
今日は校了リミットがあったのですが、面倒な物言いなども付かず、午前中のうちにすんなりと済みました。
そこで、心置きなく安心して、予約を入れてあったネイルサロンへ行き、バイオの直しをしてもらいました。
直し、といっても、実質、新規みたいなもの。
先週末、長男の同級生母さん4人で近所の居酒屋で飲んだとき、
帰りに転んだ弾みで見事なまでに全10本リフト!(笑)
だから素のままのヌードネイルというわけでした。
ついでに、1本、深いところから爪が折れる、というおまけ付き。
それで、この週末から昨日までは急場しのぎとして、自宅にあったカラーを塗って、最低限の補強をしてなんとか持ちこたえました。
って、この内容がリアルに通じるのは、とりままさんくらいだろうなぁ。(笑)
1本、短いし。
かといって、スカルプで長くして、、、ってことまでする気力もない。
とりあえず、折れた1本にほかの長さを揃えて、この1カ月はショートネイルですごそう。
短いから特にアートもしなくていいな。
補強にさえなれば良し、と。
だから、、、そうだな。
ちょっとラメが入ったクリアジェルをシンプルに全塗り。
これでいいや。
と、思って行ったら、
担当のネイリストさん、Youさんが、
「このシェル風ホロ、新色ですよぉ。交互に色を変えたら、夏っぽくて素敵ですよぉ。あ、さらに夏っぽく、ターコイズのストーンとかを置いていいですか?」と、楽しそうにプレゼンテーションしてくれるので、
「じゃ、それでお願いします」
と、結局いつものようにおまかせ。
すると、まるでベリーダンスの衣裳みたいな、かわいいネイルにしてもらいました。^^
今度は長持ちするように、せめて3週間ちょいは保つようにオイルメンテを真面目によう。
って、ここまでも話しがリアルに通じるのは、とりままさんくらいだろうなぁ。(笑)
でも、ここから先は、どなた様にも通じる話です。
この施術中、「今日も外は暑いですね」とかネイリストさんと世間話をしていて、「稲川淳二の怪談DVDでも流したら涼しいですかね?」とか阿呆なことを言っていたら、
ふと、昨夜調べ物をしていてヒットしたサイトのことを思い出して、それを話しました。
昨夜、日本の神事について調べていたら、なぜか、パワースポットに関するネタを紹介していたスピリチュアルサイトに行き着いたのです。(笑)
で、そこにですね。
「美容師は男女にかかわらず、霊感の強い人が多い」
という見出しがあって、私は思わず釣られて読んでしまいました。
だってですね。
そのネイルサロンに勤務しているほかのネイリストさんでHさんていう方がいるのですが。
その方のご主人さまが美容師さんで、その勤務先の美容室のオーナーさんというのが、このK市では有名な霊能力者、、、らしいんですよ。^^;
わりと、広告出稿もしてるし、スタッフも多くて名前の通った美容室さんで、
そんな事とは知らなくても、普通に、「人気ある美容室だよね」っていって、
ファンは多いみたいなんですね。
で、見えちゃうから、髪を切るついでに、
「変なもの付いてたから、取っておきましたから」
って、まるで糸くずでもつまんで捨てるみたいに、その、、、
祓ってくださるのだそうです。(笑)
そういう話しを聞いていたから、
「昨日、ネットで見たんですが、美容師さんて、お客さんの髪を触っているうちに、そういう能力が開花してしまう方が多いらしいですよ。それで、いくら明るい話題を話していても、そのお客さんが負の感情を持っていたら、担当した美容師さんはすっごく疲れたり、落ち込んだりするんですって」
と、話したら、
Youさんが、
「あ! やっぱりそうなんですか? Hさんの旦那さんのところの社長は有名ですが、Hさんの旦那さんも、そっちの方、強いらしいですよ。見えたり感じたりするみたいです。そのせいか、最近、Hさんもうつったみたいで、時々大変みたいです。施術中に何も話していなくても、嫌いとか、恨み、とか、そういうのがわーーーって、入ってくるんですって。
私たちの仕事も、お客様の手にずっと触れているので、そういうのはありますよ。敏感じゃない私でも、終わった時、すごく疲れてしまう方がいますから…」
っていうんです。こわっ!
