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並平のブログ一覧

2012年01月22日 イイね!

●●●デビュー(´Д`。)

例年になく寒く、そして雪の多い北海道のひがしです。
振り返れば14年と9カ月。
この年月とは、私が人の親になってからの年月、、。

公園デビューをしたのはたぶん14年ほど前。
子どもに関わる、さまざまなデビューをしてきましたが、
本日、栄えある(ないって('A`))、
「菓子折デビュー」をしてきました。(*´д`*)

では、これより、並平の菓子折デビュー物語。(笑)

今日はおっさん以外、特に何も予定のない日で、
長男は家の中で筋トレしたり、私は校了日なのでチョロチョロ仕事。
次男は同級生たちと雪遊びするっていって出ていき、
おっさんは地域イベントの会場作りボランティア。

そんな土曜の暢気な冬の昼下がりでした。

突然家のチャイムが鳴り、インターホン画面を見てみたら、次男と、背の高い人影も見える。
なんだ?

と思い、出て見ると、、、。

こわばった表情の次男と、19歳~23歳くらいと思えるお兄さんが。
次男もびびった顔をしてましたが、私もびびりました。
なぜならそのお兄さん、怖そうなんだもん。
ちゅうか、思い切り怒って怖い顔になってるんです。

髪は、エグザイルの人、、
ちゅうか仁先生みたいに結べる分だけ後ろで結んでいて。
眉毛がなくて私のより大ぶりな金のピアスを入れていて、
この寒空に半袖Tシャツですよ。
街ではよく見るけど、私にはまったく接点がないタイプなだけに怖い。


「あの、、何か、、?」と聞いても、お兄さん、憮然。
でも、状況的に読めるじゃないですか。
“雪遊びしていて何か、、車とか家の窓ガラスを壊したか、、、
かくれんぼがヒートアップして人んちの敷地に侵入したとか・・・?”

「うちの子が何かを壊したんでしょうか?」と聞いても何も答えず、
うちのRの方を見て、“ほら、お前が言え”みたいに怒った顔をしていると、
Rが、

「家に雪、投げた・・」と。

あぁやっぱりか、、、と思ってですね、
まずは平謝りですよ。
でもってRにもその場でも謝るように言って、
Rがお兄さんに向かって、「ごめんなさい」と言ったら、

「自分で言えたからいいよ」と、初めて口をきいてくれました。
名前を聞いたら、「そこの、、●●です」って言うので、
とっさに、「あぁ、いつもお世話になっています」と言っちゃいましたよ。
まったく知らないお名前でしたが。
根付いた営業マインドってなんだか厭ですね。。。

家のどこかが壊れたかどうかは、「まだ見ていないから分からない」と
いうので、何かあれば言っていって最後のだめ押しで謝ったとき、

「そう思うなら夜でも詫びに来てください」って言って帰っていったので、

その時は一瞬、
“あ、、、これで済まないのか・・・”とちょっと萎えたのですが、
あとから思い直したんですよ。

これは良い機会だ、と。

長男が赤ちゃんの時、会社員時代からずっとお世話になっていた
カメラマンのFさんの家にごあいさつがてら行った時、、。

「おぉ、小●さんがお母さんかぁ。男の子はいろんなことがあるぞ~。
覚悟しとけよ~。そのうち菓子折持って謝りに行くようになるぞ~」と、
まだはいはいしかできない長男をだっこしてくれながら言っていたんですよね。


