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2007年10月31日 イイね!

初めてのジャパンは温かかった。

初めてのジャパンは温かかった。ラリージャパンは、、
来年からは、どうやら、十勝ではなく、ほぼ道央開催の見通しです。
これまでも事務局は札幌でしたし、例年サポートしていた方々にとっては、開催地が移動するだけでそんなに大きく変わることはないのかもしれませんが、、、。

町を上げて支援してきた十勝の人たちの惜別の思いを考えると、、、本当に切ないです。

WRCの日本開催が実現したのだって、陸別という町があってこそだったと思います。
30年以上、日本のラリーの聖地だったわけで、全日本選手権とかアジアパシフィックなどの実績があるのです。それら大会を運営・支援してきた日本ラリー会の重鎮がいるんです。その陸別オフロードを使わずに来年からはWRCを道央で開催するというのは、【仏を作って魂入れず】だと思っています。

集客を見込める道央に、と移転を唱えるのではなく、なぜ、「集客を助けるために札幌など道央も広域で支援する。スポンサー集めにも協力する」と言ってくれないのか、、と思ったこともありました。都合の良い言い分ですが。
観光的視点で考えるのならば、点ではなく広域で、、と観光シンクタンクの大御所・原重一先生も言っておられるではないか! と、、。それはいいとして、、、。

立ちゆき行かなくなった既存のものを、力のあるところが再生させる、というのは世の常。
日本開催の存続を計るためにも、しょうがないのでしょうね。

さて、FIAがどう判断するか、、。

2004年、初めてのラリージャパンは盛況でした。
まだ毎日新聞も筆頭スポンサーでしたし。 
トミ・マキネンが0カーで走って、ペターが圧倒的強さで優勝して、、。
すごい初年度でした。                                                                                                                           

ふだん閑散としている足寄町なんかがひどく渋滞していましたから。
十勝中の、どんな小さな宿も満室で、宿が取れなくて釧路から連日通っていたワークスもあったくらいです。
観戦者もチケットはあっても宿泊する場所がない、、ということで、SSのある町が体育館などを開放して、そこで寝泊まりして観戦してくれた方が大勢いました。

私も、十勝の媒体で、ラリージャパンで来てくれた人たちに十勝を楽しんでもらうための特集などを毎年書いてきました。直接WRCを取材・執筆することはありませんが、サポートしている方を紹介したりもしました。

でも、年々、観客が減っていって、こうなったわけです。

やっぱり、力不足なんですよね。媒体社も何もかもが。
ローカルの限界、、なんでしょうかね。
十勝毎日新聞なんか、開催前から開催中まで連日トップ記事はWRCです。WRC取材班が走り回って紙面の多くを独占します。

なのに、ほかのテレビや新聞ではWRC関連のOAや記事はごくごくわずか。
ほかまで波及できないわけです。スポンサーが少ないという非力さも手伝って、ますます、、なんですよね。

ラリージャパン2004は特殊だと世界に印象づけたそうです。
何が特殊だったかというと、開催地域のじいちゃんばあちゃん、父さん母さん、子供まで、、。
ラリーとは何かを知らなくても、みんな旗を振って応援してくれる、と。
その姿が特徴的だったのだそうです。

各国のプレスも、そういう応援者たちの姿を大々的に配信していたそうです。

2年前、新得町屈足のラリーパークに行きましたら、そこではいろんな国のプレスが撮影をしていました。
歩道いっぱいに地元の老若男女や明らかに遠くから来ていると思える人たちが混ざりあって、ラリーカーに手を振っていましたねぇ。
すると、道路向かいの食堂から女将さんが茹でたトウキビを山盛りにして持ってきて、外国のプレスマンたちに、「ほら、温かいうちに食べなさ~い」って。

その市井感が、印象に残っています。
あの時は、これがラリージャパンなんだなぁ、、と思いました。

2005年のラリージャパングラフに書いてあったもので、忘れられないものがあります。
だれのコメントか忘れてしまったのですが、、。
とにかく、トップドライバーのだれかです。(笑)

