
10月に入りスポーツ走行シーズンになってきたので、各種メンテナンスで愛車への愛着を深めつつ、走り易くする為のカスタム熱が上がってまいりました!
本日はコルベット伝統のリーフスプリングからコイルオーバーへの変更と、フロントスプリッター(リップスポイラー)&アンダーパネルの取付を行いました。
今回取り付けたのはこちら!KWのVer.3コイルオーバーキットです。

車高調整機能とバンプ&リバンプを2WAY調整可能になるキットで、C7専用設計&推奨設定値があり、安心感があった為、こちらを選択しました。

取り付けるとこんな感じになります。
調整機構もジャッキアップさえしてしまえば、車輪やアームを取り外す事無く手を突っ込んで調整する事は可能な様です。
取付後、推奨設定値で下ろしてみるとこんな感じに…

いやいや…落ちすぎでしょう!
確かに格好良いのですが、フロントスプリッターも取り付けるので、流石にこの高さは不安です…

そこでキットの推奨最大値に設定すると…こんな感じに

大体、新車納車時の車高から数ミリ低いかな?ぐらいで見ていて安心感のある高さに…スプリングが慣れてきたら約1cm下がるそうなので、一旦この高さで乗ってみる事にします!
…と思っていたら問題発生!
梱包材の裏側から専用の取付ボルトが発見され…やり直し!

…しかもこのボルト、純正より径が太くフレームの取付穴の拡張と再タッピングが必要になる様です。
まぁリーフスプリングとダンパーで分担していた荷重を片方で受け止めるので、それ相応の強度は必要という事ですね…
ちなみにC5、C6ではコイルオーバーを入れても、テンションを弱めたリーフスプリングと併用するのがセオリーだそうですが、キットがリーフ取り外しを前提に設計されているのと、取付位置の補強がガッシリしているので、思い切ってリーフを外す事を決断しました。
(勿論、Webで失敗事例を探しまくった上で…)

外したリーフはこちら…
今後はこういう用途で活用できるかも知れません。

外したダンパーはこんな感じに…

車体側の取付穴が拡張されてしまった為、もし戻す場合は部品側の取付穴を拡張する必要があり…それをやると多分強度が足りなくなるので…後には引けなくなりました(^^;)
さて続いてはこちら!
フロントスプリッターとアンダーパネルです。

こちらはZ06用の純正品をZ06乗りの方が予備でストックしていたものを格安でお譲り頂いた(本当にありがとうございます!)モノを取り付けます!
また取付に当たってはフィッティングのアドバイスを
sugizoarenewさんから詳細に頂きまして…大変感謝しております!
純正品なので形状はバッチリなのですが、Z06とZ51&Coupeでは取付穴の個数や補強が異なる為、補強用のクリップを入れたりリベットを増し打ちしてガッチリ組み付けて頂きました。

本当はバンパー下の塗装を落として足付けして接着&スプリッターダンパーも付けた方が良い!とご助言頂いたのですが、まぁそこまでガチで攻めている訳ではないのと、純正品の取付強度と設計を信じて一旦、この形で組付けました。

リアルカーボンの目も綺麗で且つ、超軽量超硬質なので純正新品価格では絶対買えなかったなぁ…と遠い目を…しかも軽い擦りはあるもののプロテクションフィルム貼付け済みという至れり尽くせりで感謝の気持ちしかございません!

アンダーパネルもジャストフィット!
元々車体側にあった整流スリットへ流れる様に繋がる形状で流石、純正設計だなぁ…と惚れ惚れします。

取付後、慣らしで走ってみた感想は…
・足の動きがかなりショートストロークで、前後左右のロール角度が浅くなり挙動が乱れにくい。
・足が硬くなった印象はあるが、しっかり動いている感触。瞬間的な突き上げは前よりダイレクトに感じる反面、収まりが早いので心地良い。特にマグネティックライド非装着のCoupeモデルは足回りの味付けがグランドツアラー的な方向に振っている為、変化を顕著に感じる。
・トラックモード時に明確にハンドルが重くなった&レスポンスが良くなった。サスペンションによって路面吸着率が上昇した効果か、スプリッターによるダウンフォースの効果なのかは分からない…
っと言った感じで総じて大満足です!
スタイルも純正感に裏打ちされた端整な顔付きになって更に気に入りました!
本領を試すにはサーキット走行が必要なので、すぐにでも走りに行こうかと思いましたが、暫く走って自分と車が馴染んでからにして!ともっともな助言を頂いたので少しだけお預けです。
あぁ…楽しみです!
Posted at 2017/10/01 16:15:57 | |
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