2016年03月02日
アナログの良さ(パッシブネットワーク編)
パッシブネットワーク
鮮度の良さが最大のメリットなんです。
アナログ信号のままで帯域を分けます。
前回のブログを読んで理解していただけていると嬉しいのですが
A/D変換、D/A変換をしないのでロスが少ないと思いませんか?
音の伸び、スピード感、鳴り
全然違うんです。
主にコンデンサ、コイル、抵抗から成り立ちますが
それらの良し悪しでかなり音が変わります。
細かく煮詰められないのでは?
という心配されるかたがいると思いますが
安心してください。
鮮度の良い-6dBスロープのカットオフを基本とします。
コンデンサ1発、コイル1発のネットワークです。
ただし、ツィーターが飛びやすい場合や、不安な場合は-12dBスロープにしたりします。
保護の意味で、です。
それ以上の複雑なネットワークもありますが
作ってみるとわかりますが、-12dBスロープまでで足りるはずです。
足りないなら、よっぽど特性の悪いユニットか
取り付けが悪い可能性があります。
自分の経験からだと、-18dBや-24dBスロープの見た目がゴージャスなパッシブネットワークは
見た目ばかりで音は?な場合が多かったです。
ユニットが良くても、付属のパッシブネットワークが見た目ばかりで粗悪な場合は
自分は、パッシブネットワークを作ります。
余計なものを挟まないのが基本です。
パッシブネットワークも無いフルレンジで全ての帯域を出せるのが理想ですが
今の技術では無理なために、マルチスピーカーにして幅広い帯域を出すのです。
その為に、パッシブネットワークは必要となります。
ロスを最小限にするため、デジタルプロセッサーによるネットワークではなく、パッシブネットワークを使うのです。
ここまで来ても、まだデジタルの方が~
という意見が多そうですが…
音を聴くとわかると思うんですが…
セッティングが出せてないのでは?
という意見もありますが、決してそんなこと無いんですよ。
デジタルのメリットは、便利さ。
パッシブネットワークは不便ですが
ちゃんと調整されたパッシブネットワークは
とても鮮度の良い魅力的な音がしますよ(^^)
基準の音があれば、デジタルでもアナログでも調整できます。
アナログでの調整が出来る人は、デジタルの調整は短時間で決めれるはずです。
だって、楽だもん!(笑)
でも、物足りないんだよなぁ…
次回は、パッシブネットワークを生かす取り付けと調整編です。
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Posted at
2016/03/02 20:28:55
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