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Lapianのブログ一覧

2016年01月31日 イイね!

コルベットのロードノイズ対策【前篇】

コルベットのロードノイズ対策【前篇】C7に乗り始めて最初に感じた事は…挙動軽い!トルク太い!ロードノイズでかい!…でした。

首都高の舗装が荒いところを走るとザーッというロードノイズが明らかにカマロと比べて大きく、少し声を強めて会話をしないといけないぐらいです。

警戒していた6.2L V8の排気音は意外と純正マフラーに上手く消音されていて程良く手応えを感じる音量です。(だからパワァァァァ!な人はマフラー替えるんですね。)

…なのでロードノイズ対策を実施してみようと思います!


■対策実施前に…

私はインフルエンザですらプラシーボ効果で治ってしまう程、思い込みが激しいらしいです。
多分…何もしていないのに「対策したよ!」って言われたら「お!静かになった!」と返してしまいそうなので、対策後の効果をより実感できる様に、対策前の車内音量を測っておこうと思います。

まずは安価な騒音計をポチり…

ちょっと小細工して…

こんな感じで設置!

ドラレコで走行映像と同時に騒音dBも撮影できる様に調整しました。


■どこで実験しよう?

ロードノイズが大きいところが良いな…ただ近場ってのも面白くない…そう言えば音楽が聞こえる道とかいうのがあったな!

…っと言うわけで芦ノ湖スカイラインのメロディーペーブに決定!
メロディーペーブは特殊な路面舗装で音階指定したロードノイズ発生させ、走ると音楽が聞こえるという道路です。

以下、測定動画


メロディーペーブ進入前は68dB前後で推移していた車内音量が進入すると最大80dBまで上昇。

安価な機材なので絶対値の精度は期待できませんが、同じ機材・同じ条件で対策前後の比較測定を行うので相対的な差分は測れると思います。
(設定はスポーツモードで3速40km/hをなるべく維持)

…今回は撮影中にガスが出てきたので早めに退散してきました。

帰り道には「残酷な天使のテーゼ」が流れてました。雪景色なら「Let it go」の方が合いそうですけどね!


■現状の記録が録れたところで…

カマロに乗っていた時から約3年間お世話になっているカスタムショップに早速連絡!

「ロードノイズ消したいんです。あ~でもエンジン音と排気音は聞きたくて~あと走行性能は落とさず~重量増もなるべく抑えたいんですけど…」

っという無理難題にも快く

「ちょっと技術担当と相談します~」

と対応して頂きありがとうございます!
そしてこちらの要望に対してご提案頂いたメニューは…

ホイールハウス周りにポイントを絞ったデッドニング!

デッドニングとは吸音・遮音・制振素材を内外装に張り付け防音する作業の事です。

本格的な対策ではホイールハウスだけではなく、エンジンルーム、床下、ラゲッジスペース、ドアまで完璧に防音するそうですが、重量増がそれなりにあるのと、エンジン音・排気音も消音してしまうので、ロードノイズ対策に絞るのであれば、ホイールハウスにポイントを絞るのが工賃も抑えられて費用対効果が良いとの事。
(タイヤ交換は走行性能を落とさない…に抵触するのでNG。)

■次回予告

2月中旬に1週間の整備入庫して対策を行う予定!
対策後、再び芦ノ湖スカイラインで音量を測定します。乞うご期待!
これってショップにプレッシャーかけてしまっているかも…すみません!(^_^;)

コルベットのロードノイズ対策【後編】はこちら

■番外編


今日のターンパイクは雪が残りつつも路面はドライ!
雪景色を楽しみつつ安全に走れる良いタイミングでした。

スカイラウンジ付近では超綺麗な樹氷が…

でもこれ上から降ってきたら危な…あっ
Posted at 2016/01/31 21:06:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | コルベット | クルマ
2016年01月30日 イイね!

