今年のゴールデンウィークは、佐渡へ行ってみました。
1994年に訪問して以来2度目です。
当時、限定解除してV-MAXを買ったんですが、納車が間に合わずレンタカーで島内を周ったことを覚えてます。 ちなみに、ビートたけしが原チャリで大事故起こしたニュースは佐渡滞在中のテレビで見た記憶があったりして(^_^;)
佐渡ヶ島は一周約220Km。駆け足で廻れば一日で回れる距離ですが、観光しながらを考えて、二日間の日程です。
【一日目(5月3日)】
6:00am の新潟->両津フェリーを予約してありましたが、できれば、少しでも長く滞在したい一心で一本早い3:00am新潟発に間に合うよう、前夜5/2 21:00過ぎに自宅出発。
1:00am 新潟港に到着 早すぎましたが、無事3時の便に乗れることが確定です。
なんと、バイクは自分1台のみ!
妙な不安感に駆られましたが、この便は本来、バイクの予約をとっていなかっただけなのかもしれません。
5:30 定刻通り 両津港着。下船前の船内放送「バイクで乗船のお客様・・・うんぬん」という放送が、自分ひとりのために行われていると思うと、心苦しい・・・
23年ぶりの佐渡ヶ島上陸です。
この日の予定は、概ね北側半分を反時計回りに周回です。
両津港を出て、県道45号 佐渡一周線 を北上。まずは、【弾崎灯台】。
いきなり最果て感満載の小さな灯台。隣接する電波塔のほうが大きいし。
まだ春先らしい景色も残ってました。
つづいて【二ツ亀】
天気に恵まれてよかった!
ちなみに、隣接するキャンプ場あり。このロケーションはスゴイ
【大野亀】
中腹に草で亀が描かれています。
ツーリングマップルによると、てっぺんまで登れるらしい。標高167mとな?! 時間もあるし登ってみるか・・・ということで。
鳥居をくぐってイザ!
ん? 何やら看板が・・・
あっっれー? ダメじゃん。
大野亀のベストシーズンは6月上旬だそうです。
カンゾウの花が咲いてそれは美しい眺めのようです。
http://livedoor.blogimg.jp/sadotabi/imgs/a/4/a49485cd.jpg
しかたありません。諦めて次に進みます。
【平根崎の波蝕甌穴群】
道路からだとただのバス停。バイクから降りて海っペリを覗かないの見えません。うっかりすると通り過ぎます。というか、通り過ぎようとしました。
【尖閣湾】
佐渡といえば金山ですが、その前に隣接する施設
【相川郷土博物館】
半月くらい前、話題になりました。
金塊
のレプリカ5枚が盗難にあったという!
これは見に行かねば・・・ということで、立ち寄りましたが・・・展示されてたと思われる部屋には入れませんでした(ー_ー;)
【北沢浮遊選鉱場跡】
噂に違わぬラピュタな世界でした・・・ロボット兵がでてきても違和感なし

【佐渡金山】
見学は2つのコースがあります。
近代の設備や技術を紹介する道遊坑コース(機械の展示がある)と、江戸時代の職人、文化を紹介する宗太夫坑コース(動く人形がいる)所要時間は両方合わせて1時間位。
チケットも金ピカ
- 道遊の割戸
ここまで人力で掘るれるのものなのか?!
佐渡金山をあとに、大佐渡スカイラインでワインディングロードを堪能して、島の中心街へ向かいます。
【トキの森公園】
佐渡といえば金、そして、次はトキ? ということで、行ってみました。
サドッキーくん、佐渡なだけにですヵ?
最後の日本産のトキ(キン)の剥製がありました。
いちおう、ガラス越しに本物の生きているトキを見ることもできました。が、写真が小さいので省きます。人いっぱいで、じっくり写真撮れません。
【長手岬】
夕陽を眺めに長手岬灯台へ。
さて、そろそろ今夜の泊まる場所を考えねば・・・と。
じつは、ほとんど徹夜で佐渡へきたので、キャンプ場でテント立てて・・・なんて疲れててムーリーということで、(たぶん)島内唯一の漫画喫茶、自遊空間 新潟佐渡店にて一夜を過ごします。
【二日目(5月4日)】
この日は佐渡の南半分を反時計回りに回る計画。
西側の海沿いを南下して、素浜へ向かいます。
映画 「飛べ!ダコタ」 のロケ地で以前は復元したDC-3がおいてあったようですが、その機体は浜松に移動され、今となってはたんなる海岸です。
さらに海岸線を進もうかと、と行きたいところですが、地図をみてもどうやら道が狭く、行くのは不安だったので、【小木海岸】へ向かいます。たらい舟が有名です。
行ってみて初めて知りましたが、ここの海岸は枕状溶岩でできています。日本はじめて枕状溶岩という用語が使われた場所だそうです。
【岩首棚田】
佐渡ヶ島は小さな島で、海と切り立った岩山ばかりですが、水田がいたるところにあります。
岩首の集落から看板に従って、山側に10分ほど進んでいくと、見晴らしの良い展望台が整備されています。
【姫埼灯台】
国内最古の鉄造灯台。世界灯台百選にもなっているとのこと。
灯台の下では、キャンプもできるようです。
両津へ戻って、佐渡ヶ島一周の旅 ミッションコンプリートですね。
フェリーに乗って 新潟港。温泉施設で夜明かしです。
【三日目(5月5日)】
今年のGW、いつものバイク仲間は九州チームと東北チームに別れて、各々で行動しています。
距離的にも日程的にも、さすがにこれから九州へ行く訳には行きませんが、今夜は東北チームと合流してキャンプです。
新潟 -> 日本海東北自動車道の無料区間を使いながら、R7 をひたすら北上します。途中、東北チームが男鹿半島へ行くとの連絡が入り、能代辺りで合流できそうということに。
途中の立ち寄りポイント
【桔梗屋】http://www.chuokai-akita.or.jp/okasi/okinaame/
お目当ては、翁飴。
手作りで少量生産、店頭販売しかやっていない貴重なお菓子。自然な甘さのソフトキャンディ的なものです。
お父様から引き継いだという、若いお兄さんがガンバっていました。
職人さんですから怪我はできないということで、バイクには乗れないようですが、とても興味をお持でした。ドゥカティってバイクに乗らない人には馴染みのないブランドですが「イタリア車ってどうですか?」と話しかけられ、かるーくバイク談義。
桔梗屋を後にして、R7にて東北組と合流。男鹿半島へ向かいます。
【寒風山】にて
本日の目的地、十和田湖へ向けて進みます。
途中、名物(?) ババヘラアイス。懐かしい味。
花のように盛り付けてくれます。懐かしい味。
目的地到着【十和田湖出キャンプ場】
炊事場の水は飲めませんが、トイレもキレイでよく整備されキャンプ場です。
今回のツーリング最初で最後のキャンプです(^_^;)
テント設営程なく、宴スタート!
春の野草の天ぷら。旨し。
炭火も熾して、楽しい食事を満喫です。
【四日目(5月6日)】
最終日。朝から雨の予報です。早起きして、雨の降り出す前に撤収。
渋滞が予想されるので、途中休憩を取りつつ、渋滞ピーク時間を避けつつ一路東京へ戻ります。
途中、仙台で立ち寄って昼食です。
【牛たん利休 泉本店】
柔らかい肉厚の牛たんを堪能。
休憩と渋滞解消の時間潰しに【コロナワールド】へ。
空が暗くなってから、再出発。
常磐道経由にて帰宅。途中レインコートを着るものの、関東に戻ってくることには、雨は上がってました。
0:30 帰宅
総走行距離 2030Km
よく走った!