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2011年10月04日

ラリーの町の子どもたち

ラリーの町の子どもたち ラリー北海道2011 DAY2
足寄町・道の駅 あしょろ銀河ホール21前で
午前10時ころ、リエゾンをしていました。

パウセカムイから戻って来るアジパシ選手と、パウセカムイに向かう全日本の選手が交叉する、絶好のポイント。

お父さんや青年や、若いママ、そして小さな子どもたちまで…。
いろんな世代のいろんな人たちが旗や手を振っています。

ここで、同様にはしゃいでいた私に、
「どちらから来たんですか?」と隣からかわいい声。

見たら、かわいい小学高学年風の男の子。
(写真の、赤と黒のデイパックを背負っている子です)
うちの次男と同じくらいだなぁ、と思いつつ、

「釧路からですよ」と答えると、

「あ、そっすかぁ。僕は近所から」と。

「じゃぁ足寄小学校? 何年生?」
と聞くと、

「5年生です」と。

うちのRと同じ学年なんだなぁ。
うちのRなんか、こうやって知らない人に声を掛けたりなんかできないだろうなぁ。と、、
感心したり、今朝、顔も見ず置き去りにしてきたRの事を思いだしてちょっと恋しくなったり、、。(笑)

すると、その少年が、私のチケットホルダーを見て、

「それ、誰のサインですか?」

私:「あ、これ? ペターのサインだよ」

少年:「え!? ペターさんのサインですか? すげー!」

私:「あ、そうだ。足寄小学校だと、Y先生居るでしょ? Y先生はラリーが好きなはずだよ。今日、見に来てるんじゃないかなぁ?」

少年:「Y先生います。5年生の担任してます。Y先生、知ってるんですか?」

私:「Y先生は去年まで、おばさんちの近所の学校にいたの。そして、おばさんにも今5年生の男の子がいるんだけど、その子が2年生の時、Y先生が担任で、よくY先生とペターの話しやスバルの話しをしたよ~。Y先生、青いインプレッサに乗ってるでしょ?」

少年:「へぇ~。そうなんですか~。Y先生は今、シルバーの車に乗ってますよ」

私:「あ! そうなの? 替えたのかな?(笑)」

という世間話をしながらラリーカー待ち。

そして向こうから車が来たら、子どもたちは駆けて行って、選手たちに握手を求めたり手を振ったり。

選手たちもうれしいようで、みんな満面の笑みでした。

タイトル画像の青木夫妻も、感激ひとしおだったふうです。
そして信号が青に変わり、発進しなくてはならない瞬間、コ・ドラ席の郁香さんが窓から、

「この子たちの住所聞いておいて!」と叫んで走り去っていきました。

ちょうどリエゾン沿道に三菱のシャツを着た青年がいたので、彼に言付けたのかなぁ??? と思ったのですが、でも、その青年も地元の一ファンのようだし、、。

郁香さん、後から手紙か何かを送りたいのかなぁ?
でも、普段は根掘り葉掘り聞ける私でも、さすがに親御さんの居ない場で、よそ様のお子さんたちから住所や名前を聞き出す勇気はなかったです。
でも、この子たちの小学校は明らかなので、それを青木夫妻にお伝えしたら、メッセージはきっと届くはず。

・・・でも、青木夫妻とのコンタクト方法が分からない私。
安斉自工さんに問い合わせたら分かるかなぁ。





かわいいよね-。
寒い日だったのに、元気に手作り旗を振っていました。






「あ、来た~」と、寄って行ったら、
「あ、違った。レプカーだった・・・」と、一瞬がっくり。

でも、気を取り直して、レプカーのお兄さんにも、旗とおてて振り降り。
レプカーのお兄さんは、とてもうれしそうでした。






お母さんが作ってくれたというオリジナル旗。
ええ母さんやぁ。(涙)


その後、雨が落ちてきたので、私はSS17を見るため、足寄駅前を離脱。
そしてSS17を観戦し終え、オビヒロへと向かう途中の16時過ぎ。

この子たちは同じ場所で、元気にラリーカーを待っていました。

この子たちに笑顔にしてもらった選手や、思い出を作ってもらったスペクテーターはたくさんいるでしょう。
私も、そのうちの1人です。

こんな温かさが、十勝のラリーにはあります。


ブログ一覧 | ラリー北海道 | 日記
Posted at 2011/10/04 20:53:11

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この記事へのコメント

2011年10月4日 20:57
こんな十勝を離れるのは、ちょっと寂しい・・・・。
コメントへの返答
2011年10月4日 21:04
でしょ? でしょ?
だからいつでも帰省してください!