みんカラ歴3週間の振り返り

みんカラ歴3週間の振り返り今日は週末なのに悪天候でドライブに行けず、コルベットも車庫で休憩中です。

…急に予定が無くなってしまい暇を持て余しているので、始めて3週間目のみんカラを振り返ってみようかと思います。







■ブログを始めるにあたって

まずは何を書いたら良いのか?が解らなかったので文体は諸先輩方の事例を参考にさせて頂きつつ、内容とターゲットは意識的に系統の異なるものを書いてみて、反応の違いを測ってみようかと思いました。

どんな感じで振り分けたかと言うと…

・納車ネタ
 「C7 コルベット納車!!
  ⇒主に同一車種のオーナー&興味がある人向け。

・トラブルシューティングTips
 「いきなり不具合発生!?
  ⇒同一車種のオーナーのみ対象。

・汎用パーツ取付けネタ
 「ロングノーズとのつき合い方(フロントカメラ取付)
  ⇒同一 or 類似機能商品の購入を検討している人向け。

・事故ネタ
 「事故発生!その時ドラレコは!?
  ⇒車種問わず、刺激値の高い情報を求める人向け。

・ミニカーネタ
 「AUTOart 福袋開封!
  ⇒ホビー志向の強い人向け。

・サーキット走行ネタ

 「富士スピードウェイ 2016年初乗り
  ⇒スポーツ走行志向の人向け。

・時事ネタ
 「シビックTypeR 納車開始!
  ⇒今旬な車の話題の動向が気になる人向け。

…っとこんな感じです。

■どんなブログのウケが良い?

せっかくブログを書くので、やはり皆様からの反応を感じたいというのが関西人的な性分…なるべくウケが良い内容にしたいなぁ…と思います。

何を以ってウケが良いとするかは色々あると思いますが、PV数≒集客力いいね≒満足度と仮想定してみます。

「いいね」に関してはフレンドが増える事で取得率が上昇すると予想されますが、ブログ開始直後で初見の方が多い時期の取得率なので、よりオーガニックな満足度を測れる筈…。

※以下の数値は2016/01/30時点の集計です。
◆PV数比較
PVタイトル登録日
550事故発生!その時ドラレコは!?2016/01/23 18:33:37
359シビックTypeR 納車開始!2016/01/27 23:55:35
325C7 コルベット納車!!2016/01/17 14:01:22
318ロングノーズとのつき合い方2016/01/21 00:04:57
226AUTOart 福袋開封!2016/01/22 23:21:24
188いきなり不具合発生!?2016/01/17 22:38:13
158富士スピードウェイ 2016年初乗り2016/01/24 14:43:50

◆いいね比較
いいねタイトル登録日
21事故発生!その時ドラレコは!?2016/01/23 18:33:37
14C7 コルベット納車!!2016/01/17 14:01:22
12ロングノーズとのつき合い方2016/01/21 00:04:57
9AUTOart 福袋開封!2016/01/22 23:21:24
7シビックTypeR 納車開始!2016/01/27 23:55:35
4いきなり不具合発生!?2016/01/17 22:38:13
4富士スピードウェイ 2016年初乗り2016/01/24 14:43:50

事故ネタは集客力(≒PV数)と満足度(≒いいね)共に、他ネタと比較して高く推移しているので今回投下したネタの中では良いモチーフであったと言えるでしょう。

車種を限定せず訴求できるネタであった事が集客力に、実体験に基づいて読者にとって役立つかもしれない?感を出せた事が満足度に繋がったのかも知れません。

但し、この様な良モチーフは頻繁に入手できるものではないので投入時期が重要になるでしょう。

時事ネタのシビックTypeRはタイムリーだったので集客力は強かったですが、私は商談権抽選にハズレていたので来て頂いた方のご期待に応える内容にできず「いいね」の数が少なかったのだと思います。

500人前後の方(多分ユニークカウント?)に見て頂いて20しか「いいね」を頂けない私の未熟さは改善していくとして…この3週間の短期間では私の文章力は大きく変化していないと仮定すると純粋にモチーフの訴求力と構成の差が解り易く数値に出ているのではないでしょうか。

