フォグランプ改造 (No2)
1
次に、LEDの配線処理をしました。
3つのRGB LEDを直列に繋ぎました。
わかりやすいようにRには赤配線、Gには緑配線、Bには青配線を使用しました。LEDはかなり熱を持つため、隣にヒートシンクを配置しました。(効果があるかないかは不明です)
2
そしてこれが一番の難問でした。
これら3つのLEDで光らせたい色は、優先順位から、イエロー、ホワイト、ブルーの3色です。
ブルーは一色でB配線(青)のみ12Vを印加させればよいので問題ありません。
しかし、イエローはR配線(赤)とG配線(緑)に12Vを印加し、ホワイトはR配線、G配線、B配線全てに12Vを印加する必要があります。
また、それらを切り替えるスイッチとリレーが必要となります。
その配線図は簡単に作成できましたが、問題は各色の配線に繋ぐ抵抗の抵抗値でした。
黄色に点灯したときの色合いと、白を点灯したときの色合いがちょうどよくなる抵抗値を選択しなければならず、試行錯誤しました。x
その結果、上画像のような配線図になりました。
その配線通りに部品を配線したものが中段画像です。
抵抗はメタルクラッド抵抗を使用して、ケース裏に貼りつけました。
各配線の終端をコネクター処理しました。(下画像)
3
次に、フォルランプの配線を接続するためにハーネスを作成しました。
薄暮灯用基板に付いていた2つのコネクターを利用しました。
左画像赤丸印のコネクターを取り外しました。
サイドの金属と基板が半田付けされているので、それを半田ごてで溶かし、取り外しました。(右上画像)
4PINコネクタのグランド線は、LEDのグランドと兼用にするために分岐させ、従来の薄暮灯線を青色LED配線に変更するための配線も施しました。(右下画像)
ちなみに、左画像の赤矢印のところに抵抗が装着されています。
抵抗値はたしか350Ωだったと思います。
この抵抗値を変えると、薄暮灯LEDの明るさを調整できるようです。
2つの抵抗を取り外し、どちらかに100Ωを入れてみたところ、かなり明るくなりました。これに関しては、私が個人的な興味で試したことですので、あくまでも参考として記載します。
4
そして、フォグランプと配線が完了したLEDを取り付けようとしたのですが、フォグランプの台座の一部(左画像の丸印部分)がLEDに干渉することが判明しました。
従って、仕方ないので、フォグランプ台座の干渉する部分を、削り取りました。
それにより、干渉せずにフォグランプとLEDが取り付け可能であることを確認しました。(右画像)
5
その後、LEDを一度取り外し、赤と緑の配線をゴムブッシュのメクラ穴(紫の樹脂でふさがれているので、それを除去して)に通し、コーキングを施し、配線をつなげました。
6
フォグランプを組みあげていきました。
当初、LEDの位置決めのためだけに作成した樹脂板でしたが、良い具合にフィットしていたので、元々付いていたLED基板の代わりにそのまま装着することにしました。
後はレンズを装着するだけなのですが・・・・・
7
そのままレンズを装着するのは面白くないので、レンズに付いているリフレクターを塗装することにしました。
レンズ裏の3本のスクリューを取り外し、レンズとリフレクターに分解しました。
そして、リフレクターを、以前、メッキ アイラインガーニッシュを塗装した際に使用した「DIA-WYTEレンズ用透過性着色剤 ライトスモーク」で塗装しました
ビフォー(左画像)アフター(中央画像)です。
塗装後のリフレクターをレンズにはめ込みました。(右画像)
8
フォグランプを仮組して、最終点灯確認をしました。
画像左からイエロー点灯、ホワイト点灯、ブルー点灯です。
画像では、ホワイトが紫が強く映っていますが、実際はホワイトに限りなく近い発光です。
No3に続く
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク