先月24日は日光耐久の最終戦。
回を追う毎にエントリー締め切りが早くなる異常な人気のレース。
今時どのカテゴリーも定員割れで喘いでいるというのに耐久レースは比較的人気が高く、
もてぎのJOY耐はもちろん草レースでも軽耐久などは盛り上がってる。
自分一人でやるより仲間がいれば費用を頭割り出来るから各自の負担は少なくて済む訳で、
何でもシェアする現代人にはピッタリのモータースポーツなのかもしれないけど、
残念ながら若いヤツは殆どいなくて、いるのは大学の自動車部の連中くらい。
そんな日光耐久だが早くも最終戦。
毎回良いところまで行きながらも勝てない現実に最近ではモチベーションも下がりつつあって、
6月のレースが終わってから今回のレース前日まで一切マシンには手を掛けずにいて、
前日にタイヤを組み替えていたらフロントハブの異常なガタを発見。
さすがにこのままでは完走すら出来ないとハブのO/Hを開始。
EP82のハブベアリングなんて持ってないけど実はEP82のハブベアリングはEK10と全く同じ。
これ知ってる人っているかなぁ?EP82とEK10を両方いじった人じゃなきゃ絶対知らない話。
EK10のハブベアリングなら売る程あるので早々に交換して終了。
で本番。
結果から言ってトップから28秒遅れで2位となりました。
メチャクチャ惜しくて悔しくて残念だけど改めて実力差を見せ付けられた。
と言うのも今回は上位の連中がことごとくミスをやらかして後退する中、
うちは最後までノーミスのままで大きなロスも無く走り切ったのに優勝出来ない。
最大の原因はラップタイムが1秒ちょっと遅いからマージンが築けないって事。
いまだに日光を攻略出来ていないのだから仕方ないけど、もっと楽にタイムが出せる車にしたい。
ついでだからマシンの解説も。
ベースは中期型EP82NAのソレイユ。
エンジン本体は完全なノーマルでヘッドガスケットすら交換してない。
ヘッドカバーすら開けた事ない完全なラインオフ状態。
でも走行距離は少なくて今でも多分2万キロに満たない位だと思う。
耐久だし燃費競争でもあるからエンジン出力に頼る必要が無いと言うのもあるけど、
本当は燃焼効率を高める意味でも多少は手を入れたいとは思うが金掛かるから多分やらない。
今年からノーマルECU&レギュラーガソリンを卒業してフリーダム&ハイオク仕様に。
ミッションはウェルマーのクロスでファイナルは4.3のLSDはクスコRSで1WAY。
足回りは前後フルピロでロアアームを10ミリ延長してキャンバー付けた。
ダンパーはBILSのワンオフでいつもの別タンク式ではなく全長調整式。
ロールケージが12点式なので結構重いけどアクリルガラスとFRPボンネットと、
みん友のたくじーさんから譲り受けた貴重なFRPリヤゲートのお陰で車重は700kgジャスト。
これ筑波の台貫で測ったから正確な車重。
とくに軽量加工はしていないのでやる気になればもう少し軽く出来そう。
680kgくらいになれば相当変わると思うけど今でもN1のEPとは比べ物にならない程動きが軽い。
この状態で日光のベストは42秒半ばが出てるのだからまぁまぁ優秀な方だと思う。
Posted at 2014/09/04 01:25:47 | |
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