◆デイリーのPV分布
新規投稿とブログ全体のPV分布の遷移の関係も面白かったです。


ブログ開始初期は愛車紹介の閲覧率が高く、足あと履歴から見てもまずは同一車種オーナーからご洗礼を頂いたのだと予想できます。

それが落ち着くと、新ブログ投下のタイミングでPVが伸びますが、翌日には半減、2日間で終息しています。

推測ですが今回は毎回ネタの方向性を切り替えた為、囲い込みが出来ずPVの持続力が低くなったとみています。(足あと履歴からも新規流入の割合が多くリピーターは少ない様に見受けられました。)

惹きの強いネタで瞬間的にPVを伸ばす事も可能なようですが、ブログというコンテンツ性質上、一度見た投稿を再度読むという事は少ないと予想されるので、連続した投稿の中でモチーフの選定や切り口の方向性をある程度揃える事で、志向の合ったリピーター囲い込みに繋がり長期的なPVの向上が可能になりそうです。

…等々、週末に出掛けられないので、暇過ぎて本当に変な事を書いてますね。


■まとめ

うん!仕事っぽくなってしまった…せっかくプライベートの息抜きに始めたブログなのでもっと好きに書いていこう!

まぁ作戦を考えながら書いたり、その反応を見る楽しさも捨てがたいのですが、同志の方々との出会いや共感等…主観的な楽しみ方をしていこうと思います!

…にしても今日は暇過ぎ…仕事しようかな。
Posted at 2016/01/30 15:32:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年01月27日 イイね!

シビックTypeR 納車開始!

シビックTypeR 納車開始!
昨年末に商談権抽選のあったシビックTypeRの第一陣納車が始まったようですね。
抽選外れた私としては納車された方のインプレ見かけると羨ましい限り…近々サーキットでも見かける様になると思うので実物が走るところを早く見たいです。


■HONDAスポーツへの憧憬

お前アメ車好きとちゃうんかい!と言われてしまいそうですが、学生時代にアルバイトしていたガソリンスタンドがHONDAの販売拠点も兼業していたので、そこでお世話になった営業さんと整備士さんの影響で、NSX、S2000、シビックTypeRにずっと憧れていました。
その中でも…何と言うか…若造が背伸びして買う車として絶妙なポジションにあったS2000かシビックTypeR(NSXは無理!)が欲しくてしょうがなくて3年かけて中古車なら買えるぐらいのお金を貯めました。

ですが…苦労した貯金をいざ使う時になって未だ何者にもなってない自分に対して憧れの車が不釣り合いに思えてしまって…結局、車を買うのはお預けにして専門学校へ行く為の学費に使いました。
今思えばおかげで自分のやりたい仕事にも就き、10年かかりましたがマイホームと車ぐらいは持てる社会人にはなったので、まぁ結果的に良い自己投資にはなったんだなぁ…と思っています。

とは言え一度あきらめた夢はその後も燻り続けていました。


■よみがえる夢

あの時あきらめたHONDAのスポーツカーに乗りたい!という想いはS660の登場に揺さぶられ続け、シビックTypeRの国内限定販売の報でトドメを刺されました…早速、商談権の抽選に応募し…

HONDA青山に実物見に行ったり…
ムック本買ってきたり…
オプション何つけるか検討したり…
もう完全に当選する気になってましたね!


■絶たれた希望

その想いを断ち切るこの一撃!


…その日は呆然となり仕事は手につかず…しょんぼりしてました。
まぁこの歳になってもこれだけ感情を揺さぶられる事って少ないので、一連の熱狂感みたいなものは十分楽しませて貰いましたけどね!(そうとでも思わないとやっとれるかい!)


