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2018年05月04日 イイね!

三陸の旅その5 福島 大熊町〜富岡町

三陸の旅その5 福島 大熊町〜富岡町三陸の旅の帰り道。どうしても寄っておかなければ、と思った場所がもう一つ。

やはり4年前に訪れたJR常磐線 富岡駅。

岩沼市から国道6号線一本で南下してゆくことになるが、その沿道に、東日本大震災といえば外せない場所、福島第一原子力発電所がある。
今回、国道6号線が開通したので、そのすぐ脇を通ってみることにする。
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この先、帰宅困難地域の表示。
2輪車、軽車両、歩行者は通行禁止とある。現に、前を走っていたバイクは、対向車線からきたパトカーに注意されて引き返して行った。
しかし、こちらは4輪でもオープンカー。フルオープンで走っていたが、パトカーからは特に何も言われなかった。
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帰宅困難地域に入る。
4年前は確か、右の建物のところでUターンを指示されたと思う。
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立番している警官の姿を見かけた。
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福島第一原子力発電所への入り口。

この付近でも、放射線量は3マイクロシーベルト/時に届かないくらい。
防護服が必要な危険な線量は、発電所敷地内でも原子炉建屋付近の限られたエリアだけになったそうな。
ここに着く前はスキを見て車を止めて撮影でも、と呑気なことを考えていたが、流石にまだそんな雰囲気ではない。通常速度で通過する。
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大熊町市街。
一見何事もなさそうだが、建物の中は封鎖されている。死んだ街だ。
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住宅地を通過。
私有地の入り口にはフェンスが立てられている。
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確かこの辺りで帰宅困難地域は終了。
目指す富岡町に入る。
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さて、4年前に富岡町を訪れた時、震災から3年以上経過したというのに、被災時から殆ど手付かずの様子にショックを受けた。当時はまだ帰宅困難地域であり、復興は手付かずだったのだ。

これが当時の富岡駅。
津波で押し曲げられた看板もそのまま。

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駅前商店街の様子。
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そして今回訪れた富岡駅。
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ほぼ同じ撮影地点を選んだつもりだったが、よくわからない。それほど当時の面影はない。

当時、道端のお地蔵様に真新しい花が備えられていて感激した。
つまり、あの破壊された街にも頻繁に花を供えに来る人がいたということだ。

当時は通り過ぎただけだったが、今度こそ手を合わせていこう、と決意してここを訪れたのだが、道の形さえ変わっているので、記憶だけが頼りでは、もうどこにあるのかわからない。あるいは撤去されてしまったのか。それがどうにも心残りだ。




JR常磐線も、この富岡駅までは電車が開通している。
当時は線路の様子を見て呆然とした。ここが元の姿を取り戻すことはあるのだろうかと思った。
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それが今回の様子。
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よくぞここまで。
復興に当たった方々の努力を思えば頭が下がる。

踏切を渡った先に富岡漁港がある。
これも当時は最初何があったのかわからず、宿に帰って調べて見て、漁港の跡と知って恐ろしくなったものだが、
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今は漁港の再建に向けて動いているようだ。
当時の撮影ポイントは防潮堤のあたり。今は立ち入り禁止。
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富岡駅前にはコンビニ兼軽食スタンドのようなものがあり、この日はそこで桜うどんを食べた。漁港が再開する頃には、そこで海鮮丼なども食べられるだろうか。その頃になったらまた来てみよう。

この日の放射線量、0.1〜2.8マイクロシーベルト/時。
このまま常磐道に乗って帰路に就く。上りの渋滞はそこそこだったが、途中のパーキングエリアが全て満車で難渋した。それでも22時ごろまでには帰れたと思う。
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Posted at 2018/05/13 00:09:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2018年05月04日 イイね!

三陸の旅その4 岩沼市 仙台空港付近

三陸の旅その4 岩沼市 仙台空港付近さて気仙沼に一泊した後は帰り道となる。
その途中に気になる場所があるので行ってみた。
例によって浸水範囲概況図で見ると。alt
仙台空港付近は低地が多く、浸水範囲は今まで見てきた三陸沿岸とは比べ物にならないほど広い。この付近、被災時は水田がほとんどだったようだが、海岸線と平行に走る南貞山運河と海の間に挟まれた赤丸の部分には、そこそこの規模の集落があった。

その跡地が、千年希望の丘 相野釜公園。
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実はこの近辺、4年前にも一度訪れている。
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当時は被災地域の広さと荒涼とした風景に呆然としたものだが、あれから復興も進み、見違えるほど風景が明るくなった。



公園には高さ11mほどの丘が3つほどある。
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これは震災がれきと津波堆積物を再利用して造られた。
津波の襲来時、この近辺に元からあった、高さ11mの丘に登って三人が助かったという事実があり、それを教訓として作られたものだ。いざ津波が来た時の避難場所として、また内陸に向かう津波の力を削ぐ役割も期待しているとか。
階段の左側の看板は今回の津波の到達予想高。

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丘の上からの眺め。
避難場所といえば、目の前の嵩上げした道路より先は、走って辿り着けそうな位置に高台は無い。

この公園では、震災で残った住宅の跡が、震災遺構として保存されている。
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被災前の様子がイラストに描かれている。
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何もかも破壊されてなお、かつてそこにあった人の営みを雄弁に物語るトイレ。
笑って良いやら泣いて良いやら。
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浴室のタイル。
トイレといい、住宅の水回りは意外に頑丈。それが切ない。
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土台にタイルなど貼って、洒落た家だったのだろう。
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公園の外にあるのだが、すぐ近くにある、被災したお屋敷。
周りが平らなのでランドマークとなっている。
一階部分が失われている。
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4年前にも見たのだが、いくらか片付けられているようだ。これも震災遺構として保存されるのだろうか。
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この近辺に6つあった集落は、なるべく以前の形を残したまま、より高台の方に集団移転したという。この付近の土地は今後人が住むことなく、公園兼津波の緩衝地帯として整備されるという。その所為か、この公園は辛い記憶を封印するように美しく整備されつつある。桜の苗木も植えられていたので、将来は桜の名所になるかもしれない。

震災の記憶を風化させない、とはよく聞くが、ここではここの暮らしがあり、いつまでも観光客向けの悲劇を演じ続けるわけにもいかないだろう。そろそろ区切りが必要だ。
Posted at 2018/05/12 22:37:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走り | 旅行/地域

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何シテル?   07/05 17:51
桃色ぞうです。 酒とクルマ、趣味の両立に悩むロードスターのり。良く訓練された酔っぱらいだけに見える、ピンクのゾウを探し求めて行方不明の旅。 たまに大麦代駐車...
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