
オイル希釈は、随時オイルゲージを見れば済むことであるが、
OIL_DIL:PIDで簡単に分かる方法がないかと思ってきた。
shuichiさんに教えて貰ったPIDには
1.DPF再生時に希釈数字?が1→2→3→4→5→最大値と表示される
PID:2203e1(正確には終了後、最大値→0へ徐々に下がる)と
2.オイル状態?を表すPID:22054cがある。
このPIDは何を意味しているのか不明であるが22054cは希釈度と勝手に称している。
以下希釈度と言う。
今回、この2つのPID間にどのような関連があるか見てきた。
ここに書いている内容は前回オイル交換から今回オイル交換までの纏めである。
(1)PID相互間の関連性
1.前回オイル交換からの走行:4876km
2.オイルゲージレベル:約20mm上昇(約0.9L希釈)
3.DPF再生回数:31回(平均157km毎)
4.今回オイル交換時の希釈度表示値:5
5.今回オイル交換時までの2203e1最大値の合計:112(平均3.6/DPF再生毎)
(冬の間は5前後だったが最近は3や2で終わる場合がある。当然DPF再生距離が短い)
6.希釈度の表示(0→1→2→3-→X)変化
0 : オイル交換時リセットで0に戻る
1 : 2203e1最大値合計 12 381km(DPF再生4回)走行で 0→1になる。
2 : 2203e1最大値合計 18 1113km(732kmDPF再生5回)走行で 1→2 になる。
3 : 2203e1最大値合計 23 2197km(1084kmDPF再生6回)走行で 2→3 になる。
4 : 2203e1最大値合計 22 3459km(1262kmDPF再生7回)走行で 3→4 になる。
5 : 2203e1最大値合計 20 4558km(1099kmDPF再生7回)走行で 4→5 になる。
(2)結果
1.希釈度 0→1になる時の2203e1最大値合計は「12」、走行距離は381kmと少ない。
これは希釈度はリセットされるが2203e1はリセットされないためか?
今回オイル交換時の2203e1最大値合計は「9」である。
(タイトル画像参照。スマホ画像の数値は 7=3.6*2 で計算)
このスマホ画面数値が20~23(DPF再生3~4回後?)で希釈度が 0→1 になれば
リセットされないのだろう。
2.希釈度「3」以降は2203e1最大値合計が20以上、走行距離1000km以上である。
3.最大値合計は「1」が「 2」以降よりが少ない(走行距離が短い)のは何故か?
オイル交換直後は希釈が少ないので2203e1最大値合計は20以上あっても良さそうだが。
4.今回Dで3回目のOIL_DIL測定をした。
測定数値は下記の通り。

・ Dの測定値は2203e1の数値かと思っていたが違っている。
・ Dの測定(単位はkgとなっている)は何を測定しているのか不明である。
・ プリント用紙を見るとタイトルは「エンジンオイル希釈量」
・ 記載内容は
DPF_REG_CNT 128、OILCHG_DIS 4872km、DIL_DIL 0kg、PM_ACC 1.31
(これらの数値はスマホと同じ)
そして何かをグラフ表示できるようになっている。
(縦軸目盛 26、横軸目盛は交点 15 から2.5間隔で 0 に下がっていく)
画像はオイル状況を見られるように、いくつかのPIDを加減乗除で加工したものである。
(実際の数値はログデータで確認)

次回希釈度アップ目安の計算式は
(2203e1平均値)*(希釈度数値変化後のDPF再生回数)にしているので
・ DPF再生毎に「次回希釈度アップ目安」の計算式に2203e1の数値を加算し平均値を変える。
・ オイル希釈度の数値が変わる(400~1200km)毎に、その時のDPF再生回数を引き算する
必要があり面倒であるが、この2つのPIDについては継続して見ていく予定である。
何か分かるかも知れないと思いながら。
来週末から30回目の福岡までの長距離ドライブ帰省を予定している。
今回は行きか帰りに東九州を走ろうかと思案中。
今までの走行を入れると、大まかに言えば九州一周達成となるのだが。