曲がっていくような印象です。
GT3のリアアクスルには速度に応じて前輪と逆位相もしくは同位相に切れる(いわゆる4WS)機能が備わっています。慣れるまでは特にタイトコーナーでの回頭性がケイマンより格段に鋭くてびっくりしたことがあります。足回りはケイマンより明らかにハードに仕立ててあり、加減速や旋回時の姿勢変化はとても少ないです。ただ、高速道路などで大きめのうねりに遭うとちょっとヒヤッとすることがあります。
限界はいったいどこにあり、それを超えるとどうなるのでしょう?人様に迷惑のかからないよう、まずはドライビングスクールで限界を体験してみたいものです。
公道走行でも旋回Gは1.3Gを軽く超えます、これはタイヤの違いも大きいと思われます。

ブレーキ
どちらも素晴らしいブレーキです。GT3はフロントとリアのブレーキディスク径は同一(φ380ミリ、ただし前6ポット、後4ポット)なのでリア2輪も相当なストッピングパワーが出ているのだと想像します。ハードブレーキング時にケイマンはフロントのABSが先に作動する(と感じる)のに対し、GT3は個別のホイールを緻密に制御して減速と姿勢の安定を図っているような印象を受けます。Gメーターの履歴を見る限り、公道での減速Gはケイマンが1.2G前後、一方のGT3は1.3Gを優に超えます。


トランスミッション
ケイマンは7段PDK、GT3は6段マニュアル。GT3納車直後はマニュアルを選択したことを後悔した瞬間もありましたが、今はマニュアルトランスミッションの楽しさにどっぷりはまっています。PDKには逆立ちしても叶いませんが、スムーズなシフトチェンジができたときの喜びはPDKでは得られないと思います。
GT3のマニュアルはSPORT MODE時にアクセルを踏みっぱなしでシフトアップしてもスムーズにつながるように制御される機能がついているようですが、私の脳がなかなかそれに対応できません。ついついアクセルを緩めてしまいます。スムーズに素早く変速できるよう修練を積みます。


11月に富士スピードウェイで開催予定のポルシェドライビングスクールに申し込みましたが、すでに一杯(凄い人気!)とのことでキャンセル待ちになってしまいました。あー、早くサーキットで走ってみたい!!!
Posted at 2020/09/05 15:48:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2020年07月07日 イイね!

非の打ちどころがない

非の打ちどころがない5年間で約5万キロ走行(主に峠道、高速、年数回のサーキット走行と時々街乗り)して不満に思うことは一度もありませんでした。
Posted at 2020/07/07 18:27:20 | コメント(0) | クルマレビュー
2020年06月02日 イイね!

初ドライブ

初ドライブあこがれのクルマが自分のガレージにあるという興奮で前の夜はあまり眠れませんでした。

5:00にかけておいたアラームのお世話になることなく、まだ薄暗いひんやりとした空気が漂っているガレージのシャッターを開けました。

もうこの時点で心拍数は相当上がっていたと思います。

いつも右手で握っていたキーを左に持ち替え、左手で時計回りにイグニッションを回すという動作自体がとても新鮮に感じられます。(ちょっと回しにくい。)

エンジンをかけた瞬間、周りの人がびっくりするような大きな音が出る点ではケイマンGTSもGT3も同じですが、GT3のアイドリング音はより低く乾いた音色で、かつ音圧が強く感じられます。

エンストしないようにソロソロと走り出しますが、右手でのシフト操作は慣れないこともありなかなかスムーズにできません。また、身体が右ハンドル車のミラー位置に慣れてしまっており、車線変更や後方確認の度にミラーのないところに視線が泳いでしまいます。

車両寸法はケイマンGTSもGT3ツーリングもさほど違わないのに、ケイマンGTSより大きなクルマに乗っているような感覚を拭うことができないまま街中を抜けて峠道まで移動しました。

ケイマンGTSのときにはステアリング操作と右足(アクセル)・左足(ブレーキ)だけ考えていればよく、変速は電光石火かつウルトラ賢いPDKに全てお任せで上手く走れていた(気になっていた)のですが、マニュアルはそうはいきません。
(PDKって本当に素晴らしいトランスミッションだと改めて思いました。)

一つのコーナーを抜けるのにもA,B,Cペダル、シフトレバー、ステアリングそれぞれの操作をリズムよく連動させないと思ったように気持ちよく走らせることができません。が、しかしそれが全くできない、、、、、涙。
クルマそのものに慣れていないとはいえ、「君程度の未熟なウデで私を操ろうなどと思ったのが間違いだ!」
とクルマに言われているようでした。

2時間ほど峠道を走って家に戻りましたが、リズムにのって楽しく走ることは全くできずじまい。(涙)

「とんでもないものを買ってしまったのかも知れない」
           ↓
「こんなクルマ乗りこなせるようになるとは思えない」
           ↓
「いや、何とか乗りこなせるように腕を磨こう」

の3つがぐるぐる頭の中を回っていました。


家に帰ると目は真っ赤に充血、身体はへとへと、緊張が解けたのか急激な睡魔に襲われて寝てしまうというありさま。

ようやく手元にやってきた憧れのクルマとの最初のドライブは予想していたものとは全く違ったものでした。

でも明日の天気予報は晴れ、めげずにもう一度いつもの峠を目指すことにしました。

翌日につづく
Posted at 2020/06/02 17:15:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2020年05月26日 イイね!

