
夢をみたとします。
すると、夢で見たその情景なり出来事が、翌日実際に起こる、と。
そういうことがありますか?
私はわりとよくあります。
ただし、その何れもがどうでもいい「予知夢」なんですが。
一昨日も、なぜか夢の中で、
「あ~、ピアスと耳、消毒しなくちゃ。マキロンどこだっけ?」と薬箱の中を探していて、たぶん、そのシーンは熟睡できていなかった私の睡眠時に何回も繰り返されていたような感じです。
それで、夢を見ながらも当の私は客観的で、「どうしてこんな夢、繰り返し見てるんだろ?」とか思っているんですよね。
そんなわけで、熟睡感の少ないだるい朝を迎え、なんとなく、「ちょっと時間あるし、掃除してから仕事に行くか・・・」と掃除機を掛けていたんですよ。
そしたら、寝室に繋がるウォークインクローゼットのドアのあたりで、何か小さい金属っぽいものを吸い込んだ気配。そういう音がしたのですが、あまり気にせずお掃除続行。
普段家の中ではコンタクトレンズも眼鏡もせず裸眼です。
だから床にある細かい物は見えませんが、気付かず掃除機で吸い込んでしまったとしても、それは所詮そういう縁だったのだと、いつもわりと割り切っています。
だからこの日の朝も、「あ、なんか吸っちゃったなぁ。ま、いっか」と気にしていなかったのですが、その後、1階に移動しようと1回掃除機の電源を切った時、吸い口から何かが、「カラ~ン」と落ちたんです。落ちた小さい物を拾ってみたら、なんと、無くしたと思っていたピアス!(しかもプラチナだったので、ちょっとだけ高かった)
おぉ!!
出てきた!
写真が、出てきた片方だけのピアスです。
現在は片耳につき2穴ずつ空けて、いつもピアスを入れっぱなしにしていますが、これが髪が絡んだりしてよくピアスを無くします。
穴をそのままにしておくと、穴がふさがりそうな気がするので、
とりあえず、何か入れておかなくちゃ、と思っているのですが、、。
ところが、ここ最近、立て続けに無くしていて、片方の耳の1穴が空き屋状態。
そのうち何か買わないとなぁ。どうせまた無くすから、もう、寝ていても痛くない形状であれば、皮膚に悪くない程度の精度であれば、それでいいや。。。
と思っていたところだったんですよ。
いや~。良かった。
買う前に見つけて良かった!!
さっそく入れよう。
ピアスと耳、消毒しなくちゃ~。
と、薬箱を出した時、ふと。。。
「あ、これ、昨夜、夢で見た」、と気付いたという、、。
それだけの話しです。
こういう、どうでもいい正夢というか、予知夢は、もう、よ~くあります。
どれもこれも、この程度の毒にも薬にもならない内容なので、有り難いとも思っていません。
でも、無くしたと諦めていた、ちょっと高かったピアスを片方見つけて(もう片方は依然行方不明)それを入れて出掛けるのは、些細な事ながらちょっと気分がいい。
そんな小さな幸いの昼下がり、、。
届いた1通のメール。
送り主は、息子の小学校。
「学級閉鎖のお知らせ」というものでした。
ふーーん。。。と人ごとみたいに開いて見てみたら、なんと、「6年B組が新型インフルエンザ等のため欠席者と早退者が10名以上になったため、急遽、この時間から5日間、学級閉鎖します」というお知らせ。
え!?
うちの長男のクラスじゃん。
あらまぁ、、と思いながら、長男が家に着いたと思われる時間に電話をしてみたら、息子が出て、「あぁ、母ちゃん? おいらは別に具合悪くないけど、ちょっと疲れているから寝てるわ」と。
元気なら絶対、wiiリゾートゴルフやってるに決まってる小僧が、疲れてるから寝るぅ?
