
今日は能取湖「卯原内のサンゴ草まつり」に行ってきました。
サンゴソウ紅葉の最盛期に観に行ったのは十年ぶりくらいです。
本当は明日、行く予定でしたが、、、。
長男の野球チームが昨日の試合で負けてしまったので、今日の予定(準々決勝以降)がなくなってしまい。。。
今日に繰り上げでした。
能取湖・卯原内のサンゴソウは、現在再生・育成事業が行われているそうなので、群生エリアも鮮やかさも増えてきている、、、、のだと思います。
サンゴソウは塩分を含んだ湿地に生息する植物で、その性質はまだまだ謎が多いようです。
でも、近年研究機関による調査によって、明るい場所を好むとか、根が浅く、他の植物に圧迫されると弱ってしまうなどの性質が分かってきています。
そもそもサンゴソウというのは通称名で、実は本名はアッケシソウ。厚岸湖で最初に発見されたので、それに由来して「アッケシソウ」という名称が付けられたのに、本家の厚岸湖のアッケシソウ群落は消滅してしまって久しいのです。
こうした希少植物は環境を映す鏡。
本来、自然とは読んだごとく、そのまま放ってあっても普通に存在するものなのでしょうが、、。
アッケシソウという自然の一部は、もはや人が再生の手入れをしないと減少していってしまうような、そういう環境下で生きているんだなぁと思います。
この能取湖・卯原内のアッケシソウ群生地のほかに、サロマ湖のキムアネップ岬にもアッケシソウの群生地があります。
卯原内の群生よりももっと小さな群生です。
今日、こちらへも寄って見てきましたら、キムアネップ岬は人っ子一人いないひっそりとした湖畔でした。
それから、温泉に入って晩ご飯食べて、「天地人」が始まる前に着くように、帰ってきました。(笑)
能取湖で思い出しました。
今年の始めころから、網走などひがし北海道を舞台とした中国映画、「非誠勿擾(フェイ チェン ウーラオ)」がヒットして、にわかに中国で「ひがし北海道ブーム」が起きていたのだそうです。ロケ地を巡るツアー、とか。
「非誠勿擾」とは、「本気で付き合える人を求む」という意味。
映画はラブコメディで、長くアメリカで働いていた40歳男チンと、不実の恋に悩む美人キャビンアテンダントが、勢いで一緒に秋の東北海道へ旅立つ、という話しです。
それで、行く先々で笑いとハプニングを巻き起こします。
こういうの、中国の方は好きなんですね~。
それで、能取岬の断崖の上で、柵に二人腰掛けて、、。
美人CAのシャオシャオがチンに言うんです。
「今夜、私はあなたのものよ」って。
それを聞いたチンがこう言います。
「今夜だけならいらない。君を大切にしたいんだ」って。
なんか、松田聖子の歌の歌詞にあったようなセリフだなぁ。。
だけど、実際、本気でこんな言葉を言える女はいないでしょう!?
いたら相当のナルシストだよなぁ。
でも、映画だからあり得るんだなぁ。。
などと思いながら、この映画とロケ地に関する原稿を先月ころに書いたのをふと思い出しました。
ちょっと遠い類義語としてなら、
内府家康に対して兵を挙げようとしている石田三成に、最初は、「やめておけ。無理だ」と説得した大谷吉継が、三成の私利私欲のない決意に参り、
「わかった! この命、おまえにくれてやろう」
と言った言葉がありますね。
吉継は、それまでは家康に接近していたのにも関わらず、三成派に寝返って関ヶ原で討ち死にしました。
本日、20時35分頃、「もはやこれまで」と、自害されていました。
たしか享年、、42歳だったかなぁ。
三成よりも3歳くらい上だったはずなので。
吉継は知謀の武将として名高かったのですが、病気でいつも顔を白い布で隠していました。秀吉の重臣たちが集ったある茶会で、吉継が茶を回し飲みしたとき、吉継の顔から膿が茶器に落ちて、ほかの重臣たちは皆、口を付けるまねだけして飲まなかったのですが、三成はその茶を飲み干した。
それに感激した吉継は、それ以来、三成を親友として慕っていました。
また別の説としては、単なる友情だけじゃなく衆道(※興味がある方は検索してみてください)関係であったという話しもありますが、どっちでもいいですね。
関ヶ原のころは自分で立てず、目も見えなかったくらい病状は悪化していたようですが、それでも御屋形らしく陣頭指揮を執って、惚れ込んだ男のために戦場で散った。
「この命、おまえにくれてやろう」という言葉に恥じない最期だなぁ、、と思います。
ですが、私の好きな
「この命、おまえにくれてやろう」は、「天地人」では登場していなくて残念でした。
いや~。
島左近の雄壮さも、やっと今日のオンエアで周知されましたね。
「三成に過ぎたるものは、佐和山城と島左近」という揶揄の言葉があったくらい優秀な武将でした。
どうやら来週あたり、小栗三成、死ぬなぁ。。
私の読みよりも、相当テンポが速いです。
もう再来週からあのおでこを見られないと思うと寂しいな。
三成の最期で有名な話し。。
「柿のエピソード」は出るかなぁ。
NHK「天地人」では、小栗三成を、「美化」までしないまでも、「こういう説もある」「こういう記録もある」という風に伝えられる「三成は意外と影ではいいやつ」という部分をさり気なく脚本に入れています。
結構あるんですよ。そういう傍流説が。
それをことごとく本に入れながらも、今夜の最後。
三成が関ヶ原の戦場から逃げ延びて敵軍に発見された場所がちょっと違うふうで、そこが意外でした。
本当は農家で匿ってもらっていたのだけど、匿った事が知れたらその農家の人たちまで処分されると気遣い、「わしを差し出せ」と言って、それで東軍に引き渡された、というのが通説になってます。
意外といい人を語るには適当な場面なのに、それには食指が乗らなかったようですな。
さて、、。
明日は洗濯祭りだなぁ。。
連休2日目。
明日は予定無しの我が家。
おっさんと6年生と3年生の3人兄弟は、今、wiiリゾートのゴルフをびっちりやってます。放っておいたら深夜までやりそうな勢いです。
数分前から、「英語とかカタカナ語使ったら罰金」というルールを作り、
おっさん1回につき100円、長男と次男が10円という高レートでやっておりましたが、長男がすでに火だるまです。
10秒ごとに言ってます。w
「ラッキー!、、あ!」とか「ナイス・パー、、、あっ!」とか。(笑)
あまりにも罰金がかさんだみたいで、数えるのも面倒だし、このルール、やめたようです。(笑)