
こんばんは、きくしまです。
気が付けば今年初めての投稿です。
冬の間は寒いし外作業になるので
車ネタがなかなかありませんね。
で、冬の間に気になっていた部分の作業を
GWにまとめてやってしまいます。
珍しくリアルタイムな内容です。
連休初日はクラッチ交換。
事の発端は昨年エンジン載せ替え後
1000kmほど走ったあたりから異音がするようになりました。
状況を確認すると
1.アイドリングでエンジン下?からカタカタ音
2.クラッチ切ると消える
3.極低速でLSDが効くような場面でギュイギュイと
ゴムが擦れる?ような音
予備のミッションに交換したり、
ぐぐったりして色々原因切り分けた結果
クラッチディスクだろうと。
外したクラッチディスクです。
ぱっと見は問題なさそうですが、
ダンパースプリングの両端がこすれてピカピカになってます。
振るとカタカタと音がしやがります。キサマカー
ギュイギュイ音はココがこすれる音だったようです。
さすがにまたEXEDY製というのもあれなんで
今回はAISIN製にしました。
ダンパースプリングの両端に樹脂カラーが入ってます。
EXEDY製より隙間が大きいですね。
カバーとレリーズベアリングは問題なさそうでしたが
変なクセとか付いてるとイヤなので
一緒に交換して異音が解消されました。
結構な音がしてたので
信号待ちとかでかなり恥ずかしかったです(苦笑
んで、今回原因切り分けでミッション脱着を
何度かやったので忘れないように備忘録を残しておきます。
なおCVTまわりの配線や配管はありませんので
参考程度に
バッテリーとステーを外します。
アッパーマウントの10㎜は
セミディープソケットがあるとラクです。
インタークーラーのカバーと本体を外します。
外さなくても問題ないんですが、
ちょうど真下の部分が影になって見えにくいので
毎回外してます。
社外インタークーラーになってるので本体左の固定は
適当なボルトとナットになってます。
純正は10㎜ボルトだったかな?
インテークパイプは外さなくても良かったかも。
あとインテークパイプの裏側が10㎜ボルトで
止まってるんですが、うちのソニカさんは購入した時から
ステーが割れてたので割愛してます。
バッテリートレーを外します。
アースとバックランプのコネクタを外します。
クラッチワイヤーを外します。
ワイヤーを固定してる針金も外した方が良いかも、10㎜です。
ミッション上側のボルトを外します。
17㎜は1本だけ仮止めにして残しておきます。
14㎜の2本はスターターの固定ボルトですが、
右から2番目の14㎜は上からはほとんど見えません。
一番右の14㎜は貫通なのでボルトとナットで止まってますが、
純正MTではこちら側がボルトでスターター側がナットです。
ホースに半分隠れてますが逆に付けちゃってますね。
上側はいったん終わりにして
ミッションオイルを抜きます。
その間に左フロントの
アンダーカバーも外しておきます。
10㎜ボルトx2とクリップが3、4個だったと思います。
カシメを起こしてハブナットを外します。
インパクトで外しますが、ない場合は
ジャッキアップ前に緩めておきます。
ドライブシャフトを抜くのに
ナックルをフリーにさせますが、
きくしまはロアアームのボールジョイントを外す派です。
ロックピンを抜いて17㎜ナットを緩めます。
ボールジョイントプーラーをかけるので
ナットは外さずボルト端面とツラくらいにしておきます。
ボールジョイントが外れれば
ロアアームをタイヤレバー等で下に下げれば
ナックルがフリーになります。
この時点でナックル側のジョイントが
抜く事ができますが、まだ抜きません。
ミッション側のジョイントを抜きます。
タイヤレバー等でこじりますが、
先が適度に曲がってるのがあると便利です。
ここでナックル側を抜いてしまっていると
こじったときに勢いあまってドライブシャフトが
落下する事があります。
最悪ミッションのオイルシールが破損します。
ミッション側をある程度抜いてからナックル側を抜いて
再度慎重にミッション側のジョイントを抜くようにすると
安全に取り外せます。
ただ、ナックルをフリーにさせるのに
ストラット側を外した場合は、ナックル側のジョイントを
先に抜いておかないとどっちも抜けなくなるかもしれません。
ミッション前側のボルト2本と、
マフラー外す場合はO2センサーのコネクタを外します。
マフラーは付いたままでもミッションは降ろせると思いますが
うちのは社外のフロントパイプが太くて邪魔なので外してます。
分割式なのですぐ外せますしね。
フロントパイプを外して
ミッション下側のボルトを外します。
なおこの部分はKFターボ+MTの場合です。
KFのNAは鉄のオイルパンになるので
半月型のカバーが付きます。
シフトレバーを外します。
ジャッキポイント兼メンバーブレースは
フロントパイプ外す際に外してあります。
リヤのマウントブラケットを外します。
MTはCVTと違ってかなり貧弱なマウントです。
いずれ何とかしたいところです。
マウント自体は逆側からボルトになっていて
緩めるだけでOKです。
一番上の14㎜のボルトが
スターターの貫通ボルトとナットです。
本来はこちら側が回り止め付のナットになります。
MT載せ替え時に用意してなくて
適当なナットを付けてました。
エンジンが一気に傾くので
ジャッキで支えます。
これで左右のマウントだけになりました。
ミッションマウントを切り離します。
一番右のボルトは下から入ってますので
長い延長x2とかで外します。
ジャッキを少し下げて
ミッションマウントとアルミブラケットの間に
隙間を作ってブラケットを外します。
ミッションマウントのステーが邪魔ですが
ムリっとずらせばボルトを回せます。
あとはエンジン側もジャッキ等で支えて
最期に残ったミッション上側のボルトを外せば
エンジンとミッションの間に隙間ができますので
タイヤレバー等でコジればパカっとミッションが切り離せます。
ミッションをゆっくり降ろしながら
ジャッキを少しずつ前に引っ張るようにすれば
ミッションが降ります。
セルボーの場合はクロスメンバーを外さないと
スペースがなくてミッションを降ろせませんでしたが、
ソニカさんは広大なスペースがあるので非常に楽ちんです。
順序は多少前後しても問題ないです。
先に下回りを全て終わらせておいても良いと思います。
今回写真撮りながらで2時間かからなかったので
手順と使う工具が分かっていれば、
1時間30くらいで降りると思います。
組付けは逆の手順になりますが、
エンジンとミッションを合体させるのに
どれだけすんなりいくかで
作業時間は大きく変わります。
うまくいけば5分で終わりますが
クラッチの芯が出てなかったり
エンジンとの高さや角度が合ってなかったりすると
数時間かかる事も・・・
今回は10分くらいの格闘で
はまってくれましたヽ(´ー`)ノ
2、3日目に続きます。
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Posted at
2023/05/03 23:34:21