■一段飛ばしの夢

そしてその翌日…
神懸かったタイミングで数年間連絡を取っていなかったシボレーの営業さんから電話が…
「そろそろカマロ4年目になりますが乗り換えとか考えてません?」
「12年式のカマロは今人気があるので爆買いしますよ」
とのご提案。

え~それこのタイミングで言いますか!家に盗聴器付いてるんじゃないか?
そしてその瞬間、秘めたるもう一つの夢が再燃…

「もう…コルベット行ってまうか?」

このもうというのはコルベットはド本命で必ず買うと決めている一台でしたが、順番は次の次ぐらいかなぁ…と勝手に目標設定をしていたのです。

TypeRの場合は予算と維持費的に買い増しでカマロとの2台持ちも一瞬考えたのですが、

「コルベットは流石にカマロと乗り換えないと無理かなぁ…」
「カマロの下取りは期待できないから手放すなら高く売れる時にするしかないなぁ…」
…っと打算が頭の中でグルグル回ります。

…気が付いたら翌日シボレーのディーラーで商談してました。
先方からの提案に乗った(乗せられたとも言う…)構図になるので、下取りと新車価格は結構勉強して頂けました。(^^)

う~ん このタイミングと条件で無ければ多分あと数年はコルベットには行かなかったと思うので、車との出会いはつくづくご縁だなぁと思いました。
…なので幸運なTypeRオーナーさん。不自然に接近してくるコルベットがいても決して悪気はないので眺めさせて下さい~
Posted at 2016/01/27 23:55:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | コルベット | クルマ
2016年01月23日 イイね!

事故発生!その時ドラレコは!?

事故発生!その時ドラレコは!?
事故発生時のリスクヘッジとしてドラレコを装着されている方は多いと思います。
…が実際に事故に遭ってドラレコが活躍する場面を体験された方は少ないのでは?(…活躍しない方が良いのですが)

私は幸運?にもドラレコのお世話になってしまった事があり…せっかくなので体験談を遺しておこうと思います。


■高速道路での接触事故



カマロに乗っていた時の事です。
首都高羽田付近を上っていたところ右側ランプから合流してきたSUVが…
この時点では特に違和感ある挙動ではありません。

こちらの走行車線と合流車線では流れに速度差があるので
そのまま進行し追い抜いていく筈ですが…

後ろからグランツーリスモでよく聞く嫌な音と衝撃が…

その先の停車可能な路肩まで移動し…

相手方は美人の尾根遺産で凄く恐縮されています。
「こういう事って初めてなので…どうしていいかわからなくて…」
という発言にこちらもドキドキしつつ…なるべく笑顔で、
「お怪我はありませんか?取りあえず警察を呼んでお互い保険会社に連絡しましょう。」と返します。

ぶつけた車が黒いカマロでジャージの若造がグラサンかけて笑顔で降りてきたら、女性からみると怖かったかも知れませんね…なんかすみません…。

まぁ凄く恐縮されてましたしドラレコ映像もあるので事故処理はスムーズに進むだろうと思い、大切な愛車が傷付いた事はショックではあるものの特に感情的にはならずにその場は解散しました。

■事故の概要

高速道合流地点付近の第1車線と第2車線を跨ぐ車両同士の接触事故で私の車は右側のリアフェンダーと右後輪、相手方の車は左側のフロントフェンダーを損傷しました。
不幸中の幸いで両者に怪我はなく物損事故になります。

※この画像はドラレコ映像を元に保険会社に状況を説明する為に作ったものです。

相手方はランプからの合流時に出していた方向指示器を切った状態で、並走中に進路変更を行っている事と…

事故発生地点は進路変更禁止区間になっている…という事も一連のドラレコ映像に記録されていました。

修理総額はカマロ約110万、相手方のSUV約30万、合計約140万の事故になってしまいました。


※以下、長文なのでご興味があれば…

■相手方保険会社の初動対応

私の加入している保険は損保ジ○○○(以下J社)、相手方は外資系通販型のア○○(以下A社)でした。このA社の対応の印象があまり宜しくなくて…

最初の連絡一番に
「お怪我は無いとの事で物損事故になり慰謝料を請求する事はできません。両者走行中の事故なのでLapianさんにも過失が発生します。」
…等、まだ何も聞く前から念押しばかりしてくるので…謝意が全く感じられません。

かなり不機嫌になりつつも
「取りあえずドラレコ映像をお送りするので、詳細ご確認頂いてからこちらのJ社とすり合わせて下さい。」
と言ってJ社経由でA社にも映像データを共有してもらい交渉を進めて貰ったところ…

J社から連絡があり、
「これは0:100ですね。理由はLapianさんに過失が無いからです。しかしA社は2:8だと言ってきています。」
…といきなり折り合ってない!