2011年10月4日 21:06
あの・・・思わず・・・
「こんな普通の道で??」っと・・・
ラリー知らずの私は失礼な言動を・・・・
ラリーって奥が深いですね。
それに選手との距離が近くって感動です!!

でもほんと地元の子供たちがこんなに応援してくれていることに感動ですね。
選手たちからすればそれ以上に元気満々ですね。

街中を選手が走ってくれる♪私も飛んで行きたくなります~ヽ(^o^)丿
     by.熊嫁
コメントへの返答
2011年10月4日 22:26
そうなんです。
ここは移動の道なんですが、
こういう移動区間(リエゾン)で選手たちに声援を送るのも、SS観戦と並んでとっても楽しいことなんです。^^

ラリーの選手たちは、SSからSSへと渡り、知力、体力、精神力を削りながら戦うのですが、1つのSSを無事に走り終え、次のSSへと向かう狭間で、こういう子どもたちの応援に接したら、本当に疲れや緊張も緩和されると思うんですよ。

ラリーは、このように、選手に近づくことができるモータースポーツなので、ハマルとずぶずぶです。(笑)

ラリー北海道は今年で10年目でした。
これからも続いていくよう支援したいです。

いつか、熊吉さんとラリー北海道を見に来ませんか?^^

2011年10月4日 21:20
国内のいろいろなラリーを観ていますが
このような光景が見れるのは十勝だけです。
ラリーが地元に根付いた、本当に素晴らしいフィールドだと
改めて強く思いました。
コメントへの返答
2011年10月4日 22:33
WRC+誌の方々も、十勝はラリーが根付いている地域だと言っておりました。

町ごとに、自分の地域のSSを成功させよう、という熱意や、もてなしの気持ちを持って迎えてくれるから、観戦者も良い思い出を持って帰る事ができるのかもしれませんね。

この子たち、、。
一番小さい子なんかは、ラリージャパンが始まってから生まれた子じゃないでしょうか?

私は、十勝と、道央RJしか見た事がないのですが、全国のラリーを知り尽くすもとじさんが言うのですから、やっぱり十勝はラリーが根付くフィールドなんだなぁと改めて思いました。


2011年10月4日 21:52
(T-T)苫小牧のラリーとは大違いやぁ…。
コメントへの返答
2011年10月4日 22:36
苫小牧は、ラリーカーが最初に上陸する場でもあるので、ウエルカムパークとか作って歓迎するにはいい地域だと思うのですが、、。

何でも根付くまでは、年数が掛かるものですよね。

2011年10月4日 22:00
陸別にも旗を振る子供たちいましたよ〜。
楽しそうに手を振っていました。
コメントへの返答
2011年10月4日 22:41
陸別の子どもたちも、自作の旗や応援ボードで応援していますよね~。^^

あと、観戦者の目にはあまり触れないのですが、リクベツのTCへ行く途中の通りに、町民自作の応援ボードがたくさん立っていて、その中には、子どもが書いたと思えるものもあって、それも選手たちの元気になっているんだろうなぁ、、って思ってます。

2011年10月4日 22:38
とてもいい光景ですね^^
ここまで子供達に声援をもらって元気にならないクルーはいないですよ!
お母さんの旗もいいですよね!
危ないから!!とか言われて観に行けなかったりしそうなのに・・・

十勝でラリーはほんとに最高!!
行けなくて残念でした(泣)
コメントへの返答
2011年10月4日 22:45
こんばんは!
お元気でしたか?^^

今年は来られなかったのですか?
それは残念でしたね。。。

本当に、同じ場所にいながら、
“いい風景だなぁ。いいリエゾンだなぁ”と感激していました。

お母さん自作の旗!
本当にステキです。

きっと、いい家族なんだろうなぁ、、と思いました。^^
2011年10月5日 10:37
旗がいいです。
めっちゃいい。

このお母さんと、友達になりたいですよね(笑)
コメントへの返答
2011年10月5日 14:20
旗、いいですよね~。

地元のラリー応援の原点を見た気がしました。

この旗を作ったお母さんは、若いお母さんでしたよ。
小学3年生くらいの、ピンクの服を着た女の子がこの旗を持っていて、もう1人いる、1年生くらいの女の子と姉妹のような感じでした。

