DEH-P01をつけよう そのに
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DEH-P01をパレット君に取り付けることにしました。
ものは注文しちゃったので後には退けません。
ヘッドユニットについて考えてたときに難問だったのが、取り付け位置でした。
2DINならなにも悩むことはありません。
彩速ナビが入っているところに入れ替えてやればOKなんで。
問題は1DINです。
パレット君には1DINを追加するスペースがありません。
ネットで調べてみると、ナビの上の小物入れがあるところに斜めに取り付けている方もいるよう。
でもナビの上にインストールするのは避けたい。
P01はフェイスパネルが延長できる(正規の方法ではない)ので、本体は別場所でディスプレイだけつけたいところに配置することができます。
P01を選んだ理由の一つですね。
さて、この延長するための器具がカスタムオートマルタさんから販売されていることを突き止めました。
早速サイトを見に行くと、在庫切れの文字が並んでおります…
メールで問い合わせたら、再販まで時間がかかるとのことでした。
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待ちきれないのでほかの方法を探してみると、DEH-P710を使って延長ケーブルを作ってる先輩方が!!
僕にも出来そうなので、DEH-P710をゲットしてやってみた。
DEH-P710とDEH-P01のフェイスパネルの裏面が共通であることを利用して、ケーブルの接続部分を作っちゃおうというもの。
P710のフェイスパネルの端子部分に線をハンダして、ケーブルとして取り出します。
受け側にもその線を結線してやれば、P01本体を無改造で延長できるわけ。
僕が実際に作ってみて注意せんなんなと思ったところを書いておくので、参考にしてもらえれば幸いです。
使った材料
DEH-P710
KFX-20(S) フラットケーブルスダレタイプ × 5M
HIF3BA-20PD-2.54R-MC 中継タイプリボンケーブル用コネクタ プラグ × 2
HIF3BA-20D-2.54R リボンケーブル用コネクタ × 2
ケーブル被覆用 ポリエステル編組スリーブ × 5M
熱収縮チューブ1φと8φ 少々
強力両面テープ 少々
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STEP1
P710を分解します。
外装の上側をマイナスドライバーでこじ開けます。
簡単に外れるから大丈夫。
4箇所の螺子で止まっているCDドライブを外します。
これで基板にアクセスできるようになります。
フェイスパネルの開閉側と繋がっているフラットケーブルがあるので、コネクタのロックを開けてから引き抜きます。これでフェイスパネルの開閉側が取り外せるようになったので、本体から取り外してしまいましょう。
本体から基板を外して、フラットケーブルがささっていたコネクタを外します。
ハンダ吸取器を使えば簡単に外れます。
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STEP2
P01のフェイスパネルを取り付ける側から作ります。
20極のスダレケーブルを必要な長さに切ります。
P01に必要なのは17極なので、不要な3極は適当な長さで切っておく。
赤を1番としてコネクタにハンダ付けしていきます。
絶縁と将来の接触不良を防ぐために、1φの収縮チューブをスダレケーブル側に通しておいて、半田が終わったら収縮させることにしました。
取り付けパネル?の裏に強力両面テープで貼り付けて固定しました。
半田付けするときにコネクタの向きを確認して、間違えないように気をつけましょう。
コネクタ側は18ピンあって、スダレケーブルは17極なので、間違えないように基板を確認してからやったほうがいいです。
やりやすいようにとか変なことを考えると、僕みたいにやり直すことになります。
写真はもしかしたら間違って半出したときのものかもしれません。
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STEP3
P710のフェイスパネル側にスダレケーブルをつけるわけですが、その前にやっておかないといけないことがあります。
接点から基板に出ているパターンを剥がすか削るかしておくことです。
これをしないとP01のフェイスパネルだけではなく、P710にも電流が流れてしまい誤作動を起こします。
きっちりと処理しましょう。でないと僕みたいにあわてることになります。
パターンは、接点の下部から延びている部分だけではなく、接点の下を通って上部に伸びているやつもあるので注意が必要です。
一番左から伸びているLED_GNDのパターンが太くてやりにくいので、接点を一度基板から剥がしてしまったほうがやりやすいでしょう。
ただ、うまく剥がさないと傷めるかもしれないので半田になれておいたほうがいいと思います。
最初は横着してルーターで削ったりしたんですがうまくいかなかったので、観念して接点を外してからパターンを剥がしました。
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パターンの処理が出来たら、スダレケーブルを接点下の細いところに半田していきます。
1mmピッチなので、小手先の細い半田ごてがないときついです。
隣の接点とブリッジしないように気をつけながらやりましょう。
半田が終わったらテスターでショートしていないか確かめておいた方がいいと思います。
結線できたらスダレケーブルを基板にホットボンドで固定しておけば故障のリスクが減ると思うのでやっておきました。
外装パネルの加工をします。
カッターナイフやホットナイフでスダレケーブルと干渉する部分を切り取って行きます。
ホットボンドで多少分厚くなっているので多めにきっておきました。
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STEP4
スダレケーブルに延長コネクタを取り付けていきます。
僕はP710フェイスパネル側、延長ケーブル、P01フェイスパネル受け側と三分割するようにつくったので、延長コネクタが2組必要でした。
本体の取り付け場所を運転席下にしたため、配線のしやすさやメンテのしやすさを考えてこうしました。
コネクタの取付には万力を使うといいですよ。
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STEP5
動作テスト。
ちゃんと動くか確かめます。
僕はここで誤作動に苦しみました。
P710が安ければもう一台入手しておけば、P01でおかしなことにならなくてすみます。
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