こんにちは。
すっかり冬めいてきましたね。どうも、グローメルです。
プーチンさんが来日して安部さんと色々決めたみたいですが各種メディアやSNSにて出回っている情報を見るに、今後恐らく領土返還は難しいかと。
そもそも北方領土含む千島列島はアイヌ人の方々の土地であり、元々日本・ロシアの領土ではありません。両国がかの戦事後、無断で取り合っただけに過ぎない。
世間は返還返還と騒いでますがなんと厚かましいことか。
現実的に見て、合同管理、辺りが妥当かと自分は思いますね。
ところで、ロシアの車両盗難率ランキングなるものがありまして、それによると、
1位ホンダ CR-V
2位マツダ アクセラ
3位マツダ アテンザ
4位トヨタ ランクル
5位ホンダ アコード
(2014年)
まさかのアクセラがアテンザ兄貴を抜かして2位?!さすが世界戦略車、やるじゃないか!
アメリカにて一番盗難に遭いやすいことで有名なアコード先輩もさりげなくランクインしていますね!
というか5位以下も殆ど日本車。流石です!
・・・って喜ぶべきなのだろうか。(ちなみにアクセラはモスクワでよく盗まれるそうです)
もしかすると日本で盗難された車がロシアで売られたりして。
とにかく盗難には気をつけましょう。
さて、今回はシリーズ初の海外勢の紹介です。
ちなみにロシアではありません
(ラーダ?そんなメーカー知らんな)
知っている人はよく知っているんじゃないでしょうか?
第六回 FORD FOCUS
「なぜ日本人はアメリカのクルマを買わないんだ?」 -ドナルド.J.トランプ
「ワンフォード戦略は日本に通じないようだ」 -フォードモーターズ
(画像1枚目後期型、2枚目MC前期型、3枚目後期型RS)
日本仕様スペック(現在RSは並行輸入のみ)
エンジン:
2.0L デュラテック(MZR)直列4気筒DOHC(前期型)
1.5L EcoBoost 4気筒直噴ターボ(後期型)
2.3L EcoBoost 4気筒直噴ツインスクロールターボ(後期型RSのみ設定)
駆動方式:
FF、AWD(RSのみ設定)
変速機:
6速DCT(前期型のみ)
6速トルコンAT(後期型のみ)
6速MT(RSのみ設定)
ヨーロッパフォードの世界戦略車、フォーカスです。
アメ車というとデカくて、煩くて、マッスルみたいなイメージがある人も多いと思いますが、ちゃんと
普通の乗用車も作ってますw
特にこのフォーカスは欧州のクルマ市場でも、特に激戦区だと思われるCセグメント市場で戦うためにフォードが本気で作り続けているクルマです。
この三代目は「ワンフォード戦略」により生み出されたフォード渾身の一台。プラットフォームを一新し、車の基本性能を磨いて世界に通用するモノを作る。
結果的に大成功を収め、新型だけで100万台以上を売るヒット作になりました。
また後期型はフロントデザインを大きく変え(マスタング寄り)新たに「エコブースト」エンジンを搭載。
2.0LでV6並みのパワーを絞り出すというこのエンジンは1.5Lで180PS、トルク24.5kgm。
極めつけは日本未導入のフォーカスRS。
350PSというハイパワーなターボ4駆であり、当然の如くマニュアル仕様のみ。
しかもこのRS、なんと「ドリフトモード」なる機能がついており、AWDがFR的な挙動をするようになるというのです。
https://www.youtube.com/watch?v=o9UP6pcR-as
※ワンフォード戦略とは:同一モデルを世界で売る戦略。2009年金融危機の際に経営が傾いたフォードを再生させるために考え出された
ところでこのフォーカス、実はすごい経歴の持ち主でして・・・。
遡ること1998年、初代フォーカスが誕生。
「ニューエッジデザイン」という平面と鋭角を多用したデザインが特徴。
人間工学の視点から座面位置や視界の確保、操作感覚などをデザインしたため、当時としてはかなり画期的なクルマでした。
翌年99年にはヨーロッパカーオブザイヤー受賞。売れに売れて、ゴルフと肩を並べるまでに。
欧州を始め、世界各国で高い評価を受けていました。
日本にも導入され、当時の日本カーオブザイヤー輸入車部門で2位を受賞しています。
そしてとうとう翌年2000年にはシリーズ生産合計台数がVWゴルフを抜いて1位に。
たった一代でここまで登りつめたのはフォーカスだけじゃなかろうか。
そして2代目フォーカス、
実は「あるクルマたち」と同じシャシーを使って作られました。
そのクルマとは、
ボルボS40(V50)
そして
初代BKアクセラ!
もしかしてご存知の方も多いかもしれませんが・・・。
当時経営危機でフォードの傘下に入っていたマツダ、元々傘下のボルボと共にフォードが作り上げたのがかの有名な「フォード・C1プラットフォーム」です。
これは現行ボルボV40にも流用されており、その実用性の高さが伺えます。
(ちなみにBK型だけでなくBL型にも流用されています。またプレマシー、ビアンテにも)
アクセラのフロント:ストラット、リア:マルチリンクの伝統はここから始まっているんですね。そう思うとなんだか感慨深いです。
余談ですが、C1プラットフォームはFFのほか、4WDにも適正があるそうです。
だからWRCでも活躍できたんでしょうかね。
いかがだったでしょうか。
自分もブログを打ち込みながら色々調べて知ることができて面白かったです。
以外と歴史の浅いフォーカスですが、中身は結構濃いクルマだということが少しでもお伝えできれば幸いです。
夜勤明けに一気に書き上げたので誤字だらけかもしれませんが見逃してやってくださいな。
ご閲覧ありがとうございました。