そうしたらFさんの奥さんが、
「うちも2回行ったよね」と笑いながら言うので、

「えー? Fさんの息子さんが!?」と驚いて聞くと、

「野球遊びやってて車のミラー壊したこともあったし。
あの時、何万円か掛かったよな?」と奥さんと言っていて、

「そのたび菓子折持って謝りにいったぁ」と。

北海道の巨匠写真家が、菓子折持って謝りに、、?
なんか、イメージ湧かない、、、

って思いましたけどね。
その時言った、Fさんの言葉を、今日、思い出したんですよ。

「子どもが悪さした時は、
親が頭を下げる姿を子どもに見せたほうがいいんだ」って。

その時はその極意が分からなかったのですが、
今なら分かりましたね。

過失にしろ悪意あってにしろ、
謝る時は、両親そろって子どもを伴って、謝りに行く。
そして、“両親が自分のことで謝っている”その姿を見せたほうが、
本当に反省したり過ちを忘れにくい、と思うので。
これは、大人になってもシグナルになるような気がするんですよね。

で、取りあえずおっさんに電話して、
こういうわけだから、夜、一回帰ってきてもらいたいと言うと、
「俺もかぁ?」って面倒くさそうに言うから、

「こういうことは家長が率先して行くものでしょ」って畳み込んでですね、
あと、「●●さん(お兄さんの名前)て、知ってる? 家族構成知ってる?」
と聞くと、

「知らないなぁ。自治会には入ってない」と、
自治会事務局長のおっさん。

「なんでよ?」と聞くので、
「結婚してるとか両親と一緒ならお菓子でいいけど、お兄さん一人暮らしなら
菓子折じゃなくてビールのほうがいいのかな?と思って」というと、

「お菓子でいいべや。昔から謝る時は菓子折って決まってるべや」というので、
まぁ、、そうか。。。って。(笑)


それで、夜6時半頃、Rの道案内で親子3人、向かいましたよ。
でも、不在で、一回帰ってきました。
おっさんはイベント会場作りにまた戻らなくちゃならないので、
後でまた、Rと2人で行ってみよう、ということにしましたが、、、。
こういうことって、早く済ませたいものですよね。
なんだか落ち着かないし。
できるだけ日を跨ぎたくない、というかね。

で、8時頃、もう一回行ってチャイムを押したら、
今度は玄関に電気が付いて、お兄さんのお母さんが出てきました。

特に怒るふうもなく、状況説明をしてくれました。

“屋根に雪を投げるからすごい音がしていて、壊れたかどうかは今は分からないけど、
古い家だから雪玉で屋根が壊れて、春になって雨漏りでもするかもしれないし、、。”


っていうので、
「もし、壊れていたら、その時は教えてください」って言いましたよ。
雪玉で屋根が壊れるってのはないだろうけど。。。

で、そこのお母さん、、、多分50歳代なんだと思うけど、
さすがに(ああいう)息子さんを育てただけあって、
目の付け所がイカしてました。

「屋根がドンドン響くから驚いて見て見たら、5人で遊んでたんだよね。
みんなで雪投げてたわ。それで息子が出て行って、
『誰が投げた?』と聞いたらさ、4人が一斉にこの子(R)のことを
指さしたんだよ。一斉にだよ。奥さん、知ってたかい? 
みんなでやってたのにこの子だけにかつけた(※1)んだよ。
あの様子ならきっと学校でも同じだと思うよ。
奥さん、ほかの子たちの親全員に連絡して、
子どもたちがどんなことをしたのか教えてあげたようがいいよ。
うちの息子も全員の家に行けたわけじゃないから。
危ないのもそうだし、このままは良くないわぁ」って言ってですね、


子どもたちがフェアじゃなかった事を問題視していました。
きっと、男の子を育てる過程で、こんなふうに謝りに行ったり、
子ども同士のさまざまな修羅場まで一通りくぐってきたのだろうな。

あの母さんなら、自分の息子のためなら、
良くも悪くもガンガン乗り込んでいくタイプだろうなぁ。

で、そのお母さんが、
「この子(R)が一番素直だったって、うちの息子言ってたよ」と言った後、
Rに向かって、

「ぼく、このままだったらだめだよ。なんとかしなさいよ」と
バシバシ言ってました。
つまり、1人だけ悪者にされ続けていてはいかん。立ち上がれ!
ということなんでしょうが。。。
Rのインデペンデンスは、そうそうないと思う。(笑)

