2017年08月20日
どうもここのところ天気が良くないが、そんな中でも宮ヶ瀬に行ったり都幾川に出かけたりシフトリンケージがナニしたりと色々あった。
お盆中は2CVが人員輸送に駆り出されたりしたが、その時思ったこと。
2CVはやはり4人乗り前提で設計されているらしく、4人乗るとそれなりにパワー不足になるものの、ブレーキの効きや加速の飛び出し感が穏やかになり、乗り心地にもしっとり感が出て、1人乗りの時よりも2CVらしさを感じる。
まあ見た目も空車時はリアが思い切り持ち上がっているし、タイヤの指定空気圧もリアの方が0.4kgも高いので、4人乗車時に一番バランスがいいのは明らかなのだが、改めて一家に一台のクルマとして作られたのだなぁと感じる。
やはりクルマを知るのに当初の設計思想を紐解くのは重要なんだけど、そこからまた違う文脈に置いても十分に通用するというのがこの製品の偉大さなんだろうと思う。幾通りも違う読み方のできる名著のような。
… ニコチンを摂取すると色々余計な妄想が湧いてくる。とりあえず、オレンジツリーのタイカレーは美味かった。
Posted at 2017/08/20 22:41:33 | |
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走り | クルマ
2017年08月02日
我が家のアヒルは純正のイグニッションコイルが取り外され、代わりに写真のような謎のユニットが付いている。
みんカラを始め他のブログでも見かけないし、ULTRAと書いてあるけれど、よく見かけるラジコン用エンジンのヘッドのようなセミトラユニットとも違うようで、ラベルの表示を頼りに検索して見たら、永井電子のハイパー・イグニッション・システム No.8910 というものらしい。
なんでも、イグニッションコイルとセミトラユニットが一体化したものらしく、これのおかげなのか、我が家のアヒルはクランキングこそやや長めなものの、よく聞く2CVの点火系トラブルとは無縁で気楽に乗れる。旧車外車ビギナーには誠に有難い仕様で、これを付けたであろう前のオーナーに感謝である。
ただ、このユニットは専用のプラグコードが必要になるのでその点だけは少々面倒。
まあ、プラグコードを日本製にしたいと思えば、自ずと永井電子で注文お取り寄せになるので大して手間は変わらないのかもしれないが。
おまけ。
純正イグニッションコイルはValeoというメーカーのものだが、製品のバラツキが大きく、新品で取り寄せたものがダメだったとか信じがたい話も聞く。
そんな中で、あのNGKが2CV用のイグニッションコイルを作っていたと知る。

正確にはNGKのドイツ法人が英国で生産した(ややこしい)もので、日本ではねこあしエンジニアリングというショップで扱っているらしい(画像もそこから拝借)。天下のNGKだし信頼性は申し分ないだろう。
ユニットかプラグコードの寿命が来た時には、このコイルと何かと評判の良い123イグニッションの組み合わせも試してみたい。
Posted at 2017/08/02 21:13:36 | |
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