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2011年01月12日 イイね!

箱根駅伝を見ていて思った

毎年お正月は、なんとな~く、箱根駅伝をテレビで見ていて。

“すごいよなー。ずっとびっちりギャラリーがいるよ。朝早くから来て場所取りしたりしてるのかなぁ。ラリーみたいに、めったにないけれど万一エントラントが突っこんできた時は非常にまずい、という危険性がないせいか、沿道はすべてギャラステ。これ、観戦料は無料なんだろうか? 無料だよね。舗道はすべてギャラステ状態だもの、入場整理のしようがないし…”

というようなことを思いながら見ていました。例年は。

でも、今年は、長男が陸上部に入ったことで、各大会の各種競技を見慣れたせいか、箱根駅伝を走る学生さんたちをランナーとして見ていました。

そんな、自分のささやかな変化にちょっと驚き。

ほんとに、どの選手も、素晴らしくパーフェクトなフォームで感激しました。
軸なんか全然ブレていなくて美しい姿。

しかも、トップスピードで100メートル14秒代という、あの速さは何ですか!?
あんな速さで20㎞も走り続けるとは…。

一緒に視ていた長男に、
「100メートル14秒代って、兄ちゃんにしてみたら、どの種目のペース?」

と聞いたら、
「うーん。200と400の間くらい」と。(笑)

つまり、
100メートル14秒代というペースは、息子にとっての200メートル競技よりは遅いけど、、、400メートル競技よりは速い、と。そういうことらしいです。

すごいわ。

そのスピード感に驚きながら思ったのが、江戸時代の飛脚。
五街道が整ってからは、大名飛脚ならば江戸から京都まで6日とか7日で着いたそうです。

江戸から京って、500㎞以上ありましたよね?

それで、トップスピードを保つために、宿場町ごとにランナーが変わって、文書の箱をたすきよろしく受け渡しながら走ったわけです。
宿場から宿場までは20~30㎞くらいですから、この飛脚こそ駅伝競争の原型に近いなぁ、と。

そう思った次第です。

江戸から京、大阪まで、6日ないし7日掛かったものも、いわゆる“速がけ”という特命では、もっと短縮できたようです。

1701年に起きた浅野内匠頭の刃傷事件では、その事件を国元へ知らせる使者は4日半で赤穂に着いたとされていて、これが「最速記録」とされています。

江戸から大阪まで7日としたら、赤穂までは通常もっと掛かっていたでしょう。
それを4日半で着いたというのですから。これはすごい。夜中も走ったのでしょうね。
篭のかき手は宿場町ごとに交代したでしょうが、乗り手は変わらないので、中の人も大変だったと思います。エコノミー症候群の危険大でしたよね。


即日の沙汰により、即日切腹した君主の様子がしたためられた文書と、浅野内匠頭が遺した「花よりもなほ…」の辞世の句を持った使者は、4日半のあいだ速篭に揺られ、意識朦朧としながら大石内蔵助の前に転がり出る、、。

映画やドラマで、このシーンは何度となく視てきましたが、その速さの実感はありませんでした。

でも、箱根駅伝を視ながら、
浅野内匠頭の沙汰を国元へ知らせた速篭のかき手も、この選手たちに劣らないランナーだったのだろうな、と思いました。

今のように道は整備されていませんし、人を乗せた篭を担いで走るわけですから、江戸から赤穂まで4日半の速度は、現代の箱根駅伝のペースよりも遅いとは思いますが、300年前の飛脚ランナーたちが現代にタイムスリップして、箱根駅伝で走ったとしたら、どっちが速いだろう? と。
そんな映画ができたらおもしろいな。

飛脚ランナーは早稲田や東洋の選手たちと、どんなドラマを繰り広げるのか?
大学の威信と仲間との絆、そして己の誇りのために走る現代の学生たち。
一方、いつも賊や獣をかわしながら職人として走ってきた大名飛脚や民間の町飛脚…は、ポテンシャルは十分ながら、ランニングシューズで舗装化された道を走ったことはないだろうから、やっぱ、箱根への出場権を得るまで試練が続きそうかな。(笑)




Posted at 2011/01/12 01:37:25 | コメント(4) | トラックバック(0) | Thinking | 日記
2011年01月12日 イイね!