そんなこんなで、謝りながらも、私はひたすら感謝を伝えてきましたよ。
親や先生に叱られても身に染みないけれど、よその人に叱られたら、
それはびびるし、効くと思う。
よその人に叱ってもらえることなんか、なかなかない時代ですから、
いい機会だったなぁと思います。
まして、あんなおっかない風体のお兄さんに叱られたら、
しばらく忘れないしょ。

それに、その場で怒られて終わっていたら、私も知らないままだったでしょうからね。
たとえ、「家に帰ってこのことちゃんと言いなさいよ」と
言われたとしても、うちのRなんか絶対言わないはずですから。

家まで来てもらって有り難かったです。
それに、まったく知らない人に、自分のせいで親が謝る姿も
見せられましたから。父親がいなかったのは残念ですが。

うちの子たちもいつか人の親となったなら、
子どものしでかした事には、親が子どもを伴って謝る、
ということをできる、その下地は取りあえず作ったつもりで、
その事への自己満足度はかなり高い。


手本をひとつ示すことができたのだから、
その価値は大きくて、、、と考えると、、、

1100円の煎餅セットじゃなく、1500円くらいの
和菓子折りにしておけばよかったか、と後悔しました。

私も、Rのことは特に叱らず、諭すのみでした。

「悪いことだと思いつつ、みながやっているから、
つい一緒にやってしまう」というのは、
子どもならありがちなことですし、大人になっても、
あることです。

でも、今日ここで、
「おっかない顔の人に怒られ、家まで案内させられ、そして
親に悪事を報告させられ、夜は親子で謝りに行った」
という人生初のスペクタクルは、大きな思い出になったでしょうから、
これが人生のシグナルとなるなら、これは良い機会です。

電話でおっさんに話した時は、
「何か壊したわけでもないのに、詫びに来いっていう(相手の言い分)のも、どうよ?」
ってぶつくさ言ってましたが、
何か壊したわけでもない小さい事で、こうい機会に恵まれるのだから、
むしろラッキーだと私は思いましたね。

割っただの壊しただの、、も、痛いですが、
割って怪我をさせた、なんていう、将来の笑い話にもなりにくい事態だったら、
ほんとにシャレにもブログネタにもなりませんから。

一応、事の一部始終は、Rの担任の先生に伝えました。
でも、月曜日に、Rから直接先生に、
「こういうことがありました」と報告してもらいたいです。

やってないのに、「Rも一緒にやった」と連れ濡れ衣を着せられたり、
誰かの悪事をその当人に「Rがやってました」と告発されるという、
冤罪は日常茶飯事なことは、Rから聞いて知っていましたが、
Rも深刻に嫌がっているふうじゃなく、

「まったくよう、冗談じゃないぜ」ってぶつくさ言う程度だったし、
冤罪告発は先生が大半を見抜いていたふうなので、
私はあまり気にしていなかったのですが。。。

Rがあまり気にしていないからといって、周りの子たちの
「Rを犯人にしておけば、取りあえず事が収まりやすい」
という風潮は、Rよりもむしろ、他の子たちのためにならないので、
何かの機会に発言するかな。

真犯人や偽告発をする子たちは、
だいたい、Rと一緒の悪ガキ仲間が多いのですが、
聞いてみると、頻度は少ないものの、
いわゆる優等生君(正義感があり発言力もあり、クラスのまとめ役で
勉強もできる、みたいな)も、時には自分がやらかした悪さを
「Rがやりました~」ってやってるみたいなんですよね。

つまりは、日常態度の評価が高い子も、そうじゃない子も、
大なり小なり悪さなんかちゃんとするんですよ。
それが子どもじゃないですか。

ただ、親の前ではいい子だから、
親が子どもの意外な一面を知らない、ってことになるんだろうな。
それは別に偽りじゃなく、親の前では素で良い子なんだと思う。
裏表がある子は、特に親が好きですよ。
大好きな親と一緒の時だもの、とても良い子になるに決まってますよね。