左ハンドル

左ハンドル左ハンドル車を運転するのは25年ぶりでした。

私が20代のころ乗っていた初代ルノートゥインゴ
(写真はネットから拝借)
クルマ好きな父が母のために少し変わったコンパクトカーをということで選んだようですが、クルマに興味はなく、国産車しか乗ったことのない母にとって癖の強いセミATの左ハンドルといういささかハードルの高すぎるこのクルマは大不評でして(当たり前だ)
納車後数か月で私が譲り受けることになりました。

コンパクトだけど5人乗っても決して狭苦しくなく、初めてこのクルマに乗った人は必ずと言っていいほど「えっ、こんなに広いんだね。意外だね。」とその室内の広さに驚いていました。二人乗り限定ならリアにはタンスでも積めそうな広大なラゲッジスペースが取れる。小ぶりだけど乗り心地の素晴らしいシートも印象的でした。(青空と雲みたいなかわいい柄でした。)本当に素晴らしい実用車でした。
もう殆ど日本の街中で見かけることはなくなりましたが、数年前フランスに行ったときにはまだ結構な数が走っていることに驚きました。パーツはまだ出るのかな?きっと日本車では考えられないくらい色々故障すると思うけど、、、、。

ただ、高速道路上ではさすがに非力さが露呈し、登り坂ではエアコン(これまた全然効かない!!)を切らないと80キロ以上出ないという、ある意味とてもスリリングなクルマでした。
ブログを書くのにWikipediaで調べてみところ、車重はたったの790キロ!!最高出力は約1ℓの排気量で50PSちょっとでした。

20年以上も前のいわゆる実用車と現代のウルトラハイパフォーマンスカーとを同列に比較はできませんが、トゥインゴの2倍弱しか車重のないクルマに10倍の出力を持つエンジンが搭載されている。
そんなクルマを私のような素人でも扱えるようなロードカーとして成立させてしまうポルシェという会社の技術力の凄さを感じます。



話が随分逸れてしまいました、、、。



憧れだったGT3ツーリングとの初ドライブは
・25年ぶりの左ハンドル
・マニュアルトランスミッション
・ウエット路面
・タイトコーナーが続く峠道

緊張しないほうが無理という状況でしたが、結果はこのクルマの凄さと自分の運転技術の未熟さをこれでもかというくらい思い知らされました。

思い出話が長くなってしまいましたので、続きはまた明日以降にします。
Posted at 2020/05/26 16:43:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2020年05月20日 イイね!

納車されました\(^o^)/

納車されました\(^o^)/念願だった991.2 GT3ツーリングが納車されました。
これまで所有していたケイマンGTSは素晴らしいスポーツカーでしたが、サーキット走行会などに参加するようになると俄然気になるのがGT3の存在でした。別次元の速さ、心を鷲摑みにされるような音、そして派手ではないけれども男っぽい(と個人的には思います)スタイリング。いつかはGT3を手に入れて乗りこなせるようになりたいと強く思うようになっていました。

とはいえ、サーキットを走るのはせいぜい年に数回程度、残りの大半はいわゆる一般道や高速道路での使用になるので、見た目がおとなしい羽なし(ツーリングパッケージ)がいいなぁと思っていました。そこで、ディーラーさんに羽なし限定で探してもらっていたのですが、どうやら羽根つきよりも随分数が少ないようで、ディーラーの営業さんも苦労されたようです。
数か月掛かって探し出してくれた車両は私が一番気に入っているアゲートグレーの外装色でした。しかも、付けたいと思っていたオプションも殆ど付いていて願ったり叶ったり。前のオーナーさんはオドメーター1,000キロちょっとで手放されたようで、ほぼ新車のような状態です。(中古車は出会いといいますが、本当に出会いに感謝です。)

納車当日は生憎の雨模様でしたのでそのままおとなしく帰宅。興奮でなかなか寝付かれませんでしたが、翌日早起きして近くの峠道を200キロほど走ってきました。

雨は上がったものの路面はまだ濡れており、霧もかかっている様子。最大出力500PS、最大トルク460Nmのモンスターとの初顔合わせの場としては二の足を踏みたくなるような状況ですが、恐る恐るその能力の(ほんの)一部を開放してみました。

続きはまた明日以降に、、、
Posted at 2020/05/20 17:49:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「ポルシェのクルマ作りに脱帽 http://cvw.jp/b/255740/48518170/
何シテル?   07/01 13:28
40代おやじです。 よろしくお願いします。
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ポルシェ 911 ポルシェ 911
2020年5月に納車されました。(認定中古車) 念願のGT3ツーリングパッケージです。
アウディ S3 スポーツバック (ハッチバック) アウディ S3 スポーツバック (ハッチバック)
仕事用のクルマです。 人生初めての4輪駆動車です。 とてもよくできたクルマでした。 諸 ...
フォルクスワーゲン ポロ フォルクスワーゲン ポロ
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2015年3月生産予定、5月納車 ケイマンGTS RHD アゲートグレーメタリック ( ...

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