• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

オバくんのブログ一覧

2016年01月26日 イイね!

デットニングの盲点

時間ができたのでブログを更新します。

サービスホールを全部塞ぐ人が非常に多いですね。

意味があってやるならいいんです。

そういう人が言うのは、欧州車は最初からサービスホールが無いから音がいいんだ!

と言います。

ヨーロッパのスピーカーは、アメリカのスピーカーに比べて低音が出にくい感じがあります。

全てとはいいませんが、Qが低めなのでしょう。

サービスホールが最初から塞がれている欧州車向けに作られているのではないか

と推測できます。

車に合わせてメーカーが設計しているということです。

取り付けをする側としては、スピーカーに合わせて車側で対策してあげる必要があります。

フリーエアー用のスピーカーで、サービスホールを全部塞ぐ必要はありませんし

内張りを付ければ音の回り込みはかなり防げますから、再生可能周波数は低くなりますよね。

アウターバッフルなら、よりいっそう回り込みを防げますから。



タイトルで盲点と言った部分についてですが

スピーカー本体に注目です。

スピーカーのコーン紙は非常に薄くできていて音を良く通します。

車のドアは、スピーカーの裏にすぐ壁があるという特殊な構造です。

裏から出た音は、跳ね返ってコーン紙を抜けて表に出てきます。

そうすると、打ち消し合いが発生して情報量が減ります。

ミッドレンジが大口径になったらどうなりますか???

より、裏の音が表に出てきます。

情報量がよりいっそう減るんです。

今、一部で流行っている大口径ミッドレンジ。

音は大きくても、情報量が極端に少なくて、キンキンしてるものが大半です。

キンキンが大音量ってのは聴く人からすれば拷問です。

スピーカーの裏側ってすごく大事なんです。

各社から出ているデットニング材をうまく活用して、しっかり対策しましょう。

大口径は鳴るぞ~って盛り上がって商品を売りたいだけなのでは?

と感じてしまいます。

他の人と同じが嫌だという人もいますから大口径を付けるのもありですが、しっかり考えた取り付けがプロとしては求められますよね。

ただ付けるのは、器用な人なら簡単に出来るでしょう。

音を考えたアプローチがプロには必要ですよね。

元々、PA用のユニットというのはバスレフの箱に納めて本領発揮するものですから。

適材適所、ユニット選びも調整のうち。

あなたのカーオーディオは鳴ってますか?





Posted at 2016/01/26 14:22:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月25日 イイね!

ミッドレンジとデットニング

早くも4日目でPVが780となりました。

プロショップに通われている方は、ここで覚えたことを伝えてみてください。

聞く耳持たない方、絶対に伸びません。

プライドが邪魔をします、そんなのいりません。

ストイックさ、素直さ、向上心がないと無理です。

言い訳、しったか、絶対に伸びません。

自分始め、分からないことなんて沢山あります。

分からないことを、分からないままにしておくのが一番ダメです。

間違いだらけのカーオーディオが変わるきっかけになってほしいんです。

趣味でこのブログ書いてる訳じゃありません。

本気です。



まだミッドレンジについて書きたいです。

前回はバッフルは筒より薄い(浅い)方が良いっていいましたよね?

カーオーディオの本場であるアメリカでは、インナーバッフル+アウターグリルっていうスタイルが増えてきました。

しっかり裏側にテーパーかけて抜けのことを考えて作ってますよ。

明らかに裏の重要性に気付いてやってますよね。



話を戻します。

ミッドレンジは、スピーカーのなかで一番大事なんです。

ツィーターとサブウーファーは、ミッドレンジが鳴っていて初めて生きてくるんです。

仮にそれぞれ単体で鳴らしてみましょうか。

サブウーファーだけ鳴らすと、なにがなんだかわかりません(*_*)

ツィーターだけ鳴らすと、チャキチャキ鳴っててなにがなんだかわかりません。

ミッドレンジだけ鳴らすとどうでしょう?