・・・なんか、怪しい。。。
とりあえず仕事のみすませ、その後、スポーツクラブでコンバットやっていこうとしていたのはやめて家に帰ったら、、。
たしかに寝てましたが、その様子は疲れて眠っているのではなく、明らかに病気っぽく、おでこを触ったら推定、38,5℃。
お母ちゃんの手体温計は、実際の体温計とほとんど誤差のない精巧さで計れるのが不思議です。
しかも、その精巧測定は、自分の子どもにしか発揮できないのも不思議です。
とりあえず着替えさせたり水分取らせたりして再度触ってみたら、明らかに熱はさらに上がっていて39度超えは確実な手応え。
それが誤りであって欲しいために体温計で計ったら、39.8度。
普段から平熱が低いこの子にとって39.8度は辛いだろうな、、、と思いながら、近所の総合病院に電話をして状況を伝えると、学校名とクラスを聞かれ、答えたら、「あぁ、、」と、すごく意味深な反応。(笑)
そして、予想通り、「インフルエンザの可能性がありますが、多分、今検査をしても陰性になりますので、自宅にある解熱剤で様子をみて、明日、外来に来てください」という話しなので、とりあえず自宅にあった解熱座薬を使ったのですが、、、。
これ、随分以前に、次男が幼児期に処方してもらった座薬なので、身長161㎝・体重42㎏の長男には役不足だったとみえて、39℃を切るまでも下がらないんですよね。
だいたいうちの子たち、基本的に丈夫だから、そんなに年齢に見合った解熱剤って常備されていないというのは、幸か不幸か。。。
そして翌日、外来に行きまして、隔離された場所でインフルエンザの検査をして、約20分後。。。
内科のドクターが、「えーーと、●●君、、ね。えっとぉ、残念ですがぁ、、、(ここで絶妙な間)、インフルエンザ陽性でした」と。
残念ですが、という前置きと間が、妙に染みいりました。
その病院で、「リレンザ」というお薬を処方してくれたんですが、これ、すごく効いたみたいです。帰宅後、すぐに1回吸引して寝たら、その3時間後には、「体のだるさが抜けた」と言って、おかゆもいっぱい食べましたし。
その後熱もグングン下がって、夜には解熱剤を使わなくてもほぼ平熱まで下がりました。
お兄ちゃんが新型インフル発症ということは、次男も学校を休まなくてはならないので、給食が終わった頃(←ここがポイントw)、その旨学校に連絡しましたら、すぐに次男にも下校の命が下ったそうです。
何でも、昼休み時間に、クラスの友だちと教室で遊んでいたら、次男の担任の先生が来て、
「●●、あのね、お兄ちゃんがインフルエンザだったんだって。だから●●も今からおうちに帰って、しばらく学校をお休みしなくちゃならないの」と言った瞬間、次男はガッツポーズを一つ決めて、クラスのみんなは、「いいなーー!」と羨望の声を上げたそうです。(笑) いかにも3年生らしいです。
元気なのに自宅待機な次男と、リレンザの威力で今朝からバリバリ元気な長男。咳もないんですよ。それは意外と意外でした。
とにかく、離れていなさいと言っても離れてなんか居られない。
このトムとジェリーみたいな馬鹿兄弟は。
もう、朝からびっちりくっついてゲームをやったりテレビをみたり。。。
しまいには、長男が「天気いいし、外でキャッチボールでもすっか?」とか次男を誘う始末で、、、さすがに、「ばかたれ!」と叱りましたが。。。とにかく、朝から夜まで元気にドタバタ大騒ぎです。
先ほど、長男の担任の先生から電話がきましたが、クラスのほかの子(新型インフル認定の子)たちも皆、平熱に戻って回復は順調のようで、先生も一安心な様子でした。
長男は、クラスでは8人目の新型インフル認定者だったらしいですが、結局、その後も増えたみたいですし…。学校ってすごいなぁ。たった1日くらいでわぁ~~~と蔓延してしまうんですから。
それだけ、子どもたちって、友だちと密接な付き合いなんですかねぇ。
長男が短時間で元気に回復したのは良かったですが、次男にもきっと染るよなぁ、、。発症するのは、、明日あたりかなぁ、、。今はこんなに元気なのに、あの高熱と頭痛、体の痛みに耐えなくちゃならないのは、可哀想だなぁ。
と、今から心痛してます。
といいますか、家の中で一番免疫力が低く、体が弱いのはこの私でした。
私も、発症するとすれば、明日の夜あたりかもなぁ。
気のせいか、のどの奥が痛いような。。。
体がだるいような。。。
呼吸するとき、胸が痛いような。。。
あぁ、やだやだ。
明日から日本シリーズなのに。
日曜の夜はパラダイスなのに。。。
今日の予定だった取材2件が急遽来週に変更になったのは、ラッキーだったのかアンラッキーだったのか???
ほかにもある原稿直しや新規原稿を、とりあえず無事な今こそ、書き進めた方がいいのかなぁ。
でも、なんか、今夜は仕事では書くのが億劫。
とにかく、これから数日間の成り行きが気になる。。。
予知夢という能力があるなら、どうしてこういう大事な事に使えないんでしょうかね?