
写真は先日叩き出しました、プリウスオーナーあこがれのオールグリーン(AG)。
平均燃費リッター40以上が、30分連続し、燃費パネルが全部グリーンになること、です。
(※黄色だったり青だったり白だったり…色は各車バラエティですが、どの色の場合でも、オールグリーンと呼ばれるようです)
ほぉ~! 小沢すげ~!
って、、。
実は違います。
これは、「ナンチャッテAG」。
長い長い下り坂を走行時に、こんなん出ましたぁ!!!ww
何のテクも駆使せずとも、AG風味のビジュアルを出せるとは。。
さすが、北海道はでっかいどーー!
まぁ、そんな話はさておき。
対決企画 トヨタ プリウス & ホンダ インサイト 【前編】
という、カービュー試乗レポが発表されていました。
内容は、すでにいたる場所で書かれているものと同様の内容でしたので、そんなに新鮮みはなかったですが、実際に同じ気象条件のもと、同じ道路で同じ速度で試した燃費ですので、これはそれなりに参考になる数値だと思います。
結果としては、以下のように、どの走行燃費でも、とりあえず、現行プリウスが新型インサイトを凌いでします。
■首都高・銀座IC→中央道・石川PA…約45km
プリウス 22.0km/L
インサイト 20.8km/L
ゴルフ 16.3km/L
■中央道・石川PA→中央道・談合坂SA…約32km
プリウス 20.0km/L
インサイト 18.8km/L
ゴルフ 14.8km/L
■中央道・談合坂SA→河口湖周辺…約40km
プリウス 20.2km/L
インサイト 19.1km/L
ゴルフ 14.3km/L
ただし。。。
ここを書いて欲しかったんですが。
新型インサイトの場合、あくまでもエンジン主体で、常にモーターがエンジンをアシストするシステムなので、誰が運転してもだいたい同じような、そこそこの燃費を出すことができる。
逆に言えば、極端に優秀な燃費も出しにくい、、??
一方、プリウスは、随時隙あらばモーターが稼働しようと努力していて、運転の仕方によってはエンジン稼働率を30%とかそのくらいまでコントロールすることができる、、らしいです。
だから、ノーマル現行プリウス(もうすぐ旧型プリウス)でも、リッター40とか38とかいう信じられない燃費が出て、「ちょっとした運転のポイントを教えてもらったら、簡単にリッター35は超えましたよ。その前はリッター18とか20くらいでしたけどね」なーんて、さらっと言えちゃったりするんですね。
つまり、プリウスは運転の仕方で、カタログ燃費を超える潜在能力も持っている、ということ。
この部分が、新型インサイトとプリウスの、それぞれ一線を画す特徴なんだと思います。
特に、あくまでもエンジンを主体とし、ハイブリッドシステムもシンプル&軽量に徹し、車体も軽量化して低燃費を実現したインサイトも考え方は、これは、個人的には好きです。
エンジンにこだわるホンダらしいな、と思います。
1300なのに加速もいいらしいですからね。
私はインサイト乗ってないので具体的には分かりませんが、1300とは思えないパワーと加速力があるそうです。
でも、プリウスも1500とは思えないパワーと加速力あると思いますよ。
少なくとも、私が昔乗っていたインテグラよりは、日勝峠を元気に登れます。w
それと、北海道民として気になるのは、インサイトは外気温によって燃費は左右されるのかどうか、ということです。
エンジン主体で、モーターがアシスト役なので、低気温の影響は受けないような気がしますが。。どうなんでしょう?
プリウスの場合、普通に運転する限り、真冬と真夏の燃費は、リッター5は違います。
モーターが一定まで暖まっていないとエンジンが稼働してしまい、その分多くガソリンを吹いてしまうので、寒い季節は燃費が落ちるんだそうです。たぶん、、そのはず。
もしも、もしもの話ですが。。
インサイトは気温で燃費があまり左右されないのでしたら、冬が長い道東などは、あんがい、新型インサイトを選んだ方が良いかも、、という考え方もありかもです。
知り合いの同業者様が、いつだっけな。。
まだ雪がある時期に、新型インサイトの試乗ロケやってたんです。
高速道路を使って、遠乗りしてまして。。
掲載誌には、
往復での平均速度は時速45キロ(高速道路で、、なぜに? 道路凍ってたのかな?)。
往復の平均燃費、リッター22キロ。
って書いてありました。
「しかし帰りはなんとリッター32キロ!」というフレーズがあったけど、
燃費を語るときは往復での平均燃費じゃないと検討の余地ないっす。
登り地形と下り地形で、大きく燃費は変わりますから。
あと、走行速度と気温と、
いつパワーオンしたか、ということも重要項目です。
A地点から運転してきて、B地点で、「さぁ、燃費インプレ開始」って、だめっすよ。
車の内蔵が冷えている、まったく目覚めていない状態から、燃費測定スタートしないと。
それがローカルルール。ww
しかしねぇ。。
インサイトとプリウスの燃費バトルは、これはもう、、、しなくてもいいと思います。
どっちでもいいですよ。
どっちもそれぞれの価値があります。
どっちもよく出来ていると思います。
どっちが優れているとか劣っているとか、そんな優劣を探すんじゃなくて、ハイブリッド車のカテゴリが個性豊かになってきて、選びやすくなって、充実してきたぞ、と。
そういうことになって欲しいです。
蛇足ですが。。。
今でこそ、私はプリウスの複雑さやハイテク感が、分けも分からないなりに気に入ってますが、案外、去年のこの時期に新型インサイトも出ていたら、、案外、インサイトを買っていたかもしれません。
だって、1人で仕事で乗るのがメインですから。
営業者ですもん。
もしかしたら、
「車内、安っぽい」とか言われてるインサイトで、十分だと思ったかもしれません。
さらに蛇足ですが。
燃費バトルをやるなら、ツワモノ燃費アタッカーによる各グループによるガチンコバトルをやっていただきたい。
つまり、武装派と丸腰派でグループ分けして、10型プリウス、20型プリウス、30型新型プリウスと、新型インサイトが、ワークスエントリー。
あと、エスハイとか、シビックハイ、旧型インサイト、クラウンハイ、、その他。。
プライベーター・ハイもどんどんチャレンジして欲しいです。
10型プリウスだって、いいドライバーが乗ったら、案外すんごい記録を出しちゃうかも。
私は、それぞれの時代に誕生した、それそれのハイブリッド車に敬意を表しています。
だから、車の性能云々じゃなく、それを駆るドライバーの知己と技でもって、勝負してもらえたら、、すんごく燃えます!
私が作るなら、そういう特集記事、企画しますね。
Posted at 2009/04/29 23:02:04 | |
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