声も聞こえてくるし、音楽になります。

何故でしょうか?

帯域が一番広いんです!

情報量が一番多いんです!

だから、一番神経を使って取り付けなきゃいけないんです!

ほとんどのカー用スピーカーは、TSパラメーターを測定するとわかりますが、フリーエアー向けに作られています。

フリーエアーといえば平面バッフル。

計算式があります。

4250割るスピーカーの中心からバッフル外側までの距離(cm)です。

直径200センチの円のバッフルであれば42.5Hzまで再生できます。

直径100センチまでなら85Hz

100Hzでハイパスするのが基本なので、サービスホールはスピーカーの中心から42.5センチまで塞げば良いですよね。

サービスホールを全部塞ぐ必要ないんです。

仮に、ガチガチに塞ぎすぎるとQが上がります。

QtsとかトータルQとかいわれます。

音の変化のイメージはこんな感じ



これはシールドのウーハーボックスの設計の時に良く出てくるグラフです。

塞ぎすぎるとグラフの通り低音は出ますが、その分、失う部分もあります。

ドアは隙間だらけなので絶対にエンクロージャーにはなりません。

フリーエアーとして考えるのが正しいと思います。

小口径ユニットをエンクロージャーに組むというのもありますが、限界が低いと思います。

カー用でもQが低いミッドレンジがありますが、そのままだと低音が出にくいので、サービスホールを塞いで調整することもあります。

音を出して足りなければ足す感じで。

自分は最初から塞いだりはしません。

ここまで来ると、ミッドレンジが鳴りやすい環境がわかってきたかと思います。

スピーカーに応じて、アプローチを変える。

バカの一つ覚えみたいに制震材をドア一面に張り、高額な料金を請求される必要は無いってことです。

いつもと同じように付けて、調整すればなんとかなるわけがありません。

取り付けも調整なんです。

サービスホール塞がってると整備性悪いし(^^;

デットニングも、有効なお金のかけ方はありますが

限りある予算は、もっと他の有効な所に使いましょう。

トレードインスピーカーをノーデットニングで付けるくらいが実は音が良かったりします。

理にかなった方法です。

欲を言えば、ビビりを防ぐ最小限のデットニングをしてあげればOKです。

ここまで書いた内容は、ほとんど雑誌には載ってませんよね?

デットニングするな!なんて書いたら、スポンサーに怒られますから。

こうやって、デットニングは全部塞ぐのがいいんだな~ってみんなが勘違いしてやるようになった。

雑誌の書くことは正しいと思って、真似する人たちが増えて、、、もう後の祭りです。

そのうち、うんちくを語る人が出てきてデットニング信者が増えるわけです。

スラントバッフルは素晴らしいとか、バスレフ式のエンクロージャーは低音が遅れるとか。

大事なことはもっと他にあります。

あなたのカーオーディオは鳴ってますか?


















Posted at 2016/01/25 21:10:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月24日 イイね!

アウターバッフルは鳴らない?

なんでなんで?っていう人、続出だと思います。

間違いだらけのカーオーディオって言いましたよね??????

アウターバッフルに憧れて、高いお金かけてインストールしてる人、たくさんいると思います。

皆さんが注目してるのは表側。

裏側のこと忘れてませんか?

いくら表に遮るものがなくても、裏に遮るものがあったらどうなりますか?

コーン紙の裏に余計な物がないインナーバッフルでは、スピーカーがよく動けると思いませんか?

アウターバッフルだと、多くの場合内張りの高さまでバッフルをかさ上げして、筒のようになっていると思います。

そうすると、スピーカーは窒息して動けなくなります。

マスクをして全速力で走るのと同じって例えた人がいました、良くわかってますね(^o^)

いくらゲインをあげても、ボリュームは上がらずにすぐ歪みます。

めっちゃこもります!!(゜ロ゜ノ)ノ

スピーカーが動けないから音出ませんよね?

大事なのは、表より裏なんです。

裏がちゃんと処理されてて、初めてアウターバッフルは効果を発揮します!

