
ここのところ、1~2週間に1回の割合で北関東に足を延ばしています、が単車で行くにはまだまだ寒い。おかげで風邪が悪化の一途です。
そんな中、茨城県にいろいろと廻りたいところがあって、中古バイクを見学に行けるメリットもあるので寒いのを承知で行ってみました。

基本は神社仏閣や石仏を見て回っているのですが(そのための単車買ったようなものだし)、それ以外にも古そうなお店を訪れて買い物したり話を聞いたり・・・ 嫌な思いもしますが、収穫も結構あります。

ひとつだけお願いするなら、神社はもっと氏子をちゃんと躾けなさい!って言いたいかな?商売繁盛の神が客を門前払いするような店主を育んでどうするよって事。
まぁ全部のお店がそういう訳じゃないけど、千葉県の北総はなんか酷いなって感じでしたね。これじゃ近辺の名所旧跡の話しも満足に聞けないし。
例えばこのお堂・・・

これ『大願成就社』っていうらしいんだけど、その謂れや管理者なんかについては全く分かりません。例えば神社でも『村社』って書いてあればだいたい由来なんかも想像つきますけどね。
あと、堤防際に大きな鳥居があったり

だいたいこういう所は『水神社』ってのが所々に点在しているし、何故そうなのかも大体想像できます。
元々この下総や常陸なんかはかつては太平洋の中だった地域で、その後陸地になった際にその頃の名残で霞ヶ浦や大小様々な湖沼があるわけです。
そんな霞ヶ浦も以前から干拓事業が行われ、その関係で潤った街もあるんだけど(これについては
アルバムに記載)、古き良き北関東の風景が徐々に失われているものまた事実。現地に住む当事者でもない余所者がやってきてあれこれ言う資格はありませんが、既に自然を失ってしまった東京という街を見れば、得る物の代償に失う物の大きさや、本当にそれでいいのか?という点も疑問が残ります。
ブラックバスやブルーギルを何の考えも無しに違法にリリースした連中とやってる事は大差無いでしょ。
浮島付近なんか、初夏の頃にツーリングしたら最高な場所なんだけどねぇ・・・

特に今回は牛久、竜ヶ崎、江戸崎、神崎の酒屋さんで歴史的なお話をお聴きできたのは大きな収穫でした。湖北の酒屋では『帰れ!』とか言われたけどね。
Posted at 2022/03/04 15:37:32 | |
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