めでたい日

めでたい日本日、あ、、日付が変わったので昨日、、、

誕生日でした。

「いや、もう。めでたくないから…」と昨年くらいまでは言っておりましたが、
今年はちょっと違う。

「ありがたい」。
本当にそう思います。


無事にまた誕生日を迎えられる。
これがめでたくなくてなんでありましょう。

と、視点が変わったことで、
「そういう歳になったんだなぁ」と感慨深い今日でした。

先日、家族に、
「プレゼントは何がいい?」と聞かれ、

「特にいいよぉ。しいて言えば、その日は晩ご飯を作りたくない」と、
言ってみたら、

“じゃぁ、俺らでなんか作るか”っていう流れにでもなるかな、と思ったらそうはならず、ごはんを食べに行くこととなり…。

家族で近所の定食屋さんに行きました。(たまたま給油ポイントで交換した、そのお店のお食事券があったから。笑)


話は変わりますが、先週末、長男の同級生3家族でトマムに行っておりました。
1泊2日ですが。息子さん4人&お嬢さん1人&お母さん3人という、平和でユルいツアーでした。

風邪が治りきっていないし、整形外科に通院中の身だし。
スノーボードどころじゃないだろう。

とは思ったのですが、ゲレンデにまったく出ないのも保護者として無責任なので、カタチ程度、、、くらいの気持ちでボードブーツを履いて板を付けてみたわけですが。。。

斜面を見たら普通に滑っちゃうんだな、これが。(笑)
で、楽しくなっちゃうんだ、これが。
で、気付いたらいつの間にか、例年通り、大ゴケしてゴロゴロ転がってるんだ。

それにしても、ここ数年ずっと思っているんですが、道東界隈のゲレンデで、私と同年代のスノーボーダーがすごく少ないんですよ。
特に、女性の同年代ボーダーさんなんかほとんど見かけません。
だから道東界隈のゲレンデでは、いつも
私が最高齢女性ボーダーだと思う。

昔はいっぱいいたはずなのに…。
たぶん、札幌界隈とか道央圏のゲレンデにはまだまだいるとは思うんですよ。
昔のボード仲間たちは今でもやっているふうですから。

でも、道東には若いボーダーしかいないですね。
私と同世代の方はみんな、やめちゃったのでしょうか?

たしかに、板の付け外しはいちいち面倒だし、なだらかな斜面では難儀するし、逆に急斜面やギャップの激しい面では太ももに効いて、若い頃と違ってとにかくしんどいです。

私も、毎年、
“いつまでボードできるかな…。ま、今年が最後でもいいや”と後ろ向きな気持ちになるし、おっさんや息子たちも、私が一回一回板を付けている時間がうざいようで、「母さん、スキーに転向したら?」とか言うし。

そんなこともあって、ブーツも板も新調せず、昔のものを使ってきました。

が、今回トマムに一緒に行ったお母さんのうち、1人がボーダーなんです。
私よりも2歳年下のお母さんなので、久々に同世代がいる状態!
一緒にボード滑って楽しかったです。

この母さん、結構頻繁にギアを変えているようで。
昨年、日帰りで一緒に行った時とは違う板。

そのおニュー板をマジマジと見たら、ビンディングは装着しやすくて、装着時の体勢も楽そう。

あの、座って板を付ける動作って、若い頃は身体も柔軟だしお腹に余計なものがそんなについていないから、さほど辛い動作じゃないんですよ。
単に面倒くさいだけ。

でも、年取ってきたら違うのよねー。
面倒くさい以上に身体が大変。
よいしょっと。あっ、、、うっ、、、手が、、、届かない、、。締まらない、、。
って。

ブーツもイマドキのやつは締めるのは面倒そうじゃなく、チャチャッと縛り上げて、後はダイヤルのようなものをグリグリって回してる。
それで締まるようです。

す、、、すごす!
現代のテクノロジー!

こういう装備ならまだ続けられるかな。。。
と、思ってしまった。

誕生日に前向き思考。
良いことだ。(笑)
Posted at 2011/01/12 00:24:29 | コメント(5) | トラックバック(0) | オフ | 日記

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