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桃色ぞうのブログ一覧

2019年08月14日 イイね!

渡会本店訪問追記。先人に学ぶ

渡会本店訪問追記。先人に学ぶ
夏の旅行は山形県鶴岡市に行ってきた。
渡会本店さんを訪ねた際の様子はこちら

こちらは酒造資料館を兼ねていて、昔の酒造の道具類だけでなく酒にまつわる文物の収集にも力を入れていた。
中でも感銘を受けたのが、県内各地で、酒にまつわる墓石や戒名、墓碑銘などを収集した写真類。一枚写真で見にくいが、いくつか紹介する。
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「強呑院蕩楽日寝居士(ぐいのみいん とうらく ひるね こじ)」。
この戒名を付けたのは本人か坊さんか知らないが、なんというか、圧倒的。

その下は辞世の句だろうか。
「我死なば 酒屋の桶の 下におけ 年月ふれば しづくもるらん」

おこぼれ目当てのようでなんだか意地汚いが、これは酒呑みの心理。だがオケで韻を踏んでいるところは油断がならない。

他にも、墓石を酒甕やひょうたんの形にしたのがたくさんあるが、中には祭り上げられて「禁酒のかめ」なるものがある。
紙で封印して願をかければ大酒飲みが治るというが、余計なお世話だ。

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墓石の形に、盃を伏せた徳利の形をしたものがいくつか。阿闍梨といえば徳の高い僧侶だったろうと思うが、やはり酒杯は手放せなかったものか。

「一生を 計ってみれば 樽の酒 酔ふも醒むるも 夢の夢なり」
なんとなく太閤秀吉の辞世を思い出す。一生と一升を掛けているところなぞ味わい深い。

「人として 一つの癖は あるものよ 我にはゆるせ 夜酒朝酒」
これはもう美しい。

最後は、同じ資料館にあった有名人の色紙コレクションから。
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「サザエさん」のマスオさん役でお馴染みの声優、増岡弘の色紙。
こちらも大いに酔うた。

Posted at 2019/08/15 00:36:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | お酒 | 旅行/地域
2019年07月21日 イイね!

西伊豆やけくそツーリング

本日7月21日は志都呂ミーティングに行く気満々だったものが、実は事前エントリー制だと気づいたのが前日の深夜とお粗末様な成り行きで、もう今日は一日酒でも飲んでいようかと思っていたのだが、1週間かけて焚きつけた走りの虫が収まらず、それなら戸田漁港で深海魚でも食いに行こうかと出かけてみる。締まらないことこの上なし。

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そんなわけで戸田漁港前の丸吉食堂。
珍しく道路が空いていたこともあり、開店間際にお邪魔することに。
こんなに空いている時に来たのは初めて。

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待望の深海煮魚定食。
いい味だったけど煮魚の身が小さいのが残念。初夏は旬ではないのかもしれない。お刺身で補充してある感じ。
ドンコや赤ムツならもう少し身が大きかったのかな。

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食後は漁港を散策。
前に来た時はタコ釣ってるじいさんがいた。

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時々晴れ間が見えるのでもしやと思い、達磨山に登ってみた。
エンジンマウントとショックアブソーバーを新品に交換して峠道も実に快調だったが、何せ2CVである。ステアリングがスローでハンドルも大きいのでフル回転で回しても手アンダーが出てしまう。そしてパワーがナニなので登りでは後続車の視線が痛い。やっぱりこいつはまっすぐな道をボケーっと流しているのが一番似合う。

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達磨山といえば海からそびえる富士が見える、富士山の最高の眺望スポット。
雪をいただいていない富士をじっくり眺めるのは初めてかも。直前まで曇りだったので雲の表情もいい。

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上空の風が強く雲の流れが早いので、陽が遮られるとナニやらこの世の終わりのような風景も。

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さて、東名が混み出す前に帰途につく。
西伊豆の海岸線を舐めながら走るのは気分がいい。
日差しも強くなく、屋根を開けて走るのがちょうどいい陽気だったが、そろそろ暑くなるから秋口まではお預けかなぁ。
Posted at 2019/07/21 20:57:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 走り | 旅行/地域
2019年05月26日 イイね!

軽井沢ミーティング2019トークショー “NE”は如何に

軽井沢ミーティング2019トークショー “NE”は如何に
軽井沢ミーティングにおけるトークショー、毎回何かニューモデルに関する情報が出ないかとかぶりつきで聞きに行くのだが、今回、30周年とは言えいわゆる次期ロードスターNEについてはまだまだ先の話だから、NDのビッグマイナー関連で何か出れば儲けもの程度に構えていたのだが、そうでもなかった。

まずは主査の交代を告げられてビックリ。
中山氏に代わり、斎藤氏が任に就くとのこと。事前の情報収拾をしていないわけではなかったのだが、さすがに人事情報までは入ってこない。
中山氏、今やマツダを代表するプレゼンターといっても過言ではないが、これからはロードスターだけでなくマツダ全体のブランドを売り込みに駆け回ることになるのだろうか。

