
こんばんは、きくしまです。
相変わらず放置プレイですが、
ソニカさんの方向性?が一応決まったので、
この辺でまとめてみようかと思います。
全部だとちょっと大変なので
加工が必要な部分だけにしときます。
まずはペダルまわり
ブレーキ、クラッチともにL235S用がほぼポン付けできます。
ペダルのゴムカバーはセルボのときに
買ってあまってたアルト用です。
クラッチペダルはパーキングブレーキペダルと取り付け部が
4か所中3ヵ所は同じなのですが、1か所はCVTのシフトワイヤーが
通る穴とかぶるので鉄板などで埋める必要があります。
中央ちょい下に見えるのがシフトワイヤーの穴です。
ここに
適当に鉄板でフタを作ります。
こんな感じです。
一応コーキングで防水しました。
真ん中のボルトがクラッチペダルブラケットの固定ボルトです。
次はクラッチまわり
フライホイールもL235S用、
クラッチカバー、ディスクはL880K用にしました。
全てポン付けですが、車種によって同じKFエンジンでも
スターター付近の盛り上がりがあって、フライホイールが
干渉する場合があるみたいです。
クラッチワイヤーはセルボ同様穴開けが必要です。
MT設定ないのに
クラッチワイヤー通す部分は切り欠いてあるんですよねー
裏にエアコンユニットがいるので
大胆かつ慎重に穴を開けます。
で、クラッチワイヤーを通して固定します。
続いてシート。
ソニカさんはベンチシートなので
そのままだと手引き式のサイドブレーキが取付できません。
なかなか評判の良い純正シートなので
最初そのまま使えるように加工してみました。
座面をバラすとベンチ部分は針金が入ってます。
これをカットしてスポンジも削って
適当に織り込みます。
ちょっとブサイクですが仕方ありません。
助手席も加工して完成。
これでばっちり!
と思ったんですが、公認書類提出時に
シートを加工してしまうと強度の保証が必要になるとの事。
もちろんそんな事できる訳もないので事実上NGです。
どうやら数年前まではこれでOKだったらしいですが、
何かのタイミングでダメになったみたいです。
そういえば、何年か前から社外シートも
シートレールとセットで保証されてないとダメになったので
その辺でしょうかね~
で、ソニカさんに無加工でポン付けできる
セパレートタイプのシートという事で、
今回はL275S用にしました。
特に理由は無く一番安かったのです。
シートってかさばるので送料が結構高いですよね…
他にL250S、L650Sなんかも一緒です。
色が全然違うので違和感はんぱないですが
公認とるためにはしょうがないです。
座面はソニカ純正から約5cm上がります。
身長180cmが座ると頭と天井との隙間は
指2本くらいになっちゃいます(´・ω・)
普段は運転席はエボ6純正、
助手席はL880K純正(超加工してます)を付けてます。
どちらも純正から約5cm下がります。
助手席はちょっと低すぎるのでもう少し上げても良いかもです。
肝心のミッションは
定番のL880K用を使いました。
ただ、L880KはエンジンがJBなので
ベルハウジングだけKF用(L235S用とか)に交換してます。
公認とるためには64psのL880K用じゃないと
強度検討が必要になります。
といってもダイハツ車はミッションケースとギヤは
EF、JB、KFと全て同じなので(LA400Kは別)
実質L235SとかL275Sとかのミッションを
そのまま付けても同じ事なんですけどね。
もちろんギヤ比は異なります。
ドライブシャフトはダイハツ車は
MT、AT、CVTでほとんど一緒なので
ソニカ純正のドライブシャフトが問題なく付きます。
ただし、L880KミッションはソニカのCVTより
ギヤ比が下がるので、その分ソニカのドライブシャフトでは
負荷に耐えられる保証がないとの事で、
L880Kのミッションとドライブシャフトをセットで
使用する事でクリアできました。
この辺セルボの時とは違います。
今だとセルボのMT化は通らないですね。
最後ECUです。
残念ながらソニカ純正ECUではうまくいきませんでした。
N(ニュートラル)固定でエンジンは掛かりますし、
CVTのエラーはてんこ盛りですが走ることもできます。
が、アイドリングが高く(1500rpmくらい)
5000rpm以上回そうとすると燃料カットが入ります。
特に5000rpm以上回らないのは致命的です。
この辺りの年式からPやNで5000rpm以上回らなくなってる
という情報があったので、シフトポジションを
CVT-ECUに入力しても変わらず。
そもそもCVT-ECUがシフトポジションを認識しません。
メーターではシフトポジション切り替わるんですけどねぇ…
他のCVTの油圧センサーとか回転センサーに
ダミー信号入れてCVTのエラーを全部消せば
いけるのかもしれませんが、そこまでの技術は
きくしまにはありません。
で、結局使用したのは、
これ、希少なL175S、カスタムR用のECU、
型番は89560-B2K81です。
KF-DETのMT化ではわりと有名なECUで、
・KF-DET用
・AT用(CVTとのCAN通信無し)
・キーフリー無し
エッセとかにKF-DETを載せるときに
このECUとかハイゼットクルーズのECUを使用するようです。
ハイゼットクルーズはKF-DETで唯一MT設定があるのですが、
元々台数が出てないので超希少で、あってもめちゃ高いです。
ただハイゼットクルーズはオートエアコンが無く、
油圧パワステなのでソニカさんに使うにはちょっと難ありです。
という事でソニカさんにはオートエアコンで、
電動パワステのL175S用がちょうど良いんですね。
といってもL175S用も結構希少なので、
中古で手に入らないと新品買うしかないんですが。
L175S用はほぼポン付けで違和感なく動作します。
N固定だとチェックランプがつくので、
適当にサイドブレーキあたりにつないでおけば問題なし。
5000rpm以上もしっかり回ります。
唯一エアコンの制御が一部異なります。
冷媒圧力センサーをL175S用に交換し、
配線も一部入れ替えが必要です。
そのままだとエアコンのマグネットスイッチが
数分おきにON、OFFを延々と繰り返します。
なんですが、
これは冷媒圧力に異常があると
エアコンのマグネットスイッチをカットする機能なので、
とりあえずカプラー抜いておけば直結になって
普通に使えたりします。
もちろん圧力異常になっても回り続けるので
早めにセンサーは交換した方が良いですけどね。
ちなみにソニカさんはキーフリーが付いてるので
キーフリー付きの型番:89560-B2K91、でもいけると思います。
ただし、そのままだとキーIDが一致せずエンジンが掛からないので、
ディーラー等でキーフリーの再登録をしてもらう必要があります。
問題はそんなイレギュラーな事をやってくれる
ディーラーがあるかどうかですが…
以上、かけ足ですがまとめてみました。
中途半端なスピードメーターなど
まだ解決してない部分もありますが、
一応これでソニカさんのMT化は終了という事で。
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Posted at
2022/07/24 19:44:58