しかも保険会社同士で示談交渉を進める場合は両者過失がある時だけなので、0:100を前提に示談交渉する場合は私自身で交渉する必要があるとの事…(弁護士特約付けてなかった!)

なのでJ社の担当さんからは最大限サポートとアドバイスするので自分で示談交渉して下さいと言われました。

ま…まぁ面白そうではあるし…了解した!


■相手方保険会社との示談交渉

この際なので良い経験にもなると思い、ゲーム感覚で示談交渉を楽しんでみます。

さてA社との電話…

私「お送りした映像をご確認頂いた上で2:8とお伺いしたのですが、まずは根拠をご説明下さい。」

A社「今回の事故は高速道車線変更時の事故ですので、判例に沿って2:8が妥当と判断しております。」

この判例とは過去発生した事故の判例を元に過失割合の基準値を設定しているもので判例タイムズという冊子にまとめられています。

保険会社との示談交渉は基本的にこちらの判例に沿って進められていきます。

内容はこちらのサイトに分かり易く説明されています。

判例によるとたしかに高速道進路変更時の事故は直進車2:進路変更車8とされているようです。

判例タイムズには加害者に明らかな違反・過失がある場合にその分を加算し過失割合を修正するとも記載されています。

私「前回お渡しした映像はご確認頂けましたか?」

A社「はい」

私「それでは事故発生地点が進路変更禁止区間である事と方向指示器を出さずに車線変更を行われているのは認識されてますか?」

A社「…」

私「こちら2点の過失はそれぞれ10%の増分が妥当と書いてあるので、2:8に加算して0:100になりそうですが?」

A社「…確認して折り返します。」

その後…

A社「確かに2点の過失を確認しました。ですが高速道合流中の事故だったようですね。」

私(さては動画見てなかったな…)

A社「判例に沿うと高速道合流中の接触事故は3:7とありますので、相殺して1:9が妥当かと思われます。」

たしかに高速道合流時の事故は直進車3:合流車7とされているようですが…

私「今回の事故は左車線を走行中の私に対して右車線に合流した相手方が2重車線変更して接触されているので合流事故ではなく進路変更事故になりますね。」

私「ちなみに今、過失割合のお話しをしていると思うのですが、私の過失は何だとお考えですか?」

A社「高速道合流事故の判例では直進車両側にも前方注意義務があり、今回Lapianさんには前方不注意の過失が発生します。」


私「私の車は後方右側面、相手方の車は前方左側面を損傷しているので、後側方から接触されているのは明らかです。」

私「前方に対する注意では回避は困難かと思いますが?」

A社「とにかく両車走行中の事故なので、片方にしか過失が無いという事はありません。」

私「両車が走行していたかどうかではなく、過失割合の話をしているつもりなのですが…どうしても私側にも過失があるとのご主張ですね?」

A社「はい」

私「わかりました。それではJ社側と相談をして対応を決めさせて頂きます。」

…っとこんな感じのやり取り。


■損保ジ○○○からのアドバイス

一部始終をJ社の担当さんに報告したところ…

J社「A社の担当は新人ですね。交渉の仕方が根本的に間違っています。」

J社「被害者に対する示談交渉の鉄則ですが、私だったらいきなり結論からは入りません。」

J社「まず判断材料を全てテーブルに並べてから、組み上げていって過失割合を提示します。」

J社「結論ありきで前提条件を途中で変えたり足したりすると絶対まとまりませんし、被害者も不快に思われます。」

なるほど!プレゼンではまずは結論から…というセオリーはこういうケースでは逆効果だと確かに実感しました。
今度、取引先に負荷のかかる条件を呑んで頂かないといけないケースがあったら参考にしてみよう…。