さて、新主査となった斎藤氏が、次期NEについて、「個人的な希望」と断りつつこんなことを口にした。

「1リッターのSkyactiv-Xを積んで****(この部分は聞き取れなかったが、多分安全基準や環境基準の話)をクリアして1tを切る」
「小排気量ターボはやらない。やるならモーターアシストを付ける」

斎藤氏はかなり具体的で明快な思考をお持ちのようで、端的に表現してくれているように思う。

Skyactiv-Xエンジンは言わずと知れたマツダの新技術、ガソリンエンジンで圧縮着火を世界で初めて実用化した注目のエンジンである。
しかしこのエンジン、今までガソリンエンジンの弱点であった過渡域燃費を劇的に改善するものではあるが、パワーやトルクを劇的にアップさせるものではない。新技術のアピールという面はさておき、これをあえてロードスターに積むメリットというと正直あまり思いつかない。
まあ、マツダの製品ラインナップ全体での燃費改善の必要からこれを積むのだろうと理解している。

Skyactiv-Xではルーツ式ブロワーを使用しているがこれは掃気のためで、排気量1リッターとなるとこのままではトルク不足に陥るので、モーターアシストを使うというのだろう。
まあアクセルに対する応答性はやはり電動モーターの方が優れているので、ロードスターとの相性も悪くはないはず。そしてモーターが苦手な高速域の伸び感は新型エンジンの出番なのでこちらも申し分ないはず。気になるのはモーターとエンジンの境目のつなぎ込みだが、確かマツダのハイブリットは元はトヨタの技術だから、この辺のノウハウを独自に構築するのは時間がかかるかも知れない。

また、現行2リッター4気筒のみのSkyactiv-Xについても今後はバリエーションを増やすのだろうが、1リッターエンジンの開発はボア&ストロークを縮小して4気筒で行くのか、それともシリンダー数を減らして(2気筒?!)実現するのか。
前者なら燃焼室が大幅に小さくなるので燃焼の設計も新規で必要になるし、後者ならマツダには4気筒エンジン以外の振動のノウハウに乏しいので新規開発は手間となる。
このあたり興味は尽きない。

また斎藤氏からもう一つ気になるフレーズが。

「効かないブレーキ」

これ、國政久郎 著「営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由」を読んだ時に同じことが書かれていたが、最近の車のブレーキはON-OFFスイッチのように、ペダルを少しでも踏むと制動力がほぼ最大まで立ち上がってしまい、うっかり踏めない。そのため皆、腫れ物に触るようにブレーキを踏むしかない。最近では急ブレーキが踏めない人が増えているとも聞く。

それに対し、そっと踏めばそっと効き、ガツンと踏めばガツンと効く。そのためにぺダルに足を乗せただけでは効かないようなブレーキがいい、というお話。

自分もシトロエン2CVに乗っている経験からこれは大賛成。
2CVのブレーキは効かないと一部で評判だが、思い切り踏めばきちんと効く。一見力が必要なようだが、ブレーキを踏むと慣性で体が前に移動して自然に足に体重がかかるので踏力が足りなくなることはない。
そして、踏み始めてから効きを調節できるので、踏むのに躊躇がないのがいい。こういうブレーキは気が楽でいい。

しかし世間からは、単にブレーキの効かない危険な車と叩かれるかも知れないので、今から綿密な洗脳啓蒙が必要かも知れない。

まあ色々書いたが、NDを8〜10年生産するとして、NEの登場は2023〜2025年頃となる。気の長い話だから、あれこれ妄想しながら待つのがこれからの楽しみ。
Posted at 2019/05/30 22:37:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑談 | クルマ
2019年05月02日 イイね!

澤乃井園 〜奥多摩のんだくれ紀行

澤乃井園 〜奥多摩のんだくれ紀行奥多摩ミーティングに参加し始めて10数年。ほぼ月一で奥多摩に通っているのだが、恥ずかしながら奥多摩という土地のことはほとんど知らない。いつも通っている青梅街道の途中に日本酒 澤乃井の酒蔵である小澤酒造があるのを知っているし、そこの酒もなんども飲んでいるが、酒蔵はいつも通り過ぎるだけ。ここはゆるいカーブの先が長い直線で、中程から思い切り踏(以下自粛)としか考えていなかったが、一度ちゃんと訪れてみたいと思い、今回は電車に揺られてみる。

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奥多摩へは、休日には新宿から直通の快速電車が出ている。
ところが小澤酒造の最寄駅である沢井駅には快速は止まらない。青梅駅からの接続には20分もかかるので、一つ先の御嶽駅から2分ほど歩く。
観光客で賑わい、外国人も少なくないが、大概はデイパックを背負ったハイキング目的と思しき客で、飲んだくれ目的らしいのは自分ひとり。

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歩きとはいえ下り坂なので大して苦にはならない。途中登ってゆくロードスターが2台ほどあったが、大麦代で見たような見ないような。そうこうするうち目的地に到着。