長男の同級生ママたちが
「●●ちゃんのママが『うちの娘はまったく、ねんねだからぁ』なんて言ってるけど、よくいうわ!
 ●●ちゃんなんか『魔性のおんな』で有名で、なかなかお盛んだって聞くけどねぇ。
親は知らないんだねぇ」って言ってるのを聞くにつけ、

“自分の子どもの事は人前で良く言うもんじゃないな”と思いますよ。

Rなんか、叩けば相当ホコリが出る身だと思う。
今日はたまたま叩ける機会があったので一個だけ分かりましたが。

決して褒められた話しじゃないですが、
謝りに行った先で、
「この子が一番素直だった」と言ってもらえたことはうれしかったです。

それに、
「友だちと雪遊びをしていてよその家に雪玉を投げて叱られた」
っていうのは元気な証拠ですから、なかなか幸せな風景だと思うんですよね。

とにかく、私も菓子折デビューしまして、
野郎の母親としていっぱしになった気分です。

いつか誰かに、
「男の子はいろいろあって当たり前。
いつか菓子折持って謝りにいくことがあるかもよ~。
うちもあったよ~。
でも、子どもには、親が謝る姿を見せたほうがいいんだよ」

なーんて吹いてみたいっす。


(※1)「かつける」=北海道弁でなすりつけるの意
Posted at 2012/01/22 02:04:13 | コメント(5) | トラックバック(0) | おうちで | 日記
2012年01月09日 イイね!

冬休みの作品【廃油キャンドル】

冬休みの作品【廃油キャンドル】今日は、次男と冬休みの作品を作りました。

最近ちまたで話題の「廃油キャンドル」。


作り方は簡単で、

① 着色用のクレヨンを数色、削っておく。

② ガラス容器や陶器などに、たこ糸を底につくまで入れ、先端を割り箸に挟んで固定。

③ 廃油をこして、鍋で温め、80度くらいになったら、削ったクレヨンと廃油凝固剤を入れて撹拌。

④ ③をガラス容器や陶器などに流し入れて時間をおき、固める。


昨日、ワカサギを大量に揚げたので、その廃油が原材料。
③の時に、エッセンシャルオイルを少量入れました。
そのままだと、天ぷらの匂いがしちゃうので。


これが冬休みの作品。完成品!


まるで信号機のような、、。(笑)
色は少しでいいって言ってるのに、クレヨンの半分ほど削ってるし。(-_-)
まぁ、、、男の子らしい色使いですな。

そして余ったキャンドル液で、自宅用も作って、暗くなるのを待って家の前で灯してみました。


プリウスと一緒に…。


もう少し雪を掘って、スノーキャンドル風にするときれいかな。


ボケボケですが、寄せてもきれい。



タイトル画像のように、離して置くのもいいですけどね。

Posted at 2012/01/09 19:19:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | おうちで | 日記
2012年01月09日 イイね!

新撰組について存分に語ってみよう

3連休、いかがお過ごしですか?
私は今夜、家族が釣ってきたワカサギを約200匹以上も
揚げるはめになりまして脚腰が痛いです。

爆釣で浮かれ帰ってきた3兄弟。

楽しかった1日が一転し、大量殺戮を見た母さんが超不機嫌。

まるでお通夜のようにしんみりと、次々揚がるワカサギ天ぷらを食べていた
3兄弟はちょっと可哀想でしたが、

今度から、「1回で無理せず食べられる分くらい」という量レギュレーションを忘れないためにも、
1回、このくらい嫌な思いをさせないといかん、と。

心を鬼にして不機嫌な顔をして天ぷら揚げてました。


という前置きはさておき。


みんカラ友だちのtさんが、新撰組の話題を書いていまして、
“そうそう、そうなのよ”という感じで触発されてもうたまりません。

私も新撰組作品について書いてみようと思います。

ほとんどtさんへの私信の乗りで申し訳ありません。

たとえば、、。
とあるバーのカウンターで、(ちょっと年の離れたw)奥さんが2人、
熱く語り合っている、、、。
子どもの教育の話しか?
フクハラで大根が安かった話しか?
それとも、独身時代の恋バナか?