J社「あとLapianさんからの質問に対して即答していないのは上席の許可が必要で判断する権限を持っていないからですね。」

J社「おそらく判例通りの過失割合に着地させる様に目標設定をされている為、この担当さんと話しても平行線になりますね。」

私「成程…なんとなく先方の社内の様子が目に浮かびますね。」

私「それでは担当さんがA社側の担当だったとして今一番私にして欲しくない事を教えて頂けませんか?

J社「…それは紛争処理センターに持ち込む事ですね。」

紛争処理センターとは…
かいつまんで説明すると多発する交通事故を全部裁判したらたまったもんじゃないので、顧問弁護士による相談と和解斡旋を無料で行う…という素晴らしい志の機関です。

紛争処理センターが提示する和解斡旋に法的な強制力はありませんが、第三者機関からの客観的な和解斡旋を無視するのは保険会社にとってかなりのリスクを伴うので大体従うそうです。

J社「保障はできませんが今回の状況は客観的な映像記録もありますので、おそらく0:100で斡旋が出ると思います。」

J社「センターの和解斡旋が0:100で出れば、A社の担当も上席への言い訳ができるので話が早く進むと思います。」

J社「あ…あとお車まだ新しいので事故歴が付く事による査定評価損も主張できますね。」

…ふむふむ、勉強になるぜ!

ちなみに裁判に持ち込めばまず間違いなく勝てますが、半年ぐらいかかってしまうのと物損事故では慰謝料が取れないので費用対効果が悪いとの事。


■紛争処理センターの和解斡旋

そして紛争処理センターへJ社の担当さんとお伺いし…顧問弁護士さんと面談。
この担当さん昔HONDAのディーラーで働いていたらしくかなりの車好き。
待ち時間中にシビックTypeRについて熱く語ってました。

その後…しばらくしてこんな和解斡旋の書面が送付されてきました。



ほぼこちらの主張どおりの内容の和解斡旋になっています。
さて同じ内容の書面がA社にも届いている筈なので…



…あっさりA社側も0:100を認め、修理費用と査定評価損分の金額が振り込まれました。

J社の担当さんからは「解決おめでとうございます。ご対応頂いてありがとうございました。」との挨拶が、反面A社からは振り込み完了を知らせるハガキが一枚だけ届きました…。

ちなみに事故発生から振込完了まで約3ヶ月かかってます。

その間、修理費用はこちらで立て替えましたが、全く予定のない出費が100万以上出たので、これもし20代の頃の収入だったら結構キツかったんじゃないか?と思いました。

※長文恐れ入ります…なるべく細かく書いた方が似た事例の参考になるかと思いましたので、記憶を頼りに書き出してみました。


■まとめ

今回の事故で感じたのは2点。

「ドラレコつけておいて良かったぁ…」
ウィンカーは出してたとか車線変更禁止区間は通過してたとか…悪気は無くても人の記憶は変化してしまうので、もしつけて無かったら2:8ぐらいにされてたでしょう。総額140万の事故なので、ぶつけられた上に28万の出費…イタいですね。

「保険会社によって対応全然違うなぁ…」
企業として利益を追求するには支払金額を最小化する努力は理解できますが…それがA社はダイレクト過ぎるんですよね。
被害者側の納得度を高めて事故解決をスムーズに進めるのは加害者側にとっても凄く価値のあるサービスクオリティだと思うのですが…
TVCMだと保険料の安さと契約者本人に対する補償説明ばかりですが、相手方への対応の手厚さをアピールすると新しいイメージ作りができそう。

そして…もし自分が加害者になってしまった時の事を考えると今後、私がA社と保険契約を結ぶ事は無いでしょう。
(あくまでも自身の体験に基づく個人の先入観ですが…)

でも全体的に振り返ると…授業料0円で凄く良い経験させて貰ってラッキーでした!