それはこのような文章でした。



ある農村地帯のリエゾンを走っていたとき、遠くの畑の中で人影が動いていた。
見ると、農作業をする男の人が作業を止めて帽子を取って手を振っている。
いつまでもいつまでも。

横を見るとコ・ドライバーの...........の顔も微笑んでいた。

初めてのジャパンは、温かかった。



来年以降は道央が、ジャパンらしい温かさでワークスや観戦者を迎えてくれると思います。
今年とは比べようもないくらい大勢のエネルギーで、応援できると思います。

十勝ばかりではなく、違う地域で開催されたなら、これまで「見たかったけど、都合が付けられなかった」という多くの人たちも観戦できるでしょう。
ラリーは実際に見なくちゃ。

だから、より多くの人に見てもらって、ラリーファンが増えて今後もずっとラリージャパンが開催されるのが、一番良いことです。
日本で開催される幸運に感謝しなくちゃ。

チケットが高いと言う人もいます。
「近所でやるし、見に行ってもいいけど、高いしさぁ」って、、。(笑)

たしかに、映画や普通のコンサートチケットに比べたら多少高額かもしれません。
6000円とか7000円です。

ラリージャパン事務局では、開催期間中に集結する車が排出するCO2を包括できる分の木を植える、ということも行うそうです。きっと観戦料金は、そういうことにも使われるのだと思います。
だとしたら、特別高額だとも思いません。

来年以降は、ちょっと遠くなるけれど、それでも地続きなのだし、また見に行きたいな。
たとえ、行く都合がつかなくてもチケットだけは取ると思います。

それが唯一できる庶民の支援ですから。


Posted at 2007/10/31 01:04:48 | コメント(9) | トラックバック(0) | WRC・ラリージャパン | 日記
2007年10月31日 イイね!

WRC ラリージャパン 2007

WRC ラリージャパン 2007アップできるような写真などないのですが、一応、無様ながらも上げておきます。
この写真は、たぶん、ローブ、、だと思います。偶然、撮れました。
ローブはこの後、リタイアしちゃいましたが。。

本当に、速すぎてカメラ画面に入らないんです。
速いのを予測して先にシャッターを押すんですが、
それでもワールドラリーカーは画面を素通りしてしまいます。

だいたい、車が見えない時点で、すごいエンジン音が聞こえてくるんですよ。
それだけでシビレちゃってて、それで、姿が見えて、来た~~~~! 
と舞い上がっていたら、あっという間に過ぎ去っていますからね。
狭い林道を横になりながら。

このSSでは、ペター・ソルベルグ、超速かったですよ~。
すでにレグ1で優勝争いからは後退していましたが、
「観客に喜んでもらえるよう、最高のパフォーマンスをする」と言ってですね、、。
いい人なんです。日本びいきだし。
レグ2の陸別では、「来年のために練習しているのさ」とも言っていたんですよ。
来年もリクベツで走るつもり満々の言葉に聞こえます。泣かせますねぇ。。

もう、最高でした。

知り合いのカメラマンAさんが、2004年と2005年にワークスからの受注でラリージャパンでの撮影仕事をしていたんですよ。
その時、「WRCカーから飛んでくる小石って、ビシッと太股とか腰あたりに当たって、それがすっごく痛いんだよね。でも、プライベーターの石は頭とか上半身に飛んできてあんまり痛くない」と言っていまして、それが本当かどうか確認したかったのですが、それは確認できず。。
残念!

あと、「ソルベルグだろうがアトキンソンだろうが、ラリー中はみんなぽかーんと口開いてるんだよ。人間、本当に真剣になったら、口が開くもんなんだなぁ」とも言っていて、それも確認したかったのですが、やはり確認できず。。無念!