スピーカーが動けるように、裏側の通路を確保してください。

どれくらい抜くかっていうのは、スピーカーの気持ちになるとわかります。

気を付けてインストールしてても、抜けきれてないものもたくさんあります。

無理に取り付ける6.5インチより、余裕をもって取り付ける5インチの方が絶対鳴ります。

絶対!

もっと、5インチ、13センチのスピーカーが見直されていいと思います。

ボーカルボーカルっていうひとに限って6.5インチ使ってたりしますが、5インチの方がボーカルはしっかり出ますよ。



トレードインスピーカーってありますよね?

ポン付けで良く鳴ります。

ほとんどの場合、マグネットが小さくて奥行きが浅めです。

裏に余裕があるんです。

スピーカーが良く動きます。

鳴ります。



純正スピーカーってマグネットメチャクチャ小さいですよね?

しょぼいですよね?

でも、裏が抜けますよね?

鳴ります。

限界は低いですが、鳴らないアウターバッフルよりよっぽど鳴ります。



ホームオーディオのスピーカーって、バッフルがそんなに厚くないですよね?

ホームオーディオで40mmとか50mmのバッフルって見たことありますか?

あったとしても、裏が抜けるようにザグリ加工されているんじゃないでしょうか。

ホームの箱はノウハウが詰まってますので、ポイント押さえて作られていますよ。

鳴らないと悩んでいる方は、ミッドレンジの取り付けを見直してみてください。

高いスピーカーは裏側がゴツいのが多く、取り付けに神経を使います。

宝の持ち腐れに鳴らないように、お店選びは慎重に。

見た目が綺麗で作るのが上手いお店は沢山あります。

音のこと本当に考えて作ってますか?

リングバッフル積み重ねの筒バッフルは、、、、、どうなるかわかりますよね。



ドアに複数付けた外向きスピーカー



トランク裏に付けた外向きスピーカー



ラゲッジに無理に付けた外向きスピーカー



裏のこと考えてますか?

ミッドレンジが鳴らなくて、中高域ばっかりがキツい車が大半です。

上に大きく角度のついたスラントバッフル

裏はどうなってますか?

少し位下向いてたって、裏がちゃんと処理されてる方が大事です。

直接音を聴きたいとか良く聞きますが…

ミッドレンジ、今一度見直してみてください。

あなたのカーオーディオは鳴ってますか?




Posted at 2016/01/24 20:48:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月24日 イイね!

三日目

朝イチの雪かき終了からの~おはようございます。

みんカラ初めて三日目となります。

後戻りの出来ないヤバイとこまで来ちゃってるこのカーオーディオ業界、、、

経験からの真実を伝えたくて始めたブログですが、早くもPVが480となりました。

どんどん拡散してください、そしてプロにも見てほしい。

わかることは自分の言葉でお答えしようと思います。

お金をかけなきゃ鳴らない、じゃーありません。

ユニット2

取り付け4

調整4

大袈裟かもしれませんが今のカーオーディオはこれが成り立ちます。

鳴らない人、鳴らせない人は、自分のリファレンスシステムを持ってなかったりしますね、ホームオーディオの。

お店のカー用のディスプレイはリファレンスにしちゃいけません。

基準がないと、音作りは定まりませんよ。

ボリュームをあげて初めて余韻が聴こえてきます、大きな音と小さな音の差をダイナミックレンジっていいます。

ホームオーディオでボリュームを上げたとき、中域、高域が出た上で低音はしっかり出てきますよね。

純正のカーオーディオでもちゃんとボリューム上がりますよ~

全ての調整機能をオフにしてってのが大前提です。

もう一度、純正のカーオーディオを見直してみてください。

あなたのカーオーディオは鳴ってますか?





Posted at 2016/01/24 08:56:14 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月23日 イイね!

音調整の目安

音調整の目安等ラウドネス曲線って知ってますか?