と、耳を傾けてみたら。。。。

平助が、、とか、源三郎が、、、とか聞こえてくる。

奥さんたち!
し、、、新撰組の話しかい!!!

って、いうような。

そんなシーンです。

「燃えよ剣」はええですよ。
土方さんの生涯がだいたい分かります。
そして、司馬遼太郎先生が描く土方さんはやっぱり、いいな。。。
と思えました。きっと司馬遼太郎先生は、土方歳三が好きだったんでしょうね。

なんというか、
“あぁ、土方歳三は、案外幸せだったのかもなぁ”と思えるんですよ。

とりままさんが書いていた、「滅びの美学」。
「滅びの美学」は新撰組の生き様であると同時に
土方歳三の生き様でもあったと思います。
後に会津藩と幕府という後ろ盾を失って、孤児になった新撰組は、
近藤勇を失って夢と行き先を失った土方歳三と同じだったと思います。

でも、頭はいいし強いし。なかなか死ねなくて転戦するうち
結局函館まで来てしまう。

あれだけの知将ですから、函館では、もう旧幕府軍は勝てないと
分かっていたでしょうし、たとえ勝てても「武士の世」はもう来ない
のですから、土方歳三の頭の中には、「どこでどのように散ろうか」
という、死に場所探しのみでなかったかな、、と。
つまりは「滅びの美学」ですよね。美しいけれど哀しいですよね。


でも、「燃えよ剣」での土方歳三は、ただ哀しく滅んだのではなく、
人並みに情愛なんかも噛みしめつつ斃れたと思えて、私は感無量の読後感でした。

土方歳三さんの俳句集があるのですが
(島田魁が後に編集したんじゃなかったかな?)、
それを最初に読んだ時、正直、
「へたくそ」って思いました。(笑)
俳句や和歌を作るのが好きなんだなぁ。でも、巧くないな、と。

でも、土方さんが作った俳句などを読むと、
“この人、素直な人なんだな”とも思えてきます。

新撰組隊士の死因第一位は「切腹」というくらい、
ものすごい数の粛正が行われていて、
そのほとんどを指令していたのが土方歳三。
酷薄な面を持ちながら、まっすぐで素直な面も持っていたのだろうな、
と想像します。

あと、土方さんが好きなんだろうな、と思えるのが、
浅田次郎さんですね。
あの人が書く土方歳三は、盲目の長兄の前では
ただの末っ子になってしまうような、幼気な土方さんで、、。
破滅へ続く戦場への道すがら、故郷を通って、
愛する長兄と一目会う場面を作っていたりしていて、
たびたび、こういう小細工で泣かせます。

近藤勇にしろ土方歳三にしろ、
ひたすら武士になることだけが目標だったのだと思います。

実際、夢は叶って、近藤勇は一瞬旗本にしてもらえて、
(その時点ですでに幕府はなくなることが決定していたのですが)
この時の近藤、土方の心中はどんなものだっただろう?
と思います。

すでに新撰組の勢いにもかげりが出ているころだったので
幕府がカラ手形を切ったことに気付いていたかもしれませんが、
それでも念願叶ったことはうれしかったのだろうな、と。

あ、「輪違屋糸里」どうでしたか?
私は先に原作を読んでいて、その後、ドラマのオンエアで見たんです。
原作とほとんど同じ脚本でしたが、
原作では曖昧だった謎が、ドラマでははっきりさせてあって、
「なーるほどぉ」と思いました。

