
先ほどラリー北海道の写真をダウンロードしていたら、長男が、
「いいなぁ、ドリフト見たかったなぁ、、。行きたかったなぁ」とぶつぶつ言ってました。
でも、野球の練習があったから、しょうがないじゃんねぇ。
雨も上がったし、寒くないし、虫もそんなにいなかったし、観戦しやすい「ラリー北海道2008」でした。
アジア・パシフィックラリー選手権へのエントリーは32。
全日本選手権へのエントリーは28。
全車はスタートしていないので、若干少ない台数。
合計しても60台。
「陸別オフロードサーキット」でラリーを観戦したのは初めてでした。
やっと観たーーー!
という感じです。
会社員の時、会社の先輩デザさん(先輩といっても一回りも年上のベテラン様)が、会社を辞めて独立したあと、「オートワン」という車雑誌の表紙や巻頭グラビアのデザインや広告ページデザインをやっていました。
時々サボりかたがた遊びに行くと、オートワン編集部の人(当時で30代くらいの男性ばかり)がいつもたむろしていて、うっそうとしていました。
取材して一眼レフで写真撮って、原稿書いて、カンプ描いてデザイナーに渡す、、、なんて。。
すごいなーーー。と、思ってみていました。
広告屋だと、写真はフォトグラファー。取材・執筆はコピーライター。ラフ描くのはデザイナーかアートディレと細分化されているので、一人でなんでもやってしまうなんて、と驚いていました。
しかも、専門誌だから読者もツワモノでしょう。
そのオートワンの編集さんたちが持ってきて、先輩に説明していた原稿の中に、「陸別」という文字をよく見掛けました。
故郷十勝の中のまち。
すごく懐かしく思いながら、ラリーのまちだということも初めて知って。
編集さんの持ってきた写真には、たくさんの観戦者が、もう、、、びっちり写っている。
それが、普通なんだと思っていました。
でも、今はあの頃に比べたら、観戦者はすごく減っているそうです。
たしかに今日も、メディアの方の方が多いポイントもあったくらい、、。
スタッフの方と世間話をしつつ聞いてみたら、20年ほど前のラリー北海道といえば、陸別駅からオフロードサーキットまで観戦者の車がびっちり連なるような、そういう賑わい方だったとか。
「あのころはすごかったぁ・・」と、50歳代と思える方がつぶやいていましたねぇ。。。
私は今日はプラーベートで見に行っていたのですが、仕事先の新聞社と提携している雑誌社さんの編集スタッフさんたちも来ていたし、しっている地元紙のスポーツ記者さんもいるし、、で。
観戦エリアに到着してからスタートするまでの長い時間も退屈しなくて良かったです。
その、提携している雑誌社さんというのが、
東京にオフィスのある、「WRC PLUS」さんという雑誌(編集長さんは美しい女性です)や兄弟雑誌「Racing on」。これらの雑誌の編集者さんたちと世間話できて、とても楽しかった。
私も聞きたいことがあるし、そちらの方も私に聞きたいことがある。。
で、お互い、中身の濃い世間話になりましたねぇ。
編集長さんはもともとはF1とか、サーキット系の雑誌をやっていて、ラリー雑誌はここ4年くらいっていっていたかな。
それで、彼女が言うには、日本は、まだまだラリーが根付いていないというか、人気は少ないのだそうです。
だよなぁ。。
F1はテレビ放映するけど、ラリーはめったにやらないもんね。
それでも年間に何回も、日本各地でラリーの選手権大会は開催されている。
だから日本全国回ってみていると、やはり、十勝で行われていた、04~07までのラリージャパンや、ラリー北海道の観戦者は、ラリーをよく知っている、と実感できていたそうです。
皆、一斉に面白い観戦ポイントを目指すし、選手のことにも詳しい。
小さな子供が、「お父さん、新井さん、きたよー」なんていうのは、十勝ではよくある風景だけれど、道外ではそう多くはない。
それに、取材で降り立つと、地方の小さなまちのおばあちゃんやおじいちゃんが、「ラリーできたのかい?」
と、よく声を掛けてくれて、それが温かかった、と。
だから、個人的には、RJが札幌エリアに移ったことは個人的には寂しい。
でも、数字はこれまでよりは間違いなく取れるし、これから新たな地域でラリー色が根付いてくれたら。。
と、おっしゃってくれて、私もとてもうれしかったです。
で、私も言いました。
「今年から、北海道のラリーファンは絶対に増えます。04~07とは違ったRJ色ができて盛り上がっていくと思うので、期待しましょう」と。
だって、みんカラのお友達さんや、そのまたお友達さんでも、たくさんの方が、ドーム抽選に申し込んで当たっていたりしています。
観たら、絶対ハマりますから。
もともと車好きな人が、あれを観たら、嵌らないわけがない。
だから都市の多人数効力で、地元北海道のラリーファンは増えます。
私はいい流れになると思っています。
と、単純に思うのは私が阿呆で認識浅いからで。。W
「WRC PLUS」の男性編集さんは、RJをキー支援する媒体社がないことを懸念していました。
まず、毎日新聞社が撤退した。
その後、十勝から離れたから、十勝毎日新聞社も離れた。
じゃ、今度はどこが??