それにしても観戦者のみなさんのカメラ機材といったら、、。「みんな、何者?」というくらいすごい装備でした。最前列でコンデジを構えていたのは、私が確認した限りでは、私ともうお一人だけでした。W

右横にいた60代後半~70歳くらいと思えるお父さんも、本体+レンズで推定80万円、というご立派さ。うひょ~~~! 人の良いお父様で、私に、「ここ、最高の場所だよね~。ちょうど正面で車がこっち向くからね。朝日で逆光になるけど、いい場所だぁ。どれどれ、いい写真撮れたかい? あぁ~、入らなかったかい。速いからねぇ。連写にしてみたらどう?」と話しかけてくれました。
奥様が隣でニコニコとお弁当を広げていて、、、とても微笑ましかったです。

私、この年代の方にはモテるんです。仕事でお会いする62歳~70歳代の方に、よーくランチをお誘いしていただきます。「今度一緒に昼飯食べよう」というのから、「おぅ、ちょっと上がって、昼飯食ってけ」というのまで多種多様にお誘いいただきます。あくまでも、62歳以上の方に限り、です。それ以下には相手にされません。(笑)

28日(日)のSS21、レラカムイ1で観戦したのですが、これ、朝、7時06分スタートです。
シャトルバスでしか行けないSSで、駐車場はサホロリゾートのベアマウンテンP。
駐車場開場が4時だっていうので、せめて4時前に行かないと混み混みでえらい並ぶことになりそう、、と思ってですね。

3時半到着目標で家を24時30分には出なくちゃ~、と。
22時過ぎてやっと仕事が終わって、それから翌朝の朝ご飯とか昼ご飯を準備して、持ち物を揃えたら眠くなってきてるし。W 眠気覚ましにお風呂に入ってそのまま出かけましたが、夜中に仕事じゃなく出かけるのって、ワクワクしますよね。

家出するみたいで、楽しかったです。

2年前もWRC見るために明け方から出かけましたが、その時はわりと同じ目的、、と思える車に遭遇したんです。でも、今回は、道中、ぜんっぜんそれらしき車が見あたらないんですよ。不安になりましたね。

サホロリゾートの入り口時点で3時半。すっかりサホロリゾートの入り口あたりは車でいっぱい、、という光景を想像していたのですが、、、まったくそんなことはなくて、結局私は先着15台目くらい。
今年はチケット全然売れていない、、という話は真実だったのだな、、と思いました。
その後、続々と車は増えてきましたが、、。

シャトルバスを待っている時、後ろに並んでいた男の人2人が、「バス降りてから30分くらい歩くんでしょ?」「そんなもんなの? 楽勝だね。フィンランドに行った時なんかさ、ウォータースプラッシュ見たさに片道10キロ歩いた俺だよ、、」と話していて、「すげー。この人、ジャパン以外も見に行ってるんだ」と、恐れ入りました。

この日はある程度早く帰らなくちゃならなかったので、北愛国のSPには行けなくて、それが心残りですね。
SSとリエゾンとサービスパーク。この3つ全部を堪能してこそ、ラリーが楽しいです。
Posted at 2007/10/31 01:02:07 | コメント(5) | トラックバック(0) | WRC・ラリージャパン | 日記
2007年10月28日 イイね!

速すぎて

速すぎてコンデジに入りませんでした。寒さで手が震えてぶれるし。だからWRCcarとPWRCcarは、ほとんど写真がありません。(笑)

写真撮らないで観戦するだけのほうが私には合っているみたいです。

この写真は、たまたま携帯カメラに入ったプライベーターcarです。

これからリエゾン応援するかな、、。
Posted at 2007/10/28 09:39:44 | コメント(7) | トラックバック(0) | WRC・ラリージャパン | 日記
2007年10月28日 イイね!

登山

登山ここを、真っ暗な時に登ったんです。

辿り着けないかも、、と、真剣に思いましたが、なんとか登ることができて、今、帰路です。

レグ3、晴天です。
Posted at 2007/10/28 09:29:14 | コメント(4) | トラックバック(0) | WRC・ラリージャパン | 日記
2007年10月24日 イイね!

あれ?

あれ?今日、18時から、ここでスバルチームの壮行会があるんじゃなかったっけ?

まだ、閑散としてるんですね。
Posted at 2007/10/24 15:46:40 | コメント(7) | トラックバック(0) | WRC・ラリージャパン | 日記

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