時々、もっとちっちゃい幼児ちゃんを背負って、ここへ来て一緒に見ていました。

ここでリエゾンをしていた子たちの親御さんたちは、道の駅の前で屋台コーナーをやっていたふうです。

交差点の向こう、、道の駅から、お父さんらしき人の、「寒くないか~~?」っていう声が届いて、この5年生の男の子が、「寒くないーー!」って叫んで答えてました。

きっと、親御さんたちは商工会青年部とかの会員で、それでミニラリーパークをやっていたんだろうな、と。

その間、子ども達は、親の目が届く場所でリエゾンを愉しんでいたんでしょうね。

なんだか、絵に描いたような、「SSのある町の家族」という感じで、心が温まりました。^^

あ、それと、WRC+の編集長はめっちゃきれいな方ですよ。年齢不詳ですが、きっと見た眼以上に大人年齢なんだろうな、とは思ってます。

存在感があって、エディターとしても本当に優秀な方ですよー。

天はなぜに、二物も三物もお与えになるのか???(笑)
2011年10月5日 21:49
はじめまして。僕も十勝の子供たちのラリーへの接し方に感銘を覚えた一人です。子供たちだけでなく、ラリー会場とその周辺地域に住んでいる皆さんが暖かくラリーを支えてくれているのが、ひしひしと伝わって来たのです。僕のMINIにも満面の笑顔で手を旗を振ってくれました。やっぱり、この土地こそ世界選手権開催に相応しい…そう思います。
コメントへの返答
2011年10月5日 22:01
はじめまして。
コメントをありがとうございます。

私も、いつも、十勝にラリーにいくたび、地域の人や子ども達に、素敵なオプションメモリアルを贈ってもらって、有り難く思っておりました。

本当に、子どもたちの満面の笑みは最高ですよね。^^

そうしなくてはいけない、などと教えられたわけではなく、家族でラリーをたのしみむうちに、このようなスタイルが自分たちの中に出来上がったのでしょうね。

よく経済業界でいわれる「観光資源」という言葉。そんな不純ちっくなものに当てはめたくはないですが、、、でも、このホスピタリティこそ、きっと素晴らしい地域資源なのかもなぁ、、と思いました。

どこか違う地域に、旅行やイベントで行っても、なかなかこんなふうに、地域の温かさや感動に触れられる機会はありませんよね。

いい趣味に出合えて、そしてその場が近くにあって良かったなぁと感謝しています。
2011年10月7日 23:52
モナコ市民にとって、F1の音が子守唄だったように、陸別や足寄もオフロード系競技が古くから盛んでしたから、歯切れの良い排気音が子守唄がわりだったかもしれません(笑)

そんな子供が、大人になって、そんなコースを爆走する。近所の人が、それを応援する。遠くから見に来た人が、地元に泊まったり食事することで地域も活性化する。

良い循環ですね♪

コメントへの返答
2011年10月8日 14:57
ほんとですよね~。
この子たちは、きっと赤ちゃんのころから、お母さんやお父さんに連れられて、ラリーカーの音を聞いていたんだろうなぁ、と思いました。

こういうシーン。音。コミュニケーションが、わが故郷! となるのでしょうね。

よく、社会人になるとき、またはなった時、
上司や取引先の人などに、手持ち無沙汰世間話で、
「実家どこ? ふぅん。で、どんな街? 何が特産? 何で有名?」みたいなことを聞かれたりするなじゃないですか。

そういう時、この子たちがもし、故郷を離れた場合は、「私のふるさとはラリーのまちです」とかって堂々といったら、カッコイイなぁ。。と、思ったり。

あとは、ほんとうに、クマさんがいうように、これからラリー北海道に地元エントラントが増えたらうれしいですね。

ラリーのまちで生まれ育ったラリーストが参戦して、近所の大人や友人達が応援する。地元を離れた人達も見に来る、、。
それもいいですね。想像したら感動的です。


未来の地元ラリーストが育つまで、現在唯一の地元エントラント、某先生にはまだまだ十勝で走っていただかなくては!


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