澤乃井園。料亭や資料館などを併設した一種のテーマパーク。庭園風の設え。

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脇目も振らず飛び込んだのが唎酒処。澤乃井の酒を全種類と、あまり流通していない限定のお酒を全て味見できる夢のような場所。

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おちょこ一杯200〜500円。しかも2杯目以降は100円引き。実質飲み放題。この地に立ったことを五体投地で酒の神に感謝しつつ最初の一杯を求める。

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令和の始まりを寿ぎつつ乾杯。



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右側が「さわ音(さわね)」、軽い口当たりで酸味も効いて、どこまでもピュアで最初の一杯にふさわしい。
左は「東京蔵人(くらびと)」。酒粕の香りがして口当たりが甘いのに、実は辛口で後口スッキリ。


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「大吟醸」。おすすめはこれかもしれない。酸味とコクのバランスが良く、食べ物にも合う。

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純米大吟醸 芳醇参拾伍」。大吟醸に比べ酸味とコクが立つ。

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「凰(こう)」。澤乃井の最高峰。大吟醸にさらにコクが加わり、しかも辛口。全く飲み飽きないが、肝臓より財布の限界が先に来る。

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少し趣向を変えて「元禄」。これは江戸時代の製法を再現した古来の日本酒。杉樽の香りだろうか、独特の香りとコクがあり、色も濃い。煮込みやタレの焼き鳥が欲しくなる。

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「蔵守(くらもり)」。6年古酒。日本酒ではなかなか珍しい。濃厚で紹興酒っぽい味と香り。これは好みが分かれるかもしれない。水割りにすればちょうどいいかも。

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「彩は(いろは)」。樽の香りを前面に出した感じは元禄と似ているが、それよりスッキリしていて、日本酒を飲み慣れない人にはこちらの方がおすすめ。

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「蒼天生酒」普通の蒼天の方は飲み慣れているし、流通もしているので飲んだ人も多いだろうが、こちらは火入れをしていないのでより酒粕の香りが立つ。

他にも随分と飲んで、ゆず酒と梅酒以外は全種類飲んだ(と、思う)。

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ここまで飲めばアテも欲しくなるが、そこは抜かりない。
一通り日本酒に合いそうなのは揃っている。

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板わさ。ツンとしたわさび漬けでスッキリ目のお酒に当てる。

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モツ煮。居酒屋の定番とて酒に合わないはずもない。今回は元禄と合わせてみた。

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ちょっと珍しい、「畑のお肉」。大豆タンパクを原料にした人工肉だが、食感はスジ煮かタンに近い。甘辛く煮付けてあり酒に合うが、冷たいのが少し残念。

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酒どころはどこも水がいい。
ここも奥多摩の湧水を原料にしていて、水質はあくまで柔らかい。
酒泉神に感謝して飲むもよし、酔い覚ましに呷るもよし(大半はそっちの用途だが)。

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酒蔵は見学できるが、ゴールデンウィーク期間中は予約が一杯とのことで入り口を拝むだけ。

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園内は多摩川を渡る吊り橋が設けてあり、対岸に行くことが出来る。
(そして写真を縦にする方法がわからない)。

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対岸にはお寺があり、観光客が自由に鐘を突けるようになっている。石段を登った先が本堂だが、酔っ払いの足にはおぼつかないので行かずじまい。
(写真が横に寝ているのは酔っているせいなのか)

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新緑と渓流が美しい。
(そしてもはや縦に直すのは諦めた)

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着いた時は時々雨が落ちるような天候だったが、昼過ぎには晴れ間も見え始めた。
庭園風の作りに所々野外席も設けてあり、外飲みには理想的な環境。
(みんカラの仕様はMac osと相性が悪いのでそのせいなのか)


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何もかも美しい。
此処は飲兵衛のユートピアといっても過言ではない。
死んだら此処に埋めて欲しいくらい(大迷惑)


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そんなこんなで時も経ったので、沢井駅から帰りの電車に乗る。
正直、周りの風景はツーリングで見慣れたものだが、たまにはこんな旅も悪くはない。
Posted at 2019/05/03 22:23:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | お酒 | 旅行/地域
2019年03月24日 イイね!

筑波やらかし その後

筑波やらかし その後というわけで、フロントリップスポイラー修理。リップが傷だらけのままで、バンパー交換の引き伸ばしかもしれないが、とりあえずこれでガマン。

しかしリップの傷をよくよく観察すると、上側が傷だらけなのに下側はあまり傷がない。
縁石に当てたと思っていたが、実際には縁石のさらに外側の土を掘ってしまったのかもしれない。
Posted at 2019/03/27 22:29:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑談 | クルマ

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「カレーのアタマで飲む。
このジャンク感がたまらない」
何シテル?   07/05 17:51
桃色ぞうです。 酒とクルマ、趣味の両立に悩むロードスターのり。良く訓練された酔っぱらいだけに見える、ピンクのゾウを探し求めて行方不明の旅。 たまに大麦代駐車...
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