そうなんだぁ。
髪、だけじゃなくて、手もかぁ。
たしかに、ネイル施術中って、早いメニューでも2時間。
長いと2時間半から3時間かかる場合もあるし。
その間、ずっと手を触れているんですからね。
いろいろ、ねぇ。以心伝心じゃないけど、あるのかもですね。
で、私が、
「でも、ネイルサロンに来る人って、基本的にポジティブなんじゃないですか? おしゃれ意識があるんですから」
というと。
「ジェルとかスカルプしたり、っていう定期のお客様には、あまりないんですが、、、。ネイルケアコースなんかをオーダーされる方に多いです。たぶん、気分転換とか、癒されたくて、という目的で来られるんでしょうけど…。でも、それで嫌な気分を置いて、癒されて帰ってくださるなら、それでいいんですがね…。(と、苦笑い)」
ううぅん。
Youさん、、。
そういうお客様が癒されてスッキリして帰られるなら、その時点で、Youさんたちも、スッキリな気分に満ちるはずですよ。
結局は、悪い物は撒いてもいくけど、そのまま持参したまま帰るのではないかと…。
そこでふと気になった!
「あの、Youさん! 私は大丈夫ですか? 私の施術後、どっと疲れてませんか?」と聞くと、
「全然です~。むしろ、元気になります~」と。
良かった。ホッ。。。
でも、考えてみたら、そもそも私が普段会っている方は、皆さん、ポジティブなんです。
だいたい、取材対象者様というのは、何かを頑張っていたり、何かを楽しんでいたり、という方ばかりですから。
取材中も後も、すごく爽快なんですよ。
移動やなんかで身体は疲れますが、気分や頭はすごく快適なんです。
昨日の取材先現場も、すごく楽しくて活気に満ちて、個性がさまざまで、
そして優しくてここち良いところでした。
大切な、たくさんのことを再認識できた現場でしたが、
その中でも最も身にしみたのは、
取材対象者さまが笑顔で再三おっしゃっていた
「言葉は大変。難しいね。でも、言葉って、人間にとってとても大切」
という言葉。
いつも何気なく、このように湯水のごとく無造作に使い捨ててきた言葉。
でも、言われてみると、本当に、とても大切。
言葉を話したり聞いたり書いたりしながら仕事をしている私にとっては、
まさに、重いメッセージでした。
これからも言葉を通して楽しんだり、意志を伝えたり、
あるときは真剣に、ある時は気ままに使っていくと思うけれど、
「言葉」に感謝していきたいな、と。
そう思えました。
そう考えると、私も有り難い仕事に就けたなぁ。
人様に出会って、言葉でその出会いがさらに楽しくなるんですから。
書く時や締め切りなんかは苦しいですがね。(笑)
あと、不思議と、友人知人たちも、話したりメールをして疲れたりする人はいないなぁ。みんな気持ちいい人だなぁ。
私、基本的に、プライベートの友だちって少ないんですがね。
少ないけど、みんな尊敬できて、楽しくて、なぜかしら好きなんですよね。
写真の本は、
堂場瞬一さんの「虚報」。
本好きの古い友人が、先日、
この作家さんの本を買った、みたいなことを世間話ついでに言っていたので、
「ふーん。読んだことがない作家さんだなぁ。どんなんかなぁ」
と思って図書館で借りました。
先に、同じ堂場瞬一さんの「棘の街」(だったかな・・・?)という警察小説を読んだのですが、それもおもしろかったです。
この「虚報」は記者小説。これも、おもしろそうです。
まだ序盤ですが。
警察ものに、記者もの、ときたら、横山秀夫さんみたいですが、
でも、やっぱり、それぞれ違って、それぞれいい、と思えますね。
さて、Youさん作のベリーダンスネイル♪が、
きっと明日から元気な言葉を打ち込んでくれまっさぁ!