先日は筑波でマーチカップ(正式には今年からマーチレース)に出場しました。
K12型マーチになって始めての耐久レース開催となった事で2ndドライバーとして呼んで頂き、
K10型マーチから続く伝統のマーチレースに出場する事が出来ました。
と言ってもK12マーチなど街中でさえも乗った事がない車。
どんな特性の車両なのか全く判らないまま前日の練習走行に全てを託す事に。
練習走行は30分×3本走り何とかある程度のところまで走らせられる様になったものの、
まだまだ限界までは攻めきれない状態のまま本番当日・・・。
雨も降らず気温もまずまずのコンディションだったけど予選は思い通りの走りが全く出来ず、
1stドライバーのタイムでグリッドが決まり決勝へ・・・。
レースは60分の耐久なので30分ずつを2人でドライブ。
僕は後半30分を受け持つ事に。
大方の予想通り隊列は殆どバラけずスプリントレース状態のまま時間だけが進む。
20分を過ぎた辺りからドライバー交代でピットインする車両が増え出し徐々に隊列がバラける。
そして丁度30分となったところでドライバー交代をして僕の出番に。
ピットアウトのタイミングが良かったのか殆ど独走状態のままコースイン。
そこからはあっと言う間に30分・・・。
そりゃ前日90分も走りゃ30分なんてあっと言う間だわな。
最後の3分くらいは結構長く感じたけど。
僕個人としては真夏に3時間くらいの耐久でもいいなと思う。
という訳で初マーチカップは無事に完走し終了しました。
前日の練習走行も含め何が一番重要って車を絶対に壊さないと言う事。
たとえ自分が怪我をしても絶対に車は壊すなと何度も自分に言い聞かせて臨みました。
なぜならこの車両は某自動車メーカーの予算で走ってるいわばワークスマシンの様な車。
仲間内でワイワイ作った車両とは訳が違い大手のスポンサーだって付いている。
とは言えこの時代に十分な予算が貰える筈など無く恐らくは常にギリギリのレース活動だろう。
もしクラッシュなどして大破してしまえば今後のレース活動が出来なくなる可能性は大きい。
なのでリスクの高い場所では自然と心のリミッターが作動してしまいどうも限界まで攻めきれない。
かと言って折角ドライバーとして呼んで貰ったからには無様なところは見せられない訳で、
守りの走りではなく何とか少しずつでも攻めの走りを心掛ける。
後半にタイヤが減って限界が低くなってくれば車の挙動が掴み易くなり逆に攻められるなと考え、
ゴール時間に近付くにつれタイムアップすると言う普通とは逆のレース運びとなりました。
結果はどうあれ自分としては良い仕事が出来たと満足してます。
レースの結果が気になる方は自分で調べて下さい。笑
Posted at 2010/11/18 01:55:39 | |
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