電子制御式ホンダAWDは、前後駆動トルク配分を概ね65:35から55:45の間で変化させる記事を読んだことがあります。ホンダ公式の情報(CR-V Press Information 2018.8.30)では、CR-V(旧SPORT HYBRID i-MMD・現e:HEV)の前後荷重配分は58:42。急発進や登板を除き、R駆動力がFを上回ることはなさそうです。
一方、FよりR駆動力が大きいAWDは、回頭性に優れ、スポーツモデルに採用されることが多く、スバルの場合、レヴォーグやWRX S4などに採用されていることを知りました。(スポーツ系以外のスバルAWDは60:40らしい)
スバル WRX S4

VTD-AWDでは前後駆動力トルクを45:55に不等配分?
一部のスバル車はドライバーズ・コントロール・センター・デフ (DCCD)と呼ばれるセンターデフの制御装置(LSD効果?)があることも知りました。タイヤの差動を制限することで、前後駆動トルク配分を制御するような効果を発揮。
■2014 スバル WRX STI Type S テスト走行
■2014 WRX STI タイプS(レーシングタイヤ)vs 2022 シビックタイプR
WRXはグリップが優れるレーシングタイヤ、タイプRは一般的なスポーツタイヤ。
ストレートはタイプRが断然早く(タイプR 245km/h、WRX 217km/h)、タイヤの性能差によりコーナーリング速度は逆転。鈴鹿を2分23秒540で走るタイプRに対し、WRXは少し遅れる2分23秒876となりました。
運転に問題がありますが、暴れるタイプRに対し、安定感あるWRX。
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2025/04/02 19:10:04