気が付いたら半月以上もブログ更新せずにおりました。。
久しぶりにみんカラを覗いてみたら、ファン登録が100人になってました!毒ばっかりはいてるのに見てくれる方が沢山いるのは嬉しいことですね。もっと見てくれるようなブログを書いて、良い影響を与えたい気持ちでいっぱいです。
私が書いているのはカーオーディオに関わるマニアックな記事ですが、実際にイベントやミーティングで車やオーナーに触れてみると、雑誌やショップに洗脳されているユーザー、又はインストーラーが多いように感じているのが正直なところです。
うんちくや見た目は凄いのに、やってることは二流以下。。。何か出来ることはないか、と思い始めた間違いだらけのカーオーディオなんです。
気持ちよいか気持ち良くないか。
気持ち良い音を作るにはどうするのか。
やっぱ大事なのはミットレンジでしょ!!!
ということで久しぶりの間違いだらけのカーオーディオ書いてみます。
先日、ノーマルの200系ハイエースに乗る機会があったのですが良く鳴ってました。
ディーラーオプションナビがついているだけの状態です。
足元に付いているフルレンジスピーカーのみの構成。
200系ハイエースだと上の方にミッドレンジを移設してアウターバッフルにしているのを目にしますが、純正位置で十分です。
ミッドレンジが高い所にあるからステージが上がるってわけじゃないんです。
ミッドレンジが高い所にあっても、DQNバッフルだったらこもってステージ下がります。
じゃあ、純正って何を気をつけて付けるから素直に鳴るの?
◆フリーエアーに適した特性のユニットが付いている◆
TSパラメーターの話になりますが、Qtsが高い(0.7以上)ユニットを使っている。車のドアの環境はフリーエアーであると考えます。ボックスを入れてシールド化したりバスレフ化するのは限界が下がるのでお勧めできない。フリーエアーで鳴らすのが適しているのではないか。たとえデットニングシートを一枚張りしてサービスホールを塞いでも、隙間だらけでシールドボックスには絶対にならない。
◆裏側の抜けが良い◆
フレームが細くマグネットが小さく奥行きが短いユニットなのでコーン紙がとても動きやすい。
◆しっかりと固定されている◆
かたい物同士を合わせるとビビり音が出たりしますが、純正ではだいたい薄いエプトシーラーが挟まっていて対策されている。トヨタ系はプラスチックシート付きの大きめなリベットを使用してがっちりと固定されている。
◆音が内張り内に回り込まないように工夫されている◆
内張りよりリングが立ち上がっていて、スピーカー側には薄めのスポンジを貼って音がグリルから出やすい環境になっている。社外スピーカーを付ける際、同じ効果を得るのに分厚いスポンジを利用して内張りとの隙間を埋めているのを見るが、表側の音が吸われてこもってしまうことがあるので自分は使わない。裏側の音は余計な音であるが、表側の音は必要な音であると考えてます。分厚いスポンジは吸音効果が高く、必要な音まで吸ってしまう恐れがあります。よく考えれば、スピーカーのすぐ隣に分厚い吸音効果の高いスポンジがあると必要な音が吸われてしまうのは容易に想像がつくのではないか。グリルギリギリまでスピーカーを立ち上げるのは、裏の抜けをしっかり対策しないと逆にデメリットになるので車とユニットをみて決めること。
◆ネットワークを介さないフルレンジであること◆
質の悪いコンデンサやコイルは音に悪影響を与えます。鮮度がどんどん失われます。自分はそれを防ぐために、シンプルな-6dBスロープのパッシブネットワークを多用します。コイルやコンデンサも良質なものを利用。フルレンジである利点はまだあり、ステージングに優れることが挙げられます。音場が広い。
如何に低コストで満足のいく音になるのか、オーディオメーカーが考えて作っているだけのことはあります。純正スピーカーを馬鹿にしているお店は信用できませんね。
次回はミッドレンジにおけるTSパラメーターについてもっと詳しく書いてみます。
間違いだらけのカーオーディオ
あなたのカーオーディオは鳴ってますか?