Hayabusa リアブレーキすりすりの巻〜 21,625㎞
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
4年前に動きが渋くなりメンテナンスしたリアブレーキですが、いよいよ半分固着状態です。ブレーキディスクにも焼け跡が残り、パッドも偏摩耗しています。
20年メンテでフロントは掃除レベルでピストンの動きもまずまずだったのですが、さすがに今回はリアブレーキのオーバーホールをすることにしました。
2
いきなり分解状態です。固着のせいかマスターシリンダーの油圧も心許ない状態です。ここからピストンをどうやって抜くか整備書を覗き込むと、コンプレッサーを使った方法の記述があり試してみました。圧でピストンが飛んでくるらしく慎重な作業が求められるとのことで、写真撮るの忘れました。方法はキャリパーを仮組みしてブリードスクリューを閉めて、バンジョーの穴からコンプレッサーで空気を送ります。Cuちゃんのエンジンリフレッシュに使ったイス用のゴムを使ってエアが漏れない様にしました。少しずつエアを送ると片方のピストンがポンって言って結構な勢いで飛び出してきました。これは危ない。次に飛び出したピストンを半分くらいまでキャリパーに戻してパッドを一枚入れて結束バンドでキャリパーへ固定します。今一度、ジワッとエアを送ると反対側のピストンも出てきました。
後は、キャリパーを分解してピストンを抜くのですが手でぐりぐりするとすんなり抜けました。きちんと作業すれば、ピストンに傷つけることなく楽々作業です。ポイントは、コンプレッサーの圧を上げすぎないことと、片方ずつ結束バンドでピストンを固定すること。対向ピストンならばキャリパーを仮組みしてエアを送ることでしょうか。
3
ピストンを抜いたキャリパーです。ダストブーツはぼろぼろで、シールとキャリパーの溝の間にフルードの堆積物が溜まって、ブーツを押しています。これではピストンが固着するわけです。
4
まずはスチームクリーナーで汚れと溝の堆積物をきれいにしました。その後、ホジ郎でキャリパーの溝をきれいにしていきます。サビもサンドペーパーで出来るだけきれいにしました。
5
新品シールとの比較です。左のシールが痩せて角が取れています。
6
ピストンもきれいにして、シールを付けない状態でキャリパーにはめ込み、スムーズに動くか確認しました。特に問題無さそうです。
と言うことで、組み立てに続きます。
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