2024年04月07日
燃費4km/lの差
春になりe-power車が苦手な暖房が要らなくなってきました。燃費も上がってくるかなと思いますが、燃費の違いって実際、どれくらいお財布に効いてくるのかちょっと試算してみました。
ウチのT33の場合、燃費は概ねこんな感じです。
街中(数百mに信号):20km/l
郊外(数km信号に引っかからない):22km/l
高速(新東名120km区間含む):16km/l
1か月1000km走り、レギュラーリッター160円とすると、こんな感じになります。
燃費20km/l:1000÷20×160 = 8000円/月
燃費22km/l:1000÷22×160 = 7273円/月
燃費16km/l:1000÷16×160 = 10000円/月
単純に、20km/lと16km/l(4km/lの差)を比較すると、毎月2000円、年間24000円の差ということになります。
毎回250kmを、高速200km、郊外50km 走るとすると、
(200/16+50/22)*4*160 = 9455円/月
もし高速燃費が16km/l→18km/l だったら
(200/18+50/22)*4*160 = 8566円/月(△889円, 年間の差は 10672円)
20km/lだったら
(200/20+50/22)*4*160 = 7855円/月 (△1600円, 年間の差は 19205円)
燃費4km/lの差って結構ありますね。
HONDA ZR-V が70kmh以上でエンジン直結モードになり、高速燃費はカタログ値21km/l(実際は8割だから17km/lくらい)→ 年間の差は5000円くらいですね。でもT33の方が自動車税が5000円安いから「相殺」とも言えます。(その分、ZR-Vのエンジン直結は振動も音も結構あるし、T33と違って高頻度にエンジンが掛かって騒々しいので、そこはどちらがいいか、ということですね)
ちなみに、北米ROGUE は VCターボ1.5Lの直接駆動で、燃費は約14km/lだそう。もし日本でVCターボ版販売されたとしたら、
燃費14km/l:1000÷14×160 = 11429円/月、epower版9455円/月との差は年間23688円
バッテリーやモーターが無い分、300kgほど軽くなるのでVCターボonlyの走りは面白そうですが、実用燃費はやはり e-power の方がすごいんですね。
もしVCターボ駆動版が売られるとしたら2WD版になりEV系の部品やデッドニングの部品も全部要らないから、販売価格は300-350万円くらいに抑えられそう。そうなると、Xグレードと100万円以上の差。燃費の差が2.4万円/年だから、燃費だけで販売価格差は埋まらないので、この場合は、燃費だけで選ぶというよりは、VCターボの楽しさを選ぶか、e-powerの静粛性+モーター走行の楽しさを選ぶか、という判断になるんだろうなぁ、と思います。
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Posted at
2024/04/08 08:39:32
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