フロントスピーカー交換

　ただでさえ悪評高い８０のスピーカーですが、GXのフロントにはドアスピーカーなどございません。運転席・助手席それぞれの足元に１０㎝のスピーカーが「足向き！それも下向き！」にあるだけです（リアスピーカーはありますが、私はフロント重視。荷室にウーハーもありますが、社外１DINのため鳴ってませんし、見てみればボロボロでした。）　
　HZJではフロントドア内張をVリミ用と交換して皆さん愛用の１６センチのカロ（TS-E1676）を投入していました（配線はちゃんとドア内側まできています）、ウーハーも入れていましたが、ズンドコは卒業いたしました。
　今回は「できるだけ純正のまま仕様」、別名「さわやか仕様」がモットーです。１０㎝のケンウッドのKFC-RS103を純正の場所にインストールします。ちなみに、期間限定ポイントを利用して、送料無料最安値からさらに値引きの4,330円で購入、コスパはいかに。

純正１０㎝スピーカーです。１０W（泣）で、足元に向けて取り付けてありますから、どうにもこうにも…です。
私のFZJは後期の前半（ややこしいなあ）車両ですが、写真左の左側スピーカーは橙色が＋、右スピーカーは緑色が＋となっていました。スピーカーに接続されているコネクタをはずせば、＋・－が刻まれていましたので、ご確認を。
　ケンウッドに付属している端子や、販売されている車種別コネクタでは対応できないため、配線カットして取り付けます。一応将来のことも考え、配線を多少残してカットです。

左前スピーカーは、ビス１本で取り付けられたカバー本体に裏から取り付けです。私は前期・中期・後期（の後半）、VX・Vリミ・GXと乗り継いできましたが、ここらへんは、ビミョーに違ったりするのが面白いですね。
　できるだけ「純正仕様・後付け感なし」をモットーとしながらも、欲望に勝てず、別車両用で余っていたケンウッドのツイーターKFC-ST1の配線をカマします。人の心は移ろいやすいモノであることを実感します。

HZJ時代にツイーターを耳の近くにセットしてから、「コレ無しでは生きていけないカラダ」になってしまった自分を恨みながら、Aピラーカバーに穴をあけます。当時、強力両面テープで取り付けたりしてましたが、夏の炎天下で車にもどると、逝ってしまったカブトムシのように落ちているのがタマらなく切なくなり、以降物理的に装着です。

どうせつけるなら、ツイーターでも良いものを…ですが、今回リユース品で一時しのぎです。いずれにせよ、私はカーオーディオマニアではありません。HZJからすればFZJの室内は静かすぎますから、これで十分です（たぶん）。装着後にツイーターの向きを変えられるように一カ所で固定です。

配線処理して取り付け完了です。ツイーターは私としてはこの位置が良いです。
内装も可能な限り看板通り「純正仕様・後付け感無し（くどい）」ですから、私のデッキは１DINのケンウッドです。デッキで音場等調整して終了です。

　音は当然ですが　「スッキリ！シャキッとしました！」


しか～し、やっぱりもうちょい低音は欲しいところですが、UZJ100Wでケンウッドを入れてから（UZJのフロント＋ツイーターの純正場所に加工して入れられるのがコレしかない）シャキシャキした音に「うーむ、コレはコレで、良いのでは…」と思うようになってしまいました。加齢とともに食指（聴指？）が変わってきたようです。今回投入後も、たかか１０㎝と言うなかれ、ケンウッドのスピーカーは実力発揮（自己満足）です。