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イイね!
2016年02月18日

TSパラメーター

またもや出張続きでスペアナ測定出来ないので、違うネタを書いてみます。

スピーカーのスペックで何やら英語や数字がズラズラと書いてあるもの

それがTSパラメーターといいます。

これ

シール&スモールパラメーターの略です。

スピーカーユニットのデーター規格なんです。

これを理解していないプロが非常に多い。

理解してればあのような作りにはなりませんから。



全て説明すると大変なので、大事なものを抜粋します。

Fs ユニット単体の最低共振周波数

Q ユニットの蓄熱と発散の比

Qts ユニット全ての抵抗値を考えにいれたFsにおけるQ

Mms 総振動系質量

SPL 1w1mにおけるユニットの能率

Xmax 振動板がリニアに動作する最大長

Sd 振動系の面積

これくらいでしょうか。

全ては複雑に関係し合ってて、例えばMmsが増えるとFsは低くなる

Xmaxが大きいと低音が出る

とかですね。

ペーパーコーンのスピーカーは、コーン紙が軽いから低音は出づらいが能率は高い。

とか。

傾向がわかるので、自分はスピーカーをインストールする際はチェックするようにしてます。

スピーカーによって取り付けのアプローチを変えるんです。

インピーダンスメーターというものを使って出た数字から計算して求めることができます。

インピーダンスカーブって見たことありませんか?

こんなやつ



パソコンにバスレフのインピーダンスカーブしか入ってなかったのでバスレフを例にとって説明しますが、ユニットの共振とポートの共振二つの山があります。

バスレフの場合は、山の相互関係でポートのサイズや長さ、箱の大きさを考えることができます。

ユニット単体の場合は山が一つだけになります。

この山が急だったらQが高くフリーエアーやシールドボックス等に向いていたり

なだらかな山だとQが低くオーバーダンピング型のユニットと呼ばれバックロードホーン型やバスレフ型のエンクロージャーに向いていると言われています。

二つの山の間の谷の部分がチューニング周波数と呼ばれます。

こちらだと38Hz位になりますね。



理解してない取り付けの例

バックロードホーン用のホームやPAのユニットをドアに(フリーエアー)付けてみたり。

バスレフが向いているサブウーファーをシールドボックスで使ってみたり。

ホームやPA用だから良い音がする

じゃなくて、鳴る条件が整って初めて鳴ります。

その条件を揃えるのがインストーラー

綺麗に付けて、あとで調整しよう

なんて簡単なものじゃありません。

車のドアは絶対にシールドボックスにはならないので

フリーエアーとして考えましょう。

もし、シールドボックスが良いなら、沢山の車で採用されているはずです。

まれに例外もありますが、ほとんどフリーエアーですよね?

ドアにエンクロージャーを組んでいる人もいますが、取れる容量はたかが知れてます。

限界が低くなるのでやめましょう。

フリーエアーで伸び伸びと鳴らしてあげてください。

間違いだらけのカーオーディオ

あなたのカーオーディオは伸び伸びと鳴ってますか?






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Posted at 2016/02/18 22:05:04

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