2016年01月27日
ウーハーボックスの事を書く前に調整について書いてみます。
取り付けやユニットの選択は調整に含まれると言いました。
それらができた上で、次は調整です。
ここは、もう経験しかありません。
はっきりいって、初心者がすぐにできるものではありません。
イコライザー調整はごまかしです、イコライザー無しで追い込むのがプロです。
うちはイコライザー調整得意だよ~なんていうお店があるなら
きっと鳴らないでしょう。
取り付け下手だよ~って自爆してるようなもの。
イコライザーに頼らない調整が出来ないお店に、鳴らせる日は来ません。
パッシブネットワークを使うか、デジタルのネットワークですが、音的にはパッシブネットワークの方が鮮度が良いです。
パッシブネットワークを使う際の注意点。
結構あるのが、ツィーターの+と-をそのまま取り付ける人。
正相と逆相、どちらも試して良い方にして下さい。
デジタルネットワークの際は、数字は参考値です。
そのままピッタリ100Hzでハイパス出来るというわけではありません。
ユニットや取り付け状態で変わります。
あくまで出ている音で判断すること。
ミッドレンジとツィーターは、-12dBスロープまでで充分です。
キツいスロープじゃないと繋がらないスピーカーは、特性が悪いと思います。
ゲイン調整とクロスオーバー調整
ゲインはテスターやオシロスコープで決めてその後いじらない。
ありえません。
カスタムインストールされている車では、初期セッティングのみ終わらせて、その後アンプの調整をしない前提で取り付けたものが多々見受けられます。
その時点で鳴らないオーラ出まくりです。
馴染んできて音が変わったときに、再び触ることが良くあります。
クロス調整とゲインは、経験あるのみです。
いかに大きな音を歪みなく再生できるか。
あくまで出ている音で判断すること。
プロは1kHzのテストトーンで合わせたりしますが、1kHzがフルパワーで強く入ってるような音楽CDなんてあるんですかね?
CDによって録音レベルの違いがありますから、録音レベルが低いCDでもちゃんと音量を出せるように合わせておく必要がありますよね。
テスターに頼った調整ではなくて
あくまで出ている音で判断すること。
自分の音の基準がないと調整はいつまでたっても上達しません。
基準から離れた、近づいた、を繰り返して良いところを探っていくのです。
毎回、コンスタントに良いところまで持っていけるのがプロだと思います。
何をやっても音が変化するのがオーディオ。
良くも悪くも変化します。
悪い方向に変化しても、その音の変化を良い変化と勘違いすることもあります。
勘違いしないためには、基準がないとダメですよね。
間違いだらけの調整が流行っています。
あなたのカーオーディオは鳴ってますか?
Posted at 2016/01/27 23:39:51 | |
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