こういうモータースポーツイベント、、、むしろ祭典では、新聞社が全面的に支援して、躊躇せずに思いきり熱意を持って書かないと、やっぱ、、、、うーーむ、なんだそうです。。。
あ、、このあたりのはなしは、彼らの私感でもあるので、具体的にはかかないでおきますが、私としてはすごく理にかなっていると思えて、納得できました。。
目から鱗、的で。
あと、、初めてラリーを観たという、「Racing on」の編集さん。
セレモニアルスタートは、あれは素晴らしいと。
ぜひ多くの人にあれを観て、あの場のエネルギーを体感してほしいといっていましたねー。
それと、環境のことも気にしていました。
これからもずっとRJが行われるように、ファン発掘は重要。
「でも、子供って、、、。これを観て、実際、どう思うのだろう? 怖くて野蛮な暴走行為と思わず、カッコイイモータースポーツ、と思ってくれたらいいんですが」と。
それで、小さな子供が物心付いたころに悩まないように、大人はしかるべき話をしてあげるべきなんじゃないか、と、私も言ったのですが。。
要は、、幼稚園児くらいの子は、お父さんやお母さんと一緒に旗を振って、選手を応援して、それが楽しくて疑いようのない正義。でも、いずれ、小学校で環境教育を受けることになる。
その時、自分と家族の趣味に罪悪感や疑問を持って傷つかないよう、そそて納得してラリーファンとして育ってくれたら。。。ということです。
たしかに、私も、ふと思う。
あの音、、遠くで走り去っても、どこかで鹿でも鉄砲に撃たれたか!?
雷でも落ちたか!? と思わせる、派手なMFSの音。
スタート時に吹き出す黒煙と焦げた匂い。
樹木に巻かれてて貼られたKEEPテープ。観戦場所用に整備されたスペース。
これらは間違いなく、本来の山林にはあり得ないものですから。
よくはないことだろうけど、でも、だからといって、反対はしたくない。
なんといっても、好きだし。
私は大人だから、そういう矛盾もやり過ごせるけれど、青少年は、、どう思うだろう。
実際、私のパソコンの中のラリーカーを観て、長男は、「いいなー。来年はいきてぇ~」と騒いでいましたが、ぽつりと言いました。
「やっぱラリーの車もCO2出すの?」
「そりゃぁ、出すよ。車だもん。EV車とかBDFの車じゃないんだし」
「え・・・。じゃぁ、ラリーって悪いことじゃん」
「だから、こういう大会の後、出たCO2を解消できるように植樹したりしているよ」
と、まるで完全に、ラリーカーもスタッフも観戦者も、すべての人が出すCO2を包括する分の植樹をしているふうに言いましたが、そこまでは全然いってないはず。
ましてラリー北海道は、やっていないかも、、。
いい加減事言って取り繕っておいたけど、これをちゃんと説明できないとだめだよなぁ。。
でも、今日は楽しかった。
まったーーーり、できました。
それにしても、、、
新井さんやカマキョウさんの石は、左太股に当たって、すごく痛かった。
写真は(画面に入らなくて)撮れなかったけど、彼らの石つぶてを喰らっただけでも、良かった良かった。