■コルベットにもドラレコ装着

…と言う長い長い前振りからのコルベットにもドラレコを装着!
機材はユピテルのA800DRです。

ワリと新しい製品でドラレコとGPSレーダーがセパレートで一体化された機材です。

GPSレーダー、ドラレコ共に通常は液晶モニター、GPSユニットが個別に必要なところを一体化させる事で、それぞれ1個ずつにまとめてスッキリさせます。…と言う事はコストも下がってお買い得か?と思いきやそこはGPSレーダーとドラレコを足したぐらいの値段になってます。そのうち安くなると思いますが…
(いっその事GPSレーダー内蔵のナビとか作ってくれれば良いのに…)

こんな感じで取付けました。

ボイスが日本語数種と英語が選べるので英語を選択。
ナビとGPSレーダーのボイスが混ざって聞き取り難くなる事が多かったので、ナビ=日本語、レーダー=英語にすると聴き分け易く、グローバル感?も出て良い感じに。
Posted at 2016/01/23 18:33:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | カマロ | クルマ
2016年01月17日 イイね!

ロングノーズとのつき合い方

ロングノーズとのつき合い方アメリカンマッスルカーの象徴的シルエットであるロングノーズショートデッキ…カマロで十分に慣れていたつもりでしたが、コルベット…それ以上に長い&遠い…だがそれが良い!

とは言え対策をしないと不便な局面も発生します。

まずはどれぐらいロングノーズなのか?カタログ画像を並べて比べてみます。
(コルベット・カマロ・シビックTypeR比較)

意外や意外…コルベットの頭部位置はカマロと比べるとやや後ろであるものの、そんなに変わらないんですね…。車体重心や車輪軸との位置関係とかで後ろに座っている様に感じるのでしょうか?

しかしシビックTypeR比で見ると…やはりかなり後ろですね。下手すると後部座席に座って運転している様なレイアウトです。(勿論あくまでカタログ画像比較なので、シート調整で振れ幅あるでしょうが…)

さて道幅の狭い都内住宅街に潜むアメ車への試練…

ブラインド交差点!!
来てるのか?来てないのか?恐る恐る鼻を覗かせて行くしかありません…。
ただ…後席から運転しているかの如きアメ車のレイアウト…左右確認が出来るぐらいに前進すると既に車体の半分ぐらいは交差点に進入しており、優先車が譲ってくれなかった場合はバックを迫られる事も…最悪なのはバックしようとしたら後続車が詰めてきて、後にも先にも進めない状況になる事です。この場合に閑静な住宅街にクラクションと罵声が飛び交う事になるのですが、大変恥ずかしいですし変な悪評もたちかねません。

なのでここはプライドはあっさり捨てて…

フロントカメラ!!

取り付けたのはKENWOODのCMOS320
実はカマロにも同じものを付けていたのでリピーターです。
これの優れた点はスーパーワイドビューというカメラ側で広角映像を画像処理してU字型?に歪曲させる事で正面のパースを崩さず、両サイドの視野角は確保するという機能。普通の広角カメラに比べてかなり見易い映像になります。

これをナビのビデオ入力に接続し…

完璧!
夜間もはっきり映りバンパー下の視界もカバーするので、苦手な前進駐車もやり易くなります。

しかも離れてみたらそんなに目立たないし!

ドヤァ!
…と思っていたら
16年式から純正パッケージオプションで付いている…だと…

しかもダブルカメラで…べ、べ別に羨ましくはありません!
Posted at 2016/01/21 00:04:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | コルベット | クルマ

プロフィール

「ルーフノイズ対策 http://cvw.jp/b/2560045/41199767/
何シテル?   03/11 05:14
アメ車一筋の様な言動に反して車歴は2台目のミーハー族…にもかかわらず、一番好きな車は?と問われると迷わずC3コルベットと答えます。 ツーリングメインで時折、富...
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RAYS HOMURA 2x9 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/03/24 10:17:00
全面フィルム施工をしました 
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