[E36] リアシートの外し方 [セダン]
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BMW E36 セダンの後部座席の外し方です。
わかってしまえばすごく簡単なんですが、私自身とても苦労したので誰かの為になるならば、と。
写真の青線の様に2つに分かれます。ヘッドレストは一番上まで上げておいた方が外すのも付けるのも楽です。
ネジ留めされている場所はありません。ただハマっているだけですから基本的に引っ張れば外れます。ただ相当な力が必要で、女性だとキツいかもしれません。
赤丸の4カ所が固定されている場所です。
どっちから外しても問題ないですが、体勢を作りやすいので「背もたれ」から外す事にします。
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左右2カ所ありますので好きな方から。写真は右側です。
3工程目の写真の様な体勢を作るため、ココに「右手(左側は左手)」を突っ込みたいのですが、そのままだと隙間が無くて手が入りません。
そこで私がよく使う内張剥がしです。コレをヘッドレスト脇のあそこに突っ込みます。
で、左手で内張剥がしを押しながら右手の指を突っ込みます。腕がクロスした状態です。右手の指が奥まで入ったら速やかに工程3の体勢に移ります。
急がないと指が痛いです。
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私が作業をすると写真を撮れないのでモデル登場。同僚の某嬢です。
右手をヘッドレスト脇に突っ込み、左手はドア枠のあそこ。右足の膝を座面に乗せ、左足は地面を踏みしめる。この時既に右手指には激痛に近い痛みが走っています。
渾身の力を込め、右手で背もたれを引っ張ってください。外れてもシートベルトがあるので自分の腹をヒットする事は無いでしょう。
とにかく「こんなに力入れて大丈夫か?」ってくらいの力が必要です。
初めて外した日の翌日は、胸筋と上腕二頭筋が筋肉痛になりました。
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はい、外れました。
写真の様に噛んでます。ココが外れたら左側も同じように外してください。
左右対称に、体勢や作業を入れ替えて。
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上側は外れたらあとは持ち上げれば背もたれは外れます。
シートベルトに通っているので、左右のどちらからに抜いてください。
背もたれを取り付けるときの注意点です。
外した背もたれの下側に、車両側へハマる部分があります。写真がグチャグチャで非常にわかりづらいですが、実際外した背もたれの上下をひっくり返して見ればわかります。
背もたれ側がオスで車両側がメスでハマります。ココを入れてから上のストッパーをハメる、と。
体重をかけて押せばハマります。手応えを感じるのでハマったかそうじゃないかは、わかりやすいはずです。
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座面の外し方です。
写真の様な体勢を取り、真上に持ち上げれば外れます。それほど苦労は無いでしょう。
赤丸の2カ所で留まっています。座面側の写真は青丸参照。両方外して持ち上げるだけです。
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取り付けるときは背もたれ側から突っ込んで、先ほど外した留め具の上から押し込むだけですが、真ん中のシートベルトとキャッチャーを外に出すのを忘れずに。
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リアシートを外すと、トランクからの配線引き込みや燃料タンクをイジくれます。
お好きに車をイジくって下さい。
色々な配線が通っていますので、くれぐれも気をつけて。
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