芹沢鴨が、音羽太夫を斬るじゃないですか。
ドラマでは、後から、「音羽太夫は久坂玄瑞の女だったから」
という理由がつけてあったのですが、原作ではそうなっていなくて、

「え? ただの無礼打ち? でも、釈然としないなぁ」と思っていたので、
この点ではドラマの親切さにプラス10点でした。

それにしても平間重助が温水さんて。。。私も笑いました。

「輪違屋」は今もあるんですよね?
やっぱり京都ってすごいです。あこがれの地です。
昨年末、実家の両親が京都旅行に行って、お寺めぐりをしてきたんです。
それを聞いて心の底から、“いいなぁ”と思いました。
海外も魅力的ですが、私にとっては最も行きたい場所が京都です。

それと「壬生義士伝」も読むか見るかしますよね?
DVDを見るのでしたら、映画版(中井貴一主演)の「壬生義士伝」か、
ドラマ版(渡辺謙主演 たしか4枚組くらい)の「壬生義士伝」のどちらかを選ばれると思うのですが、できれば両方ご覧になると大満足です。

でも、どちらか片方を、というのでしたら、
ドラマ版の方が内容が濃くて絶対いいです。

でも、映画版もこれはこれで魅力的なんです。
同じ原作ながら、それぞれ見せ方が違っていて、
映画版では斎藤一を佐藤浩一さんがやっていて、
これがすんごく迫力あってカッコイイ!

あと鳥羽伏見の戦いで、吉村貫一郎が突っ込んでいくシーンは、
映画版のほうがドラマチックです。

ちなみに、映画版「壬生義士伝」を見ていた時、
切腹の多少強引な介錯シーンでうちのRがビビリ泣きました。(笑)
そして、
「母さんの見るDVDは、首が取れたり血が出たりして怖いから、
今度からはおらのいない時に見て」と言われました。


あと、大島渚監督作品の「御法度」。
これは司馬遼太郎の「新撰組血風録」の中の2作品で
作っている映画で、ちょっとエキセントリックながら色香があって、
大島渚って、すごいなぁ、、と思えた分には見て良かったです。
ビートたけしの土方さんは微妙でしたが。


子母澤寛の作品は実際に、元彰義隊のお祖父さんに聞いた話や、
旧幕臣たちに取材をして書いたものなのでリアリティがあります。
「新撰組始末記」とか「新撰組遺聞」は、
司馬遼太郎先生も引用しているくらいレアネタ満載です。

ただし、、、読みにくいです。
子母澤寛さんは元新聞記者なので、文章はきっちりしているのですが、
昔の人の文章で、いわゆるエンタテインメントを創作する、
という意識のもとではないからでしょうね。


斎藤一の生涯を描いた「一刀斎夢録」も、
いいかげん新撰組関連を読み尽くした、、、
という時に読んでみると良いかもです。

斎藤一って、維新後に警視庁勤務していたのは有名な話しですが、
自分のことをほとんど語らない人だったようで、
なにを思いながら明治まで生きたのか?
が興味のつのる所です。そんな世間の興味がうまいこと集約されているのが、
この浅田次郎著「一刀斎夢録」です。
これは、最後の方で背筋に電流が走るような、すっごいオチがついていて、
「参りました!」と唸りました。


そうそう。
島田紳助がプロデュースした「新撰組リアン」だかっていうユニットがあったじゃないですか。
あれは、あの子たちが京都出身だから、「新撰組」の名前をつけたようですが、
あの安易さには呆れて物が言えませんでした。

作詞も島田紳助だったようですが、
その詞が軽いことこの上ない。

“この人、新撰組のこと何も知らないまま、思い入れもないまま
 雰囲気だけで作詞やプロデュースしてるな”と思えて、
新撰組の悲哀や盛衰の在りようを冒涜された感があって不愉快でした。


それと、先日、とりままさんも、
「戊辰戦争、、というか鳥羽伏見の戦いはなぜ起きてしまったのだろう?」
と書いていたじゃないですか。

私も、ずっと疑問だったのですが、、
今読んでいる、船戸与一著「新・雨月」に、そこら辺のことが書いてあって、

“大政奉還しようと、薩長と幕府派で毎日のように、鉄砲を打ち込んだだの打ち込まれただのと小競り合いを続けて、もうボコボコの沸騰状態。もう納まりようもなかったんだなぁ。国内での戦争って、こんなふうに始まるんだなぁ”と思いました。

あと、薩長の敵は幕府、というよりも、14代時代から政権を牛耳っていた、
一橋(慶喜)と会津&桑名兄弟に対する遺恨が、倒幕へのエネルギーとなったのだな、と思えてきたり…。

なんだか話しがずれてきましてすみません。

本当に、お酒を飲みながら、
新撰組の話しをうだうだとしてみたいものです。

あ、「大奥 第一章」の西島さん家光は、
屈折した性格や憂いを秘めた表情がそれっぽくてなかなか良かったです。
驚いたのが、かなり史実に忠実で、史実にあるエピソードや語録が
たっぷりちりばめられていたことです。
フジテレビやるなぁ、と。(笑)

今日、「柳生一族の陰謀」を見たのですが、
真田広之が初々しくて萌え♪
大原麗子がきれいでうっとり♪
ただし、時代考証がすごく変で(確信犯なのが憎たらしい)
そこのところがしっくりきませんでした。
明らかにいないはずの人が生きていたり、、。

あぁ、今日も「戦国鍋tv」はオンエアないんですね。残念です。
Posted at 2012/01/09 01:13:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | Bar MIBURO | 日記
2012年01月06日 イイね!

年賀状で赤面した話し

あっっ!
遅くなりましたが、皆さま、
明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

先に、ご挨拶も忘れて、今年初めてのブログをアップするという
だらしない並平ではございますが、
今年も仲良くしてくださいませ。


いやー。
いただいた年賀状をふむふむと見ていたら、、、。
会社員時代の同僚Nの年賀状の時、手が止まって、思わず赤面して、
家族に見られないようにサッと隠した。w

ごく普通のほのぼのファミリー年賀状なんですが、
書いてあったひと言コメントがぐっときた。w

「●●●ちゃんのブログ、さんこっくの店長に教えてもらったよ~。
 いつも読んでるよ~」

だって!!! ((((;゚Д゚)))

恥ずかしい~~~。
なんだかとっても恥ずかしかった。


きっと、一昨年、Nと一緒に行った、居酒屋「さんこっく」の店長さんが、
自店の名前で検索掛けてみたんだろうなぁ。

飲食店さんなら、自分のお店がどんなふうに評価されているか?
とか、どのくらい認知度があるか?
などで、気になるでしょうからね。

自分のお店名で検索してみる気持ちはわかる。

で、、、
この記事にヒットしたんだろうなぁ。(笑)


たしかに、前にも、仕事で取材した先のお店さんを、
ここのおすすめスポットにも紹介したら、
後で本アドに、

「先日は●●●の紙面で取材執筆していただいたうえ、
ブログにもご紹介いただいてありがとうございます」って丁重なご連絡を頂いて
ドキッとしたことがありました。(笑)

この時の店長さんも、
「個人ブロガーさんたちがどう書いてくれているか気になるので、時々索しています」
と言っていたので。。。


ところでNちん♪
今年の年賀状もほのぼのしていて良かったよ~。

でも、君の歴代年賀状で、私が一番好きなのは、、、
これだよ!


うしし。
本当はNちんも馬鹿っぽいやつ作りたいのだけど、
旦那さんの職場関係や親戚関係への手前、変なものは作るわけにいかない、っていう
大人の妥協だべ?(笑)

分かるよ。
私も同じ。

お互い、大人になったよね。(笑)

Posted at 2012/01/06 21:47:55 | コメント(5) | トラックバック(0) | | 日記
2012年01月06日 イイね!

インパクトブルーの彼方に

インパクトブルーの彼方にまたブルーなんですよ。


今日、朝から運転免許の更新に行ってきました。
またまた一般講習を60分受けてきましたよ。


早いもので、もう3年。

3年前も、更新してきた日にブログ書いてましたね。

これが前回の更新時のブログです。

この時、まるで今度の更新時はゴールドに返り咲く!!
みたいに宣言したのに、
今回またブルーですよ。。。

違反はなかったのに、ブルーって、、。

気分は、、、インパクトブルーまではいきませんが、
うっすらブルーです。


この3年間、違反はなかったから有効年数は5年!
ここは自慢。
でもブルー。。。5年免許なのにブルー。

なんか、感情の部分で納得いかないです。(笑)

でも、ゴールド免許になるには、5年間違反がないことが条件なんだそうで。

それで、私の場合、惜しいことに、前々回の免許証(ゴールド)の期限が切れる直前で
御用になっていたようで、その時点から現在まで4年と6カ月くらいだったので、
今回はブルーだったのでした。チャンチャン♪('A`)

過ぎてしまえば3年って早くて、
前の免許の更新時のことが、ついこの間のように思い出せるのですが、、、。

免許は如実に時を物語りますね。

なんちゅうか、、、。
前の免許証と今日もらった免許証を並べてみたら、
増えたもの、減ったものがもろもろで。w

まず、、、
増えたもの:顔の面積。

そして、
減ったもの:頭頂部のヘアボリューム。

顔がでかくなったのは、これは顔だけじゃなく、
体全体がそういう方向で進化してるので、
まぁ、、自覚もあったし、それはあんまり驚かなかったのですが。。。

髪はドキッとしましたね。キタか! と。

実家の母が最近、乗せるタイプのヅラを買いまして。w
お出かけの時だけ「乗せて」行っている様子を、
私はニヤニヤしながら見ていたのですがね、、。

人ごとじゃないなぁ。


でもって、その後、午後イチからミーティングした方に、免許の更新に行ってきて
5年なのに青だったとか、てっぺんあたりの髪の量が減っていて驚いた、、
っていう話しをしてたら、

「緑色の免許証もあるよね」と。

私は緑色の免許証があることなんか知らなくて、
えーーー? って驚いていたのですが、

今、検索してみたら、今は、初めての運転免許は緑色なんですってね。
で、最初の更新で青になるんだそうです。

なるほど、、「旅立ちのグリーン」ってことですか。



んーーーーー。


しかし、、。
こうやって見てみると、
自分で言うのもなんですが、、、
たしかにボリューム感は減ってるけど、
これは髪の毛そのものが減ったというよりも、
髪のコシがなくなって、それで減って見えるのかもですね。
・・・
きっとそうに違いない。


あ、それと。。。
今は、運転免許証の裏側に、臓器提供の意思表示をできる欄があります。

私としては、、、
自分に不要となったものが、ほかの誰かのお役に立てるなら、
ぜひお役に立ちたい。。。

とは思うんですよ。

でも、、、改めてそう書き込むと、
なんだか縁起でもない感じもしたりして。。。
考えすぎでしょうけどね。

明日以降、また考えみよう。
Posted at 2012/01/06 21:17:35 | コメント(5) | トラックバック(0) | Thinking | 日記

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愛車一覧

トヨタ アクア トヨタ アクア
2020年11月6日(金) 大安吉日の午前9時に納車。
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
2008年4月12日(土)の14時30分に納車になりました。雪が降る中、、。 私の仕事 ...
三菱 eKワゴン 三菱 eKワゴン
夫の通勤車だったekワゴン。 私の場合、軽自動車に乗った方が安全運転に徹するのではない ...
その他 その他 その他 その他
フォトギャラリーはブログアップ用画像置き場です。 自転車は長男の愛車です。 2008 ...
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