この曲線です。


人間の耳にはどの周波数の時にどれくらいの音圧だと同じ音量に聴こえるのか、というのをグラフにした世界的な規格があります。

これを等ラウドネス曲線といいます。
 
ISO226という国際規格になります。

何十年も前からあった規格ですが、2003年に修正されて現在の規格になってます。

現在では、テレビ放送においての音圧レベル管理にもこの規格、すなわち等ラウドネス曲線が用いられるほど、音作りの基準になってるみたいです。

尚、このグラフは1kHzの時の音圧を基準としています。

余談ですが、ボリュームが低いときのグラフを見てみてください。

低音と高音が強くないと、人間の耳には同じ音量に聴こえないってのがわかりますよね?

ボリュームが低いときに低音と高音が聴こえづらいのをプラス方向に補正するのがラウドネスボタンなんです。

ボリュームをあげる人は、使っちゃダメよ~!



話を戻しますと、等ラウドネス曲線が聴感状のフラットということなんです。

測定してフラットではだめなんです。

その状態では、誰が聞いてもわかるくらい低音がスッカスカになります。

実際RTAと呼ばれる測定器で測定すると、エンジンや周りの振動を拾うのでフロントスピーカーのみで測定上のフラットになりますが。笑



人間には、赤ちゃんの鳴き声が聞き取りやすいように2から5キロヘルツが敏感に出来ていると言われています。

グラフ見ると真ん中が凹んでるのがわかるでしょ?

女性ボーカルのサ行とかピアノの音がカキーンと耳に刺さるなんてときはこの帯域が強かったりしますね。

そんなときはミッドレンジのローパスを強くして調整したりします。

イコライザーは基本的にはフラット、使いません。

プロセッサーを通すと鮮度が落ちます。

イコライザーを使ってる時点で、クロスポイントや位相、取り付けが悪いってことです。



でっかい音のロックのコンサートなんかだと130dBは楽に出てると思いますが、その状況を車のなかで再現しようとすると、フロントスピーカーで100から110dB以上の音圧が必要になります。

それくらいボリュームを上げようとすると、100Hz位からハイパスしないとオーバーストロークしてあっという間に音が歪みますね。

物によっては90、80だとかなりしんどいっす。

今流行りの60Hzハイパスなんかだと全然ボリューム上がりません(*_*)

ライブを再現できません。つまりハイファイとは呼べません。

ボリュームの上がらないシステムは高忠実度再生出来ません。

サブウーファー、ミッドレンジ、ツィーターの基本クロスポイントはそれぞれ100ヘルツ、5キロヘルツです。

ここまで来ると、サブウーファーでそんなに上まで鳴らして存在感でないの?って心配する人出てくると思います。

安心してください。笑

出ませんよ\(^o^)/

人間の耳において、位置を特定出来無くなる周波数は150Hz位からと言われてます。

120Hz位にクロスポイントを持ってきても、ちゃんと繋がってれば後ろで鳴ってる感は出ません。

存在感が出るのは、サブとミッドがうまく繋がってないからであって、周波数が高いからではありません。

むしろ、サブウーファーの美味しいところである60から100ヘルツを鳴らさないなんて勿体ない!

あと、デジタルプロセッサーで調整する場合の注意点!

100Hz-12dBクロスで設定しても、スピーカーや取り付け状況によって80まで出ていたり120まで出ていたりとバラバラです。

なので、あくまで出ている音で判断すること。

数字に惑わされないようにしてください。



調整の目安がわかったところで、次は取り付けについてかいてみます。

あなたのカーオーディオは鳴ってますか?









Posted at 2016/01/23 20:52:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

間違いだらけのカーオーディオ 流行りの音、撲滅運動中 造形技術ばかりを磨き、音で分からない事を分からないままにしないでほしい。 内装の鈑金屋さ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/1 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31      

愛車一覧

トヨタ プロボックスバン トヨタ プロボックスバン
社用車 CD/T  DRX9255 DEH970(USB用) F/S  GLADEN